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＜3行説明＞ 暴力団「火影組」の若頭兄弟の兄。堅苦しくやや粗暴な物言いをするが、基本的には情に厚く対話で全てを解決しようとする。 気ままな外出や運動を好んでおり家に閉じこもることをあまり良しとしない気質。ただし立場上頻繁には外に出られない。 多少の話術や武術を心得ており、これまでに数回ほど組同士の諍いに直接出向いて解決をはかっている。 ＜詳細設定＞ 常に黒スーツと近寄りがたい雰囲気を身に纏う武闘派若頭。実は動物好き。 次代を双肩に担う「組長の息子」としての立場を窮屈に思っており、組の人間が諍いに巻き込まれる姿を見ながら育ったせいもあってか兄弟揃って一般人としての普通の生活に憧れを抱く。 幼少期から弟とともに自衛手段として武道を習わされていたため喧嘩や襲撃への対処にはめっぽう強い。その代わり武器は扱わないし扱えない。 本人としては身一つで動いていれば余計な刃傷沙汰を避けられ、かつ身体検査にも引っかからないので得物に頼るつもりは毛頭ない様子。 また他人の表情の変化や細かい動作に目ざとく、自身の引き際や攻め時、交渉材料を提示するタイミングなどの察知においては組でも一二を争うスキルを持つ。 特に組同士でトラブルが起きた場合にはよく介入し、お互いが損をせずなおかつ納得できる形での円満な解決をはかる。 そもそもの性格が争い嫌いなので穏便に済ませられそうな局面ではいかんなく弁舌を振るうが、どうしても話が通じない相手に対してはしぶしぶ実力行使に出るか対話そのものを放棄し関わらない。 「一般人相手に意味もなく突っかからない」「無駄な争い怪我のもと」「一日一善」の3つが自身のモットーかつ掟。 火影組内部でも組長に次ぐ発言権を持ち、自分を含むメンバーがいらぬ諍いに巻き込まれないよう組長の目を盗んでこれらの掟を部下たちにも言い聞かせている。 中途半端といえどこうした平和主義を掲げているのは一般人への憧憬と武道の教えがあるからかもしれない。 身体が強い代わりに家にあまり蔵書がなく、雑