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格闘センスの持ち主 月 玉兎(ﾕｴ ｲｰﾄｩｰ) 月面研究所研究員。 機械工学の分野での功績が国から認められて月に招かれた。 実態は、全身の大半が機械で構成されたサイボーグ。 機械工学研究員がその身を改造した結果、 ヒトと機械の融和、 その身こそが国から認められた功績そのものとなった。 しかし、未だ思い描く理想のサイボーグには及ばず、 身体能力、特に耐久性は人間と変わらない。 また、食物を摂取することで生成するバイオエネルギー変換機能についても、一般的な人間よりも多く摂取する必要があるため課題点はまだまだ多い。 更なる改良を、と研究している最中、国から誘いを受けた。 月には各分野で優秀な功績を納めた人間が招かれるそうだ。 我(ﾜﾀｼ)の祖国の古い言い伝えでは、月の兎が不老不死の妙薬を作っているという。 天才の集う彼らの知識の助力もあれば、『理想の身体』が完成するのではないか……？ そんなこんなで月へ向かうのであった。 桃 白白(ﾀｵ ﾊﾞｲﾊﾞｲ) 性別：男性、年齢：75歳。 地球での戸籍が抹消されたのをきっかけに名前を改めた。 生家は武術道場であり、彼自身 類稀なる格闘センスを持ちながら、身体が弱かった。 鍛えれば身につく。 そんな根性論ではどうにもならないくらい自身の才能に身体が伴わなかったのだ。 『何故逞しい男性型の身体にしなかったのか』とな……？ そんなの決まっておろう……我(ﾜｼ)の趣味ではないからだネ！！

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