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なみどめ-えな　イメージカラー：老竹色#769164 私、ぼく/きみ、あなた/凪 2015【芸術家】 ＜説得＞、＜芸術(陶芸)＞、＜心理学＞、＜目星＞、＜歴史＞ ＋＜天文学＞、＜写真術＞、＜生物学＞ 特記：不採用 ❚不定 なし ❚特徴表 『5-4』ペット：探索者には、最愛の犬、猫、鳥などがいる。シナリオとシナリオの間、一緒に触れ合うことで、正気度ポイントを1D3ポイント増加させても良い。ただし増加する上限は、能力値SANあるいは最大正気度ポイント（99-＜クトゥルフ神話＞）のうち、どちらか低い方となる。 『2-4』愛書家：あらゆるジャンルの蔵書を持っている。＜図書館＞に+20%。さらに図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能となる。 ❚概要 背だけでかい女。粘土とかが好き。 ハムスター飼ってるらしい。 ────以下探索記録▼ 00_2023/01/25：死にたがりと春待つ僕ら(PC1)　エンドA/生還 01_2023/05/10：春告鬼　生還 02_2024/09/18.20：夜暇氷雨(KPC)　エンド1/生還 03_＜予定＞日程未定：春と銃弾(KPC) ────以下ネタバレ▼ ❚　死にたがりと春待つ僕ら　… >> PC1《貴方は表現者になりたい。》 愛史凪とは幼馴染であり、彼の事情を多少なりとも知っている。好きな季節は春。 ── 凪は両親、クラスメイト、妹からいじめを受けていることを知っている。 ── (2023/01/10現在) 「言葉」を話すことが少しだけ苦手。有り体に言えば陰キャ。幼馴染の凪がいじめを受けていることを知っていて、心配している。 それでも話を聞くことしか出来ず、気の利いたことも、面白い話も出来ないためもどかしさを感じており小さな声しか出ない自分に辟易している。 元々賑やかなところは得意な方ではなかったのと体力がないので運動が苦手なことも相まって陶芸という趣味にはのめりこんだ。ゆっくり向き合えるから。ろくろを回している間は静かだから。 凪が好きな冬に使える、あたたかい飲み物が飲めるマグカップでも作りたいなと考えている。 ・波留…なみどめ＝はるとも読める＝春。好きな季節が春なので。 ・咲…春に植物が芽吹くので。春を連想する漢字。 ・七…七宝から。主に金属の素地にガラス質の釉を焼きつけて装飾する技法、および、その製品。（wikiより） ・えな＝エナメル（ホーロー）から。陶芸関連。 【花が咲く、笑うといった意味を持つ「咲」。そして、漢数字の「七」は縁起が良いとされ、幸運を願って用いられます。自分も周囲も笑顔溢れる人生になりますように、幸運に恵まれて幸せがたくさん咲きますように、という願いを込めて。】 ── エンドA「天邪鬼」　…　最終SAN60 AF：凪との思い出の手紙 この手紙を所持している時、幸運に10％の補正 (2023/01/26追記) 幼馴染が死んでしまった、死を望まれたから死を選んだ、天邪鬼なのに死にたくないのに死にたかったんだと受け入れたらしい。 それが悲しかった。自分が居れば何とかできたなんて言わない、実際今まで何も出来なかった。傍にいるだけだった。だから悲しむ資格なんてものすらないかもしれない。それでも、悲しかった。そんな風に望まれたことを受け入れてしまうのが、それが昔から染みついたことだという事実が。 生きる上で、自分の人生以外で痛みを感じるのはただの疑似的なもので、当人の痛みからするとちっぽけなもの。生きるのに苦しいのは、痛いのは、自分じゃなくて本人だ。だから、多分、今までずっと「死なないで」とは言えなかったのかな、と思う。「死んじゃわないよね？」「心配したよ（心配だよ）」という言葉をかけることはあれど。「生きて」の重みを理解しているのかもしれない。INT17だし……クソバカだったけど。 凪は、自分にとって安心できる場所。凪にとってはそうじゃなかったかもしれない、そうだったのかもしれない。あの時勇気を出して「友達になろう」と、小さな凪に言えてよかった。苦手だからっていつまでも逃げているわけにはいかないから。 凪は「死を望まれることはあっても、生きてと願う人はいない」と言っていて、きっとそれは今まで自分が口をつぐんでいたからで。言わなきゃ伝わらない、どんなに思っていても思うだけでは届かない。言葉は伝えるためにあるツールで。そんなことはなかったから、自分は生きてほしいと思っているから、エゴだと分かっていて話した。 今の凪が、作られたものだとしても。痛みをよく知っているからこそ優しくてあたたかい凪が好き。怪物になることを恐れていた、ひいては他人を傷つけてしまうことを恐れていた、臆病で優しい彼が好き。凪のことを弱いとは思わない。必死に自分を守ろうとしていたから。周りに攻撃しないようにしていたから。懸命に生きようとあがいている人が弱いわけ、ないよ。 でも、弱くてもいい。強くなくても、強くても。弱くても、凪は凪だから。少しだけでも、そばにいることで彼の雪が溶けることを祈る。 幸せを願ってくれた彼に、自分も精一杯の春を与えたい。就職祝いに、マグカップでも作ろう。あたたかい飲み物が飲める、凪だけのマグカップ。 春を待つ彼に、春を届ける淡い桃色の。

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