タグ： クレア_PC Xからの告白

【検事(2015法律家)】言いくるめ、経理、信用、心理学、説得、図書館、値切り、法律 【職業特記】信用に+10。さらに、法律に+10。 【特徴表】6-4「実は生きていた」…生き残るすべに長けている。 ＊＊＊＊＊＊＊＊ 人称：僕、私 / 君、あなた / 〇〇ちゃん、くん、さん 誕生日：8月13日(獅子座) 妹の名前：八月朔日 桃竜（ほづみ とうり） 「僕が男らしくないって？ もー、そういうの流行らないよ？ 僕は僕。兎苺くんだよ～！」 検事の職に就いている男性。 愛らしい容姿で、中性的な服装を好み化粧もしているため、一見女性と見紛うかもしれない。 性格は、優しく可愛く人懐こく、男女問わず友達が多いタイプ。 煙草を携帯しているが、タバコミュニケーション目的で、普段は吸っていない。 趣味は、可愛い小物やお洋服を集めたり、メイクを楽しむこと。 休日には、婚約者であるくくいと共に街に出て、 互いにお洋服を選んだり、雑貨屋で家のインテリアを探したり、 ちょっとお高いパフェを食べたりと、甘やかな時間を過ごしている。 ▼経歴 小金持ちの家の長男として生まれる。 父は投資家で時間と資産に余裕があり、母はお嬢様育ちで箱入りの専業主婦で、とても穏やかな家庭だった。 兎苺という名付けは母によるもので、娘が生まれることを願われたものだ。 娘を欲していた母は、兎苺の外見が女子のようだったことから、 これ幸いと人形のように着飾らせ、蝶よ花よと可愛がり、綺麗な言葉遣いを教え込み、 兎苺が小学校に上がるまでは、完璧な箱入り娘としての教育を施した。 教育の結果、当時の兎苺の性自認は『女性』だった。 お嬢様のように品が良く、お人形のような格好の男子が小学校に上がると、 ――それはもうえげつない程に浮いた。 男子からは当然のようにハブられ、女子特有の会話に混ざろうにも、 悪口には乗らないし噂も囁かない、おっとりとして清楚なばかりの兎苺は女子にも馴染めなかった。 低学年の頃は低レベルの仲間外れ程度だったが、高学年になると冷笑や無視は加速した。 家族にも相談したが、他者からの悪意に慣れない母は「どうしましょう」と困り顔をするばかりで、 父も「先生に相談しなさい」と流し、「そんな事よりも週末の旅行は何をしたい？」と笑顔で聞いてくる両親だった。 小学校卒業を前に妹の事件も重なり、精神を壊しかけていた兎苺だったが、 私立中学進学を期に一念発起。中学デビューを果たした。 女子の格好や口調は綺麗さっぱり捨て、男らしい外見と口調に直し、男子グループに入ることに成功した。 それもつかの間。偶然小学校が同じだった同級生に当時の事をバラされ、元の木阿弥。 どころか、『おとこおんな』として、思春期のフラストレーションを晴らす格好の対象になった。 女子からは過剰に絡まれては精神的な虐めを受け、男子からは暴行に近い虐めを受ける日々。 教師に相談しても空回りするばかりで、蟻地獄のように悪化し続ける状況の中、苦汁をなめて生きていた。（特徴表「実は生きていた」…生き残るすべに長けている。） 中2の終わりにいよいよ鬱病になり、3年では保健室で自習をして過ごした。 誰にも頼れず、何度クラスメイトへの報復を考えたか解らない。 けれど、暴力や違法行為で彼らと同じ土俵に立つのは嫌だった。感情論では誰も助けてくれない。 復讐心は勉学へと向いた。「正攻法で制裁を」…当時、志したのは警察官だった。 自頭の良さと努力の賜で、遠方の私立進学校に合格した。 高校デビューを果たす。今度は『カワイイ系男子』を選び、これが成功した。 ネットやSNSが流行り始めた当時、『カワイイ』キャラクターは女子ウケが良く、 女友達を作るのは容易で、そこから難なく男友達へと波及。 優れた容姿と生来の品の良さが幸いして、最終的には非常にモテた。 男らしさを演じるのは無理があり、かと言って女性になりたいとも既に思わず、 男だという自覚こそあるものの、自らの性が曖昧になっていた兎苺にとって、 『男と女のいいとこ取りのキャラクター』は、大人になってからも、個性を確立するものとなる。 高校で検事という仕事を知り、大学は法学部に進学。その後は法科大学院を出て、今に至る。 ▼NPC・路十羽くくいとの関係 婚約者の女性。大学時代に友人の紹介で出会い、気が合ってお友達から交際関係へ。 恋人でありながら親友のように仲が良く、休みの日にはワイワイと二人で遊んでいる。 両親への紹介も済ませており、あとは入籍するだけ！ ▼妹との関係 7歳下の妹、八月朔日 桃竜（ほづみ とうり）がいる。 女の子のように育てられた兎苺とは対照的に、男の子を望まれて生まれたのが桃竜であり、 桃竜は男の子のような格好をさせられて育てられていた。 自分のニの鉄を踏ませないため、兎苺は桃竜へと、 「可愛いものが好きならそれでいいんだよ」「桃竜は女の子になってもいいんだよ」 と言い聞かせていた。ジェンダーを押し付けるつもりはなかったが、親からの洗脳だけは阻止したかった。 非常に仲の良い兄妹だった。15年前の事件は今も尾を引き、心を苛んでいる。

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