タグ： 石垣嶌 KPC

◆ベース職業 クトゥルフ2010 / ディレッタントをベースに改変 ◆特徴表 【2-8 芸術的才能】 稽古事を小さい頃に習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。任意の〈芸術〉1つに[INT*3]%を加える。プレイヤーは音楽、著述などの専門分野を指定すること。 【3-1 天気予報士】 外を見て〈アイデア〉ロールに成功すれば、短い期間([1D6+1]時間)の正確な天気を予想できる。降水確率や風の向き・強さ、嵐の時間帯、雷の落下しやすい場所なども予測可能だ。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 人見知りで愛想がいいとは言えない男性。しばしあがり症だが、表情が薄く変化がわかりづらい。 人とどう話していいかわからず、気の知れた友人以外とは思うように会話ができない。 言葉も少ないので会話がしばし困難。そのため気難しいと思われたり人嫌いと勘違いされたりもするが、実際はそんな事はない。 海岸に流れ着くものや古物が好きであり、時たまそれらの修繕依頼を受ける事で生計を立てている。 現在の自分が居るのは唯一の友人である九のおかげであると感じており、それ以来恋慕のような感情を向けている。 しかし反面、彼と関係を発展させたいという気は基本的には無く、ただ幸福でいてほしいと考えている。 ・　・　・　・　・ 名のある著名な写真家の息子であり、幼少期は周囲にはサラブレッドのように写真家になるのだと期待されて育ってきた。 彼自身も写真に親しみを持ち、思うように作品を制作していたが、展覧会での評価は思うようには伸びなかった。 才能があり脚光を浴びている父のことは尊敬していた。 しかし同時に、自らへの期待を自覚するほどに彼にとってそれらは重荷となり、やがてただシャッターを切ることすらも恐ろしくなっていった。 自らの決められた「著名写真家の後継ぎ」という重圧にとうとう耐えかねるかという頃、進路希望調査が始まった。 調査票へ筆が向かず、どうしていいものかと時を過ごすうちに締め切りは迫り、ついに居残りを食らう運びとなった。 自分の他にも提出し損ねている生徒が何人かいるようで、そのうちの一人が『竹久 九』だった。 彼の事は一方的に知っていた。ほどほどに明るく、おおよそクラスのムードメーカーの一端を担っている存在という風に記憶していた。悪い人物ではない。 五角の記憶によると、彼は合気道でそれなりの成功を収めている人物であり、進路は当然その道を選ぶものだと思っているので、彼が何にそこまで悩んでいるものかと興味を惹かれた。 「…それ、書けた？」 すると彼はひとつ頭をかいた後にさっぱり、という様子を見せたのでわけを聞くと、どうにも何を書いていいか検討もつかない様子であり、自分と全く同じ状況なのだとわかった。これだけ自分と似ても似つかない彼も自身と同じような悩みを持つものなのかと思うと、どこか現実味のなさすら感じた。 続けて合気道はしないのかと問いかけると、おそらく本心からか、将来を絞るには実力が足りないと簡単に言ってのけるのだった。 好きでいくら秀でていても、それらに身の全てを委ねる必要はないと、彼がしてくれたのは大まかにそう言った話だった。 暗雲が遠い空へ流れて行くようだった。大げさと笑われるかもしれないが、彼が五角に与えてくれた言葉はそう言った一つの救いだった。 その日は言葉を交わした竹久九へ礼を述べたのちに、教師には無断で下校をした。進路希望は翌日に提出した。 そこに「写真家」の文字はなかったが、道を選び始めた少年の懸命な筆跡が残されていた。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 不定の狂気：10/24まで ・PC以外に友人はいない ・人見知りか厭世家である ・金持ち ・写真を取ることが好き？ ・人の考えを察するのが苦手 ・どうせなら恋愛感情を向けて居たいですわね。

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