タグ： 大正時代

概要： 見世物小屋の商品、一座の稼ぎ頭のうちの一人、先天性白皮症、身体のあちこちにもっすごい火傷の痕、赤子の時に焼かれ山林に遺棄、されたところを見世物小屋の座長に収集、不自由なく育つ、好奇心旺盛、甘え上手、偶に我儘も言う、手足の火傷の無い箇所も立体的な鱗の模様傷、スプリットタン、目があんまり良くない、冷え性、暑さ耐性高、寒い所だとすぐ眠くなる、どちらかと言えばM。 職業：見世物小屋見世物（サプリメント「クトゥルフと帝國」浮浪者ベース） 職業技能：言いくるめ、隠れる、聞き耳、忍び歩き、心理学、値切り、博物学、+1（変装） 趣味技能：回避、応急手当、目星、英語、芸術（三味線）、心理学 幼い頃より自分に敵意のある者か見定めるため独学の<心理学>は生きる術となった。敵意のある者達から逃れるため、<回避>する能力を生きながらにして学んだ。己の火傷は日々自分で<応急手当>をして衛生的に管理している。あまりよくない視力は<目星>を付ける事に苦手だが、唯一座長さえ見失わなければどうという事は無い。海の向こうから来た<英語>を話す好奇心旺盛で人懐こい、怖いもの知らずの男が窓の向こうからこんな様相の自分にさえ無遠慮に話し掛け、それをきっかけに格子窓越しに取り留めのない会話をする日々が一時あったが、その男もいつの間にか来なくなった。彼は自分の弾く<三味線>を、いつも目を輝かせて聴いてくれていたのだが。 遭遇神話生物：なし 2018/09/29：「浅草十二階」……生還（天音緋雨2057395、天音紫季2058002） 2018/11/25：「銀座うずまき」……生還（天音緋雨2057395、天音紫季2058002） -------------------- 詳細（※読まなくて良いです）： 望まれぬ生は胎内では鬼灯の根を煎じて飲まれ世に生まれ出ればその容姿に母は叫び失神しその身に火を放たれ山林に棄てられそれでも生き永らえた命はか細く産声を上げ続け、それはそれで一時に巷の話題を攫い持ち切りにした怪談噺へと成り果てる。しかしそれもある時を境にぴたーっと話を聴か無く成った。やれ赤子は成仏しただのやれ誰かに捕り憑いただの、兎角あれやこれやと噂は立ったが人の噂も七十五日。すーっと幽霊の様に消えた彼の噂の顛末その正体。其処に現れたのは、一人の仮面の男だった――…（＞突然のRoman＜）。外因によるものかどうかは不明だが先天性白皮症。元の顔立ちは悪く無い筈がその身体（顔左半分、首、左腕、胴の其処彼処、右大腿、両手の甲など）には黒く爛れ皮膚が鱗の様に成って固まった、婦女子であれば卒倒してもおかしくない程の見るも悍ましい火傷の痕がある。白髪赤眼だけでも格好の見世物だというのに、それに加わる蛇の鱗の様な痣肌。その容姿を気に入られ拾われると加賀智と名付けられ赤子の頃より見世物小屋で不自由無く育った。苗字は無く必要になれば座長の苗字である「天音」を名乗る。十五の歳に見世物小屋に登場すると人気を博し、今ではその日の演目の真打を冠する事もある。蛇人間として見世物小屋で働き、演目は「黒蛇男」と「白蛇女」の二つを持っている。中の人は同じだが観客には秘密。土地土地で客受けの良い方を演じる。黒蛇男の方は火傷の色に寄せて身体と髪を墨で塗り汚れた短髪を被り、白蛇女の方は髪や肌の色に寄せて火傷に白粉を付ける。墨の風呂に入れば良いだけなので黒蛇男の方が楽で好き。檻に入り観客の前で蝿の集る死んだ兎の腐肉を汚く食らって見せ、おまけとばかりに真赤に染まった咥内を見せ付けてやればとても収益に繋がるし褒められる。出番が終われば袖裏で兎の腐肉めっちゃ吐く。食べられません。温かい米と味噌汁が好きです。見世物の為に偽っている部分は他にもあり、肘膝から下の両腕両脚の火傷の無い部分には現代で言うところのスカリフィケーションの様な手技で鱗の模様を刺れ、舌は刃でその先端を二股に裂いた。その行いの全部は座長の為。親の様に慕って信頼しているが、同時にひとたび棄てられてしまえば行くあてもこの姿で生きる術も知らぬ為、見放される恐怖も常に表裏一体で付き纏っている。とは言うものの、見聞への知識欲は人一倍ありまた見世物小屋でほぼ生まれ育っている為、見聞きしたい・外に出たいと望み、またその欲求を遠慮無く主人に口に出来る。好奇心旺盛で甘え上手、少しばかりの我儘も口にする。姿形がこうでなければ世渡り上手で出世もしていただろうと思われる。兎角正式な外出として公共の場へと赴く時は、人目を憚らない格好をと突き詰め、また衆目からの逃避を容易にし易い立場や体裁的な事も含み鑑みた結果、女装になってしまう。草履、足袋、着物、羽織、長手袋、獣毛の襟巻、墨で染め流した髪で耳を隠し上半だけ後ろで結い上げた髪型、パラソル、※見世物小屋の座長（※一番重要な装備）といった装いは、「モダンな装いを少しばかりだけ取り入れた和装をした身体の弱そうな少女」な仕上がりになる。声は元々低くないので心底良かったと思っている。一人称は俺、二人称はおまえ、苗字、名前。 1923年9月、関東大震災から15日程経った頃。活動写真や浅草オペラを見たいと我儘を言って主人を困らせては時折内緒で連れ出してもらった思い入れのある浅草がどうなって仕舞ったのか、様子を見に立ち寄った。不定の狂気：健忘症を発症。（-17+10=SAN58「浅草十二階」） 不定の狂気：幻覚を発症（7セッション）（-10+3=SAN51「銀座うずまき」）。

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