タグ： エリーの子

職業ベース:宗教家 オカルト、聞き耳、経理、心理学、説得、図書館、歴史、信用 拝掌教の教祖。 その美貌と妖艶さ、神秘性から彼女の周りには常に人が絶えない。拝掌教のみんなの事が大切、その中で苺苺の事は少しだけ特別。見ていて愛くるしい彼女の事をついいじめたくなってしまう時が多々あるし、それは言動にも表れている。 力が初めて発動した(認識した)のは14の時。最初は、ただ苺苺の事を救いたいだけだった。救うと言うには烏滸がましいかもしれないけど、それでも目の前の幼い彼女を放っておく事なんてできなかった。それから噂が噂を呼び、気付けばもう後戻りなどできなくなってしまっていた。 どうして、私はただの人間なのに、私は神なんかじゃないのに。 そう思っていても、口に出す事を周りは、自分自身は許してくれなかった。 『神の子』と呼ばれるようになってから、眠れぬ日々が続くようになった。苺苺に自分と同じ力が宿った事により、自身への負担が減った事を安堵するのと同時に、苺苺に自分と同じ重荷を背負わせる事への危惧が心の片隅から離れない。自分がしてきた事は、はたして本当に正しかったのか。そんな問いの答えは未だに見つからないし、これから先も見つけられるとは思っていない。見つけてしまえば、全てが終わってしまうような気がして。何もかもが壊れてしまうような気がして。だから彼女は、今日も求められる偶像を演じ続ける。その笑顔の裏に全てを隠しながら。目の下の隈は化粧でいつも隠している。

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