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クトゥルフ PC作成ツール
名草 ミモノ
ID:3589467
MD:29c0d3706a30d3b8ebaea15aaac45ef4
名草 ミモノ
タグ:
いつかそこにいた人
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
なぐさ-みもの 高校二年生。 身体のあちこちに殴られたような傷がある。 口数はあまり多くない。というか話す相手がいない。 ◇部活もなにもしていないので2015職業「自宅警備員」で技能をとりました。 職業技能:隠れる、聞き耳、コンピュータ、忍び歩き、図書館+個人関心技能3つ(→目星、心理学、医学) 職業特記:CON-1 以下、見てもあまり幸せにはならないキャラ設定 * 父親は、当時17だった母親を犯して孕ませた。 その時彼はすでに40手前で、確かな経済力と社会性のある男だった。 未成年だった母親はまだ未熟で、 未成年を犯すような男が、人の親どころか、人間として最悪だという事実に気づくことはなかった。 母親は高校を中退、家出するような形で父親と結婚した。 父親の家で暮らし始めた母親は、ほとんど父親の飼い殺しの娼婦だった。 十月十日の日を経て(実際のところはやや早産で)娘が生まれた後でなお、 父親は仕事から帰れば、傍で泣く自分の子の声を聞きながら母親を抱いた。 何度か孕んだ子はすべて堕ろされた。 母親は半ば苦しみながらも、それでも人でなしの夫の手をかいくぐって、たった一人の娘を懸命に育てた。 彼女が彼女自身の苦しみと向き合うことは、己の愛を、選択を、疑わなければならないことだった。 自分は幸せであると思い込むことでしか、彼女は彼女自身を守れなかったのだ。 そもそも、家族との縁も経たれて久しい彼女に逃げ出す先などありはしなかった。 生まれた子が中学にあがるころ、母親は30になっていた。 父親はもはや若さを失った妻には興味を無くし、その興味は実の娘へ移っていった。 軽い性的接触程度で済んでいたのは数カ月、大人の男の力に幼い少女が敵うはずもなく、 父親の娼婦の役目は、母親から娘へと引き継がれた。 母親が、娘に伸びるその手を阻むことはなかった。 母親にとって父親は世界のほとんどだったのだ。 父親に愛されていることだけが、自分が幸せであると信じられる唯一の理由だった。 彼女はごく自然な感情として、夫を「横取りした」娘を妬んだ。 そしてその目の届かない場所で、娘に暴力を振るうようになる。 一方の父親は、母親によるその仕打ちに気付いた上で、それを密やかに悦んだ。 その暴力は、嫉妬である。かつて若かった母親の、自分に対する執着である。 その憎しみは愛と曲解され、彼の承認欲求を満たしたのだ。 彼はよりその嫉妬を煽るように、見せつけるように、娘を抱いた。 父親からの強姦と、母親からの暴力が浴びせかけられる毎日。 名草ミモノにとって家はけして心和らぐ場所などではなかった。 家族は最も信頼できる相手などではなかった。 さて、そんな毎日がいつまで続くかと思われたが、娘の中学卒業が近くなったころから状況は少しずつ変化する。 母親が浮気を始めたのだ。 父親の興味が自分に戻ることはない。いよいよもってそれを悟った母親は、別の男と関係を持った。 今時、スマートフォンさえ持っていれば、一切のコミュニティを持たずとも他人と関係を持つことはできた。 母親は家を空けることが増え、暴力の頻度は徐々に下がっていった。 救われたと思ったのもつかの間、それを面白く思わないのは父親のほうだった。 彼にとって妻から娘への暴力は、妻の自分への執着を示すものだった。 だからそれが失われることは彼にとっては許せないことだったのだ。 父親は、その責任を娘に向ける。 より手酷く娘を抱いて、苛立ちのままに娘を殴った。 もはやそんなことで、母親の興味が自分に戻ることはないというのに。 * 高校の制服に初めて袖を通したのは、入学式のためではなく、父親とのセックスのためだった。 名草ミモノがそのような環境にあってなお、高校進学を希望したのは、ひとえに母親と同じ運命を辿りたくはなかったからだ。 他人とのコミュニティを失い、家だけが世界のすべてになった女がたどる末路は知っていた。 