タグ： 明日香

基本的に口数が少ない。言葉を発すると親に暴力を振るわれていたため、自然と無口に感情を表に出さなくなっていった。 ルルとユユしか興味無いが、ルルが大切にしてねと言われた物、あるいは人間に対してはちゃんと接する。はじめこそは信者全てが汚物にみえ、表情や言葉に出ていたが、ルルから言葉は丁寧に、仕草や人と接する時は優しくねと言われてから、基本ルルのま後ろに笑顔で立っている。 ユユとは気づけば意気投合し、自分では認識していないが、唯一家族と同等に思っているのはユユだけである。ユユの前だけでは豪快に笑ったり泣いたり、饒舌になったり、酔っ払ったり弱い部分も全てみせている。まだ孤児院の頃、短期の癖に非力すぎるユユを護るために、ユユと喧嘩になった相手を素手でルルが止めるまで殴っていたためよく返り血がついていた。それを見かねたルルが赤いマフラーをくれ、何度も何度も修繕しながら今まで大切にしている。今ではユユやルルを護るために返り血で染っていたマフラーは、この世界の汚物を暗殺した返り血でしか染まっていない。 あくまでもトトにとってルルは神であり、何もないこの世界で存在していくための価値。すべてはルル様のために。

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