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　古海 ルナ（ふるみ-るな） 　同じ空には昇れない。/HO月 【職業】 　ビジネスマンをベースに職業技能を取得 　会計処理ソフトを使って内職している 　やれやれ貧弱お兄さん 　酒とタバコをやる　パチンコはやらない ※吸血鬼に関して勝手なことをたくさん言っています！！↓ 　本名はMare(マーレ)。本名というが、親につけられた名ではなく、吸血鬼としての通称のようなもの。同胞に呼ばれるそれが持ち名になった。子供時代には天使や鳥になぞらえた愛称で呼ばれていて(※)、やがて同胞からの評判で個の名を得た……彼を海と讃える者もいれば、読み替えて悪魔と畏怖する者もいたということだ。 　まあそれも昔の話。今はすっかりその威厳をなくし、怠惰な暮らしを謳歌している。せっせとパソコンを打ち込んで内職をこなしては納品するその姿のなんと慎ましいことか、かつての同胞が今の彼を見ればひっくり返ることだろう。 ※……イタリア語でいうところの「angelo」「pulcino」など、「(私の可愛い)天使ちゃん」みたいな呼びかけのイメージ ＊以下、秘匿バレあり 　夜の海に浮かぶ月に、もっとも似合うものはなんだろう。 　私はこう思う……一艘の小舟が浜から漕ぎ出し、さざなみを立てる広大な水に揺られ、まるい明かりに照らされた白い肌を横たえる少女を運ぶ……悪くない情景だとは思わないかい、オフェリア？ 　───……。 　そんなことも言ったっけなあ、と回想する記憶の中の自分は随分格好つけていた。私の恋人、彼女の名前はオフェリア。この名を持つ女性はみな悲劇に見舞われて死ぬ運命にでもあるのだろうか。それとも、私が美しいからと悲劇になぞらえて彼女を褒めたのがいけなかった？ 　当時の私は、それを願ってあんな詩のような言葉を吐いたわけではないというのに。 恋人について/ 名前：Ofelia Fiore(オフェリア・フィオーレ) 　花のような女性。華奢な容姿と優しい言葉遣いだが、性格はなかなか破天荒。人間でありながら吸血鬼と結ばれたがる、など……。細部はお任せします。 　マーレはそれはそれは蝶よ花よとオフェリアを可愛がっていたが、オフェリア自身はそんな壊れ物みたいに扱わなくていいわと返していた、そんな感じ。持ち物にあるネックレスはオフェリアにもらったものです。 食事について/ 　基本的にとらないが、日本というのはまあどこに行ってもご飯がうまいので、たまに外食している。しかし基本はお酒とタバコ。なんとも不健康だが、この不健康なのが自分の寿命を少しでも縮めてくれないかと思ってそうしている面がある。 にんにくや十字架について/ 　昔はさらさら平気だったが今はなんとなく嫌くらいの感覚がある。 古森メメについて/ 　友人……というより隣人のような距離感。不干渉でいてくれることに助かっている。ソネザキさんにはルナも甘いが、自分が弱くなるにつれて猫アレルギーであることがわかってきてしまい、あんまり触れ合わなくなった。 小ネタ：本ッ当に生まれたての小さい頃は親や隣人の趣味で女装させられていたことがある

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