公共交通機関を使用しない範囲で、なるべく家から遠い学校を選んだ。 部活も習い事も許されなかった彼女にとって、通学時間だけが家を離れる手段だった。 希望した高校がそれなりの偏差値を持つことが幸いし、父親もそれを許した。 中学でわずかに居た友人とも言えない程度の友人は、皆違う高校へ進学し、それ以来交遊はない。 同じ高校に進学したのは、ほとんど面識もない他クラスの生徒が数人といったところだった。 傷の多く口数の少ない彼女に新たな友人ができることもなかったが、それでも学校にいる時間は父親の手から自由であり、 それだけで救われるようだった。 「あいつ父親に抱かれてるらしいよ」。 高二の春。誰からともなく、そんな噂が立った。 クラス替えも終わり、誰もがどこか浮足立つ時分のことだった。 ささやき声は次第に声量を増し、誰か直接確認してみろよと軽口が舞う。 それを真に受けたのか、単に自分自身の興味だったか、一人の男子生徒が名草ミモノを呼び出した。 六月のことだ。 君のことが心配で、とか、適当な言葉を乗せて男子生徒は彼女を家に招いた。 高校近くのとあるマンションの一室だった。彼の両親は夜まで帰っては来ないそうだった。 自室で、彼は彼女を抱いた。 世間一般としてはどうにせよ、父親にされるよりずいぶんと丁寧な仕草だったのがおかしかった。 その日家に帰れば、帰宅が遅れたことに対してひどい叱責を受けた。 他人に抱かれたことは、父親にはなんとか隠し通した。 母親の浮気にあれほど怒り狂った彼だ、それが悟られたのちの結果は知れていた。 翌日、教室の黒板の真ん中に名草ミモノの写真が貼り出されていた。 誰かの部屋のベッドの上で裸で横たわっている姿だ。 生徒たちはそれを遠巻きに見て、表情をしかめたり秘めた笑い声を漏らしたりしていた。 彼女自身もそれを目撃したが、視認した後、なにをすることもなく席についた。 生まれてこのかたの17年間。虐げられ続けた彼女なのだ。もはや「そんなこと」でどう思うでもなかった。 写真は結局、あの男子生徒と同じグループの学生が、廊下に響いた教師の足音に 「やべっ」と漏らして半笑いのまま回収するまで、ずっとそこに貼り出されたままだった。 彼女を犯した彼はと言えば、薄く笑ったままその一部始終を黙って眺めていた。 * その件以来より一層人の寄り付かなくなった名草ミモノに対し、実に数週間ぶりに声をかけたのは一人の女子生徒だった。 人のいなくなった放課後の教室。無記名の手紙で呼びつけられた名草ミモノに、 女子生徒はひどく不機嫌そうな顔つきで「ほんとにヤッてないよね」と問いかけた。 彼女の真意は明白だった。その女子生徒は、件の男子生徒の恋人だったのだ。 その問いになんと答えただろうか。それはこの際、大した問題ではない。 女子生徒の中でほとんど真実は確信されており、そして事実もそれと同等だった。 あるいは名草ミモノが口達者に嘘を騙れば、その後の悲劇こそ避けられたのかもしれないが 先述に同じく、彼女はもはや何に抵抗するつもりもなかった。 * そうしていじめは幕を開けた。 発端はその女子生徒。 交際している彼氏がクラスの別の女子を犯した、という事実は、 あるいは「寝取られた」とも思われかねないと、彼女は危惧したのだ。 すでに起こった事実は変えられない。 ならばクラスでの名草ミモノの立場を改めるしかない。 彼女にとって、名草ミモノはクラスに共有される「慰み者」でなくてはならなかった。 見せつけるような嫌がらせは、徐々に周囲を巻き込んでいく。 感化されやすく、そしていつだって刺激的な興奮に飢えている未成年たちが 「攻撃してかまわない」とレッテルの付いた存在に何をするかはあえて語るまでもない。 想像しうるあらゆる手段をもって、そのいじめは加速していく。 当の男子生徒は自分の恋人の真意に気づいていたただろうか。 おそらく気づいていたろう。しかし、彼がそれを止めることはなかった。 理由は、かつて一度述べたとおりである。 男の性欲、女の嫉妬。 女の暴力と、男の承認欲。 家でのこととまったく同じ構図をもって、彼女の高校生活は蹂躙されていったのだ。 * 参加予定シナリオ 「金曜日の天使」
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
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