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現在は「黒のウォルシンガム」に所属。 目として動けるよう、日々訓練中。 性格は明るく活発、やんちゃ。 彼女の過去を知らない者には、事件の被害者であるとは思わないだろう。 幼少期のとある夜。 ふと目を覚ました彼女は外にいる不審な人物に気が付いた。 幼い思考ながらこのままでは危険であると判断した彼女は独り、床下へと潜んだ。 そのまま息を殺していると複数の足音が家へと押し入ってくる音。 何かを倒す音、何かを探る音、そして何かを刺したり切ったりする音。 それがしばらく続いた後。 彼女の頬に何か生暖かいものが垂れてくる。 幼い彼女にも、それが血であることは理解できた。 そのまま、どのくらいの時間が過ぎたのだろう。 気が付くと彼女は保護されていた。 それが、数年前の話。 記憶喪失であると知れたのは事件から一週間ほど後の事。 事件後、何があったのかと問いかけてもずっと無言だった彼女がある日、口を開いた。 年齢を考えても異常なほど拙く発せられた言葉は要約すれば、なにも思い出せない、との事だった。 それからしばらくの間は記憶と共に言語を取り戻す訓練が行われたと言う。 現在でも失っている記憶は本人でも完全には把握していない。 自らの名前も失っていた彼女はリリィと名乗るようになった。 興味本位で彼女にこう聞いた人物が居るらしい。 犯人が見つかったらどうする、と。 彼女は短く、「わからない」とだけ答えた。 その表情は感情が伺い知れないほどに黒く、そして見た人が怯える様なものだったとか。 特徴 ・GL3-3　D悲嘆に暮れている　技能P+35 　　正気度ポイントを-1d10 　　探索者とキーパーはその背景を創作すべきだ。(配偶者、子供、または肉親の死などの悲劇) ・Codename：The Seer 　　貴方は、チームの「目」だ。 　　同期の中でも、最も調査能力を評価されている。 　　〈目星〉〈図書館〉に、合計50点の成長ポイントを自由に振り分けて良い。 セッションログ ・『女王陛下のサーヴァント』　-LOST

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