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父親が日明楽器メーカーの社長であり、家は裕福。実家の影響で和香自身楽器に触れる機会が多かったが、その中で特にフルートに心を奪われ小学生の時からずっとフルートを練習している。 大学の食堂でメニュー表に目を輝かせていたところHO1に声を掛けられ、それ以来大学生活のほぼ全ての時間をHO1と過ごしている。 家柄のためにあまり派手な格好をしたことがなく、露出の高い服やダウナー系の服装などにちょっとした憧れを抱いている。しかし自分が似合うとも思っていないため、見ているのみ。また身体のこともあり、20歳を超えた今でもお酒や煙草には手を出しておらず、これからも出すつもりはない。 自分が着られないような系統を着こなしたり、煙草を吸っていたりと、自分とは対照的なHO1のことををかっこいいと思っており、入学当初声をかけられた際もその見た目に、恋愛的な意味ではないがほぼ一目惚れ状態だった。そんなHO1との唯一の共通点である青色の目が和香の自慢。また、HO1の吸う煙草や喫煙後のHO1からする香りが好きで、普段から距離は近いがHO1が喫煙した後はなおのこと近くなる。 始まりは些細な出来事だったが、HO1と頻繁に軽いキスを交わす。 別に恋人でも何でもない。ただ、HO1とのキスは心地がいい。 もし大学を卒業できたなら、HO1に、ピアスを開けてほしいと密かに願っている。 〈日課〉毎日の日記、フルートの練習 一人称:私 二人称:あなた、〜ちゃん、〜くん 目映 炫:炫ちゃん ｢日明 和香と言います。ふふ、よろしくね｣ ｢フルートを吹いている時だけは、全部を忘れられるの。まるで無敵になったみたい｣ ｢ね、炫ちゃん。ちゅーして？｣ ｢大学ってとても楽しいわ。髪を染めたり、好きな服で通えたり、何より炫ちゃんがいるもの｣ ｢んふ、何だか炫ちゃんが甘いみたい｣ ｢お父さんもお母さんも、私がやりたいって言ったことをほとんど許してくれるわ。きっと後悔が無いように、なんでしょうね。でも、私は…縛られてたって、後悔の毎日だっていいから、もっと…もっと、沢山生きたい。炫ちゃんと、ずっと一緒にいたい。……………………死にたく無いよ｣

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