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見果て　ロスト 中途半端だった自分の生きざま。 最期に、自分の好きで中途半端だった将棋で神に勝った。 あの空間も苦しいものだったが、なにより楽しかった。 騒がしい友人たちと出会えた。 ありがとう。生きてくれ。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 烏丸　辰将(からすま　たつき)　 一人称　私‗俺　二人称　あなた　あんた 辰＝上昇志向の強い人に。 将＝決断力と行動力のある人に。面倒見がいい人に。 将棋棋士　元プロ　初段 趣味　日本舞踊(趣味程度) ・性格 性格は堅物というか真面目。頭が固い。おそらく頑固。 嘘がつけない、もしくは嘘をつくのが極端に下手。 ｢ルール｣や｢決まり事｣を忠実に守る。 少しツンケンしているが、面倒見がよいのでつい口に出てしまう。 将棋の件もあり、何かに一生懸命になれる人が羨ましく思える。 二年間、記憶喪失の症状に悩まされている。 おばけは信じていないが怖いもんは怖い。 将棋界の癖で自分の事を「私」という癖がついてしまったが、普段は「俺」 なんとなく将棋の駒を持ち歩いている。 大学は教育学部。 ・将棋について 小さい頃、祖父がひとりで将棋を指していたのをみて相手をしたのがきっかけだった。 将棋のプロとして活動していたが、記憶喪失の症状が出て大会中に失踪してしまって以来辞めてしまった。 元より緊張に弱かっため。プロにこそなれたものの、スランプ状態で伸び悩んでいた。 自分がやりたいことは本当に将棋だったのか。わからない。 辞めるきっかけが出来てよかった、と心のどこかで思ってはいるが未練がましく将棋の駒を持ち歩いている。 孤独に戦うあの空間はひどく怖く、神経をすり減らせるばかりだ。 将棋界に戻るつもりはない。そんな権利も立場もないと思っている。 ＊＊＊ 俺は、なにもかも中途半端だ。 将棋も大学も自分の人生でさえ半端にしか出来ない。 自分の記憶さえ疑わしい時もある。 俺は一体なんなのだろう。 これ以上周りに迷惑をかけるわけにはいかない。 ＊＊＊ ｢対局中はいつも孤独だった。隔離された部屋で、誰も助けてはくれない。苦悩も、悲鳴も、全部自分で飲み込むしかない。｣ 「ああ…俺ですか？将棋を少しやってましたよ。まあもう今となっては昔の話ですけど」 ●大学教授　（2010） 大学や企業の研究機関で専門分野の研究に従事する人、あるいはその学生や助手（院生）など。 職業技能：信用、心理学、説得、図書館、値切り、ほかの言語（英語など） ＋次の技能から専門研究分野として２つ：医学、化学、考古学、人類学、生物学、地質学、電子工学、天文学、博物学、物理学、法律、歴史 ＿＿＿＿＿＿＿＿ 「見果ての綸紡」 HO1　記憶喪失の経験がある探索者 ◆探索者の目的 ・生きて村から帰る事(無理だとおもう) ・記憶喪失の正体、原因を探る事(なんだてめぇ) ◆ HO 情報 　あなたはよく記憶を失うことがあった。 　気がつくと見知らぬ場所に居たり、職場（もしくは大学）で肩を叩かれてようやく気づいた、という経験が頻繁に起きている。 　気がつくと電車のホームから落ちかけたり、車道に飛び出してしまったり、死にそうな経験を何度もしている。 　病院へ行ってもその問題は解決せず、薬なども記憶がない間に捨てられたりしていた。 　あなたが諦めかけた時、友人に 「医者で解決出来ないなら憑き物かもしれないよ。綸紡村ってところでイタコの集会がある。そこでイタコに見てもらったらどうだ？」と言われ、無事にたどり着けるとも分からなかったが、一縷の望みを託し綸紡村へ向かうことにした。 ◆探索者設定 ●家族や古い友人と遠く離れた地で一人暮らしをしている。 　職場（学生であれば大学）に 3 年以上通っている。 　記憶喪失を発症してから家族の元へ帰省しようとした事もあったかもしれない。 しかし気がつくと自分の家に帰ってきてしまうのだ。 　記憶を失うようになってから家族には会っていない。 　いつから記憶が無いかが定かではないが、少なくとも地元に住んでいた時は健常者だった。 ●旅立つ直前に友人に手紙を渡された。 　友人は自分の記憶喪失について親身に聞いてくれて、探索者にとっても何でも喋る事が出来る友人だ。 　封筒には「南へ」という方角だけが書かれている。綸紡村から帰る時まで開かないでほしいと言われている。 　不思議に感じたが、封はしたままの手紙を持って綸紡村にやってきた。 ●見知らぬ土地でも迷子にならない能力が高い。 　ナビゲートに＋ 30 の補正。

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