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PL:やこう　しし 顔に大きな火傷がある拝掌教の信者。 教団内では、教祖様の側近を務めており、色々なお世話をしている。 非常に周りに慕われており、周りにも明るく優しく思いやりのあるように接している。真菰に対しては、幼馴染だからなのか口の悪いことなど嗜めることも多い。 1人称：私 2人称：あなた 3人称：彼、彼女 口調：〜です。明るい。 ダリア様→教祖様 真菰→ゆゆ 鬼灯→鬼灯さん 公喜→公喜さん 怒々峰→ささくん 紫→すずちゃん 〇特徴表 3-07：俊敏・・・どんな時でも鋭く素早く状況を把握できる。 　　　　　　　　＜回避＞の基本成功率が[DEX×2]ではなく[DEX×5]となる。 〇サイドストーリー その場末の温泉街に、仕志は産み落とされた。 母は、夜ごとくたびれた男たちを迎え入れるソープ嬢。 父は、博打に明け暮れ、破綻するたびに目新しい投資話に飛びつき、また地に堕ちた。 負債がかさむたび、彼は手段を選ばなくなった。 労働ビザの切れた外国人たちを掻き集め、風俗店に違法に斡旋し、 その見返りに、売上の一部をピンはねし、管理費と称して搾取した。 時には薬物の運び屋にさせ、時には、裏カジノの賭場に沈めもした。 そうして血のように濁った金で、また卓に座り、また負けるのだった。 仕志は、そんな父と母の"商品"だった。 小さな身体は、金を引き出すための道具でしかなかった。 親権を盾に、生活保護費と子ども手当を貪る。 その裏で、"子育て"という名の暴力が日常を支配していた。 熱湯は、日常茶飯事だった。 不満をぶつけるためのコップの代わりに、父は鍋を掴み、沸騰する湯を仕志に浴びせた。 耳たぶが焼け、皮膚がただれ、髪の毛が焦げる臭いが部屋を満たした。 ある夜、酔った父は仕志を壁に押しつけ、 台所の包丁を持ち出して、面白半分に左手の薬指を切り落とした。 肉が裂け、骨が覗き、赤黒い血が畳を染めた。 悲鳴をあげても、誰も助けには来なかった。 それどころか、その断末魔さえも、父にとっては心地よい酒の肴だった。 肌には無数のタバコの焼き痕が刻まれた。 胸元、背中、太腿、逃げようとすれば逃げようとするほど、火は押しつけられた。 身体に生まれる痛みの地図。 成長しても、学校などには通わせてもらえなかった。 朝は母の代わりに家事をこなし、夜は父親の歪んだ欲望の標的となった。 初めて"女"として扱われた夜、仕志はまだ、声変わりすらしていなかった。 壊れる音は、内側から静かに響いた。 泣き叫べば殴られ、黙っていれば蹂躙され、 いつしか、表情すら失った。 心は、冷たく、静かに死に絶えた。 「助けて」 ――そんな願いが、喉元で腐っていった。 ある、家は空っぽだった。 父も、母も、忽然と消えていた。 理由など知らない。 ただ、空虚だけが、そこにあった。 救いだった。 それ以外に言葉はなかった。 そのとき、仕志は知った。 この世に神などいない。 だが、あのとき差し伸べられた"手"だけは、 この身を焼かれても信じるべき、唯一のものだったと。 〇HOについて とにかく、教祖様が、大好き。 寵愛。溺愛。偏愛。盲愛。深愛。敬愛。熱愛。激愛。密愛。純愛。狂愛。恋慕。心酔。畏敬。崇拝。崇敬。 ――愛しています。愛しています。愛しています。 何もかも、ぜんぶ独り占めしたい。 教祖様の呼吸も、声も、視線も、指先の動きも、吐息も、髪の流れも、全部全部全部全部全部。 教祖様は、他の人が信じる神様なんかより、偉い。ご立派。崇高。高尚。 この世界の心理そのもの。素敵～～～。こっちむいて～～～～～。 部屋には、教祖様の写真が溢れている。 盗み撮った横顔。偶然映った笑顔。ふとした瞬間の憂い。 ぺら、ぺら、ぺら。 くっついてるページもあるけど。。。///、そんなの、秘密だ。誰にも言わない。 願いは、ひとつだけ。 「教祖様が、幸せでいてくださいますように」 ただ、それだけ。それだけ。それだけ。 ほんとは 教祖様の隣に、ず～～～～～～～～～～～～っといっしょにいたいな！ ――でも、自分が穢れていることは、ちゃんと知っている。 こんな自分が、受け入れられるはずがない。 だから今日も、壁を作る。感情を殺す。 平然と、朗らかに、誰にでも優しい好青年の仮面をかぶる。教祖様の望む人間になる！ 教祖様が、望むから。 教祖様が、笑ってくれるなら。 教祖様が、満足してくれるなら。 教祖様のこと考えてたら、おかしくなっちゃいそう♡ あーーーーーーーーーーーーーーーーーー。あぁ、、、、、、、、、、、、、、、ぁ。♡ﾊｧﾊｧ。。。 教団の人達殺して、独り占めしたいな。どうでもいいしあの人たち。 真菰も、早く消したい。邪魔だもんあいつ。なれなれしいし。いらないよね？ だめだめ！！そんなことはしちゃいけませんシシ！ 今日もまた、虐げるカスどもをひとつ、消しましょう。 良き側近でなければなりません。 それだけのこと。それだけの、それだけの、それだけの。

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