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一人称 僕 二人称 貴方、君 「芸術は自由です。生徒のみんなには絵を描く楽しさを知ってほしい」 「生を一番実感できるのは死を感じる時だ」 幼少の頃から体が弱く、中学生のころ入院していた。 入院中暇つぶしにはじめた絵が今生きがいとなっている。とにかく絵を描くことが好き。ほかにこれといった特技はなく、自分には絵しかないと思っている。 体が弱いせいか、母にかなり過保護にされ、歪んだ形で溺愛されており、息苦しさや妹への申し訳なさを感じていた。箱入り息子で、大人になるまで一人で電車も乗れなかった。母の過剰な束縛から逃げたいと思っているが言い出せず、今も母と暮らしている。 性格は穏やかで他人の痛みに寄り添う性格。箱入り息子だからか、世間に疎く、やや天然。母に心配させまいと自分の本心を隠して生きてきたため、今も何を考えているのか掴みにくい。入院中絵を描くことのほかに、本を読んだり、看護師の話に聞き耳をたてたりして暇をつぶしていた。 SMプレイの趣味があり、ドM。特に首を絞められることが好き。長い闘病生活で自身の生を希薄に感じ不安を覚えることがあるが、苦しい気持ちの時は生きていることを実感できるらしい。 家族として妹を愛していた為、自殺に関してかなりショックを受けている。自身に出来ることは何もなかったのか、なぜ何も相談してくれなかったのかという思いを抱いているが、その思いは誰にも打ち明けたことがない。

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