タグ： TRPG帯夜公演 有栖川誉

≪3-8/信頼のおける人≫探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能な限り助けようとする人間だ。その評判が続く限り、任意のコミュニケーション系技能3つに、それぞれ+10%。 -------------- 英語圏を中心に旅行を繰り返すバックパッカー。 幼い頃から絵を描くことが好きで、本当は画家になることが夢だった。学生時代は、サッカー選手を目指していた幼なじみの丞と、毎日飽きもせず将来の夢について語り合い、時には喧嘩をし、励まし合いながら大好きな絵に没頭していた。やがてその頑張りと実力が認められ、参加したコンテストやグループ展で評価されるようになり、高校卒業後は有名な美術大学に推薦入学することができた。そこでずっと憧れていた有名な画家が講師をしているとを知り、研鑽を積もうと自分の作品をかかえて弟子入り志願をすることに。しかし、作品を見た講師に才能がないと一蹴されてしまう。 そのことですっかり自信をなくした紬は、大学を卒業したあと美術とは関係のない家庭教師のバイトを始める。画家を目指していることを知っている人たちには働きながら画家を目指すと嘘をつき、個展に誘われても筆を取ることは一度もなかった。 自分とは違ってまっすぐに夢を追いかけつづける幼なじみに対して負い目を感じ、次第に彼とも連絡を取らなくなり、住んでいたアパートも逃げるように引き払った。 しかし、どんなに逃げても絵に対する未練は消えず、泥に足をとられたかのように身動きがとれなくなる。もともと旅行好きだったため、そんな自分を改めるために、バックパッカーになることを決意した。家庭教師のバイトで稼いで、貯金ができたらすぐさま日本を発つ。そんな生活を繰り返して、今日も未練を絶とうとしている。

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