タグ： mikoCoC 談話室卓

大学院の医学生。大学院生ということもあって成績はそれなりには良い。 医学で皆を救いたいんだ！…というより「人を立ち直せられる学問」という面で医学に興味があって医学生になった。 性格はなんか軽い。なんかチャラい。言ってしまえばフレンドリー。その性格あって友人は多い。 友人は多いのだが色恋関連の話には全く持って無縁。そうなってしまったというより、本人の興味が全く無いためである。(ﾟДﾟ)恋愛?ﾅﾆｿﾚｵｲｼｲﾉ? それなりに顔は良いので何回か告白されたこともあるが、とりあえず気まずそうに「友達でいようね！」と言って夢を切り裂いてきた人である。 「好き」と言われてもそれを安易に信用してはいけない。彼女の好きはloveではなく、限りなくloveに近いlikeである。 彼女に彼氏ができる日は来るのだろうか。 ただ、友人に悪い虫がついてたら取り払う。恋愛に興味はないけど友人は大事。 それ以前に、彼女の人との距離感の基準はかなり近い。友人全員恋人並み。やはりチャラい。 なので基本的にどんな人も友達以上恋人未満。もちろん人による差はあるし、不快に思う人だって（ごくたまに）いる。 なおあまりにチャラい（フレンドリー）ので初対面の一部の人は結構動揺する。 また、疲れたときや集中したいときには（棒付き）キャンディーをよく舐めてる。 チュッパチャプスやポップキャンディなど。おいしい。糖分は医学的に見ても疲労や集中力低下にうんぬんかんぬん 飴は噛んじゃう派。棒付きはその限りではない。 行き当たりばったりな性格にも見える上、知識量は並みだが、精神力や地頭はまあまあ良く、意外と普段から様々なことを考えている。 悪い虫を取り払えるのもその一例。医学部に入れたのはその姿勢もあるかもしれない。 【とある美大生について】 大学からの帰宅途中にばったり出会ったその彼女は、絵を描いていた。いや、絵じゃないかもしれないけど。何か、ふと立ち止まっては、熱心にノートに書きこんでいた。 面白そうな子。だと思った。そう思い声をかけてみたが、少し驚かせてしまったらしい。ははっと思わず笑いがこぼれる。 話してみると、彼女はどうやら同じ高校だったようだ。まあ、卒業後のことだったので気づかなかったが。 彼女は私のことを優しげな笑顔で「先輩」と呼ぶ。なんだか嬉しい。彼女にまた会いたいな。 ＿＿＿＿… …目を覚ますと、そこは見知らぬ病院だった。飛び込んできた光で眩む視界。そんな中、どこかから彼女の声が聞こえる。 …医師から説明を受けた。どういうことだろう…。今までの記憶を必死にたどり、状況を整理しようとしてみた。けれどそれは、この現実世界においてはあまりに不可思議で、理解しがたいものとしか言いようのないことだった。 …だが、これだけは言える。私は、彼女に救われたのだ。 …救おうとしたのに逆に救われるなんて…本当、しっかりした後輩だよね。私はいつもの笑顔を彼女に向ける。

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