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人見知りコミュ障カウンセラー。ミルクティーが大好き。ゲーム会社の企業カウンセラーとして働いている。 褒められるとなぜかとても謝る。「ｱｯすみません........」と「私でよければ」が口癖。 家族に対していい思い出はないし自分の名字も嫌いだった。家族が自分を本気で愛してくれたと思っていない。 愛に飢えているが他者からの好意を素直に受け取れない傾向がある。 4つ上の高身長イケメン金持ち投資家と結婚した。旧姓は髙尾。 ↓通過済みシナリオ↓ カタシロ 通過 霧に浮かぶ都市 トゥルーエンドにて全生還 冥婚迷コンビ 両生還 以下 シナリオネタバレ注意 カタシロ 少年のことを本気で心配していたし、助けたかった。自分にできることで少しでも彼が救われるならと思っていた。 でも自分の身体を明け渡すことはできなかった。色々御託を垂れた記憶はあるが、正直怖かったのだと思う。 クローンの身体で生きる勇気はなかった。そこまでの自己犠牲の精神は備わってなかった。 彼は一体今どうしているのだろうか。ずっと気にかかっている。 霧に浮かぶ都市 福引でグアム旅行を手に入れるお手伝いをするだけのつもりが職場の上司には行ってこいと言われ、派遣先に連絡しても許可が出てしまった。 有名人に会ったり神話的現象に会ったりわけのわからない場所に行ったり散々な目にあった。 精神的に衰弱しているせいじさんのことは放っておけなかった。救いたいと思った。できなかった。 彼の家族はきっと温かく受け入れてくれるのだろうという期待はあったが、それをそうだといえる確固たる自信が自分にはなかった。 言えなかった。そうじゃなかったらどうしようと思った。 鈴木さんが絵葉書を見せて説得しているのを見て、この人は家族とのご縁もしっかりある人なんだろうと思った。 素敵な人だし惹かれていたのも事実だけれど、やっぱり私とはご縁のない人なのだと思った。 二重関係になるし。相手方の家族といい関係を築けていない相手と一緒になっていいことなんてないだろう。 本村さんがいつの間にか撮ってくれていた綺麗なタルフォフォの滝の写真も、自宅の引き出しに眠っている。 グアムに行けたのは楽しかったしたくさんの人と知り合えてよかった。でも私には救えなかった。 これからはせいじさんの作品も世に評価されたり、嬉しい形で生きてるのを目にするのだろう。 冥婚迷コンビ グアムに行ってから半ば自暴自棄な気持ちになりつつ近所の縁結びの神社でお祈りをした。 自分の仕事に支障の出ない形でいいご縁に巡り合えますようにと祈った。帰りに赤い封筒を拾った。警察に届けようと思いつつ、疲れていたのでそのまま持ち帰った。 次の日朝起きたら目の前にイケメンがいた。誰だお前は。 死んだ記憶もないのに霊体になってるとかいうわけのわからない状況。どうにかしないとと思った。 姿の見えない相手に机を投げ飛ばされて怖がってるのを見たのは楽しかったので、超能力者などと嘯いてみた。調子に乗ってた。反省している。 無事に肉体を取り戻せてよかったと思った。ら、ほっぺにちゅーされたし籍入れようとか言われては？ってなった。 ありえない現象で気が狂ったのかと思ったけど、フレンチトースト食べてるの可愛かったって言われたし、便宜上『神峰桜夜の妻』を名乗る私のことをすごく嬉しそうに見つめていたし、「いきなり籍入れるのがちょっとって感じならお付き合いから」って言ってくれて、私のことも気にかけてくれる優しい人なんだと思った。 優しい人で、自分のクライエントでもなくて、シンプルに高身長イケメンで私のタイプでもあって、ってなったら断る理由がなかった。 忌々しい自分の姓を名乗る必要もなくなるのなら、すっ飛ばしてもいいかと思った。疲れていたのかもしれない。 不束者ですが、これからよろしくお願いします。桜夜さん。

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