タグ： 庭師HO4

4年前に結成された警視庁特殊犯罪捜査零課に所属しており、チーフの補佐を務める31歳の若手。一応キャリアコース行きの人生を歩んでいる。 経歴が異色そのものであり、卒後臨床研修2年を普通に満了し、26歳で本格的に医師として働くことになった時点で「警察って面白いかも」と口にして突然国家公務員総合職試験に受験し、その年に合格を勝ち取った。初任が警部補のため、どこかのポストに入れる必要があると困った警務部は、このおかしな奴を新設の課のチーフ補佐として放り込むことで問題の解決を試みたとか。 基本的に社交的な性格だが、どこか変。 仲間内の会話の中だと主語が抜ける癖があったり、紅茶とコーヒーが好きなので、混ぜて飲めばハッピーになると考えて実行して満足したりとか、仕事中の隙間時間を使って鶴を折り続けたりとか、「面白いね」と口にしてからでないと笑わないとか 何処かおかしい。 だが、ナチュラルに善良なのであまり人に嫌われることはない…と思う。自身につながる縁は大切にしたい派で、特に友人や恋人、好意を持ってる相手に対しては表裏なく大事にしたがる節がある。 趣味は折り紙。 物を捨てられない性格なので、ゼロに当てられた部屋には折り紙が溢れかえってるかもしれない… ちなみに、折った作品にはそれぞれ名前がついており、捨てられると落ち込む。 自身の能力について、体力面は警察官にあるまじき貧弱さだが、頭脳と手先の器用さは一級品で、ついでに言葉も上手かったりするので捜査力とかはそこそこある方。 また、医学に通じていたのでそういった側面から事件を見ることが多く、下手な鑑識よりものの役に立つ場合が多い。 自身の過去についてはあまり語らないタイプなので割愛する。 ↓過去 久我 稔 過去: 右目に青い花が咲いたように見える軽い虹彩異色症を患っており、これが原因で古物商だった両親の間に不和を招いた上に虐待を受けた過去を持つ。 父親曰く、稔は自分の子ではなく母親とその不倫相手の子であり、その証拠がその左目であるという。 また、母親曰く、稔は間違いなく父親との子であり、左目の異常は信頼の置ける霊媒師によると稔の左目は忌子の印らしいという。 実際のところはただの遺伝子異常なのだが、その虹彩異常は忌子の証であると真実を誤認した両親により、稔は幼い頃からひどい虐待を受けることになる。 例えば日常的な暴力はもちろん、身体中にお祓いのための焼き印を入れられたり、カルト宗教の生贄にされかけたり等、挙げればきりがない。 虐待の事実が発覚して後、施設に引き取られるものの、体の衰弱はもちろん感情の発露するのが難しい状態となっていたため、精神科医の里親の元で感情に関する言葉を口にすることで、感情のエミュレートを行う訓練を積んだことにより、ようやく人並みの感情表現をすることができるようになる。その癖が今でも残っている感じ。ただ、本人が無感情でも言葉を口にすれば笑顔になれるので、その心根のところは本人にもわからない。 また、こような経験から、自分と良い関係を保っている人への精神的依存が激しい。あまり表に出さないが、その人との縁を保つためなら割と何でもしれっとやる。頭のいい天然腹黒になりかねない危うさを持ってたりする。 自身の能力については自覚をしていないものの、神童と言われるほどの自頭の良さを持ち、手先の器用さも相まって割と不自由せずに生きていける能力は持っていた。 里親がそれを見込んで自身の後継として医者の道を目指すように勧めた為に、稔自身もその道に進むつもりでいたが、医療の現場で命の過程を扱う事の恐怖を突然実感し、結果が出た後にその過程を解き明かす警察という仕事の方が心にゆとりが持てると考え、急遽進歩を転換した。 仕事をしていく過程で植物に興味を持ったのは、左目にうっすらと見える花が何の花に一番近いのか知る為。今のところ分かってはいないが、学ぶ過程で得た知識などを活用して人の役に立ちたいとあれこれ活動をしてた過去も持つ。 ちなみに折り紙の趣味は虐待されていた時に、お話相手の友達として作っていた名残。 今では精神統一や暇つぶしに使っている。

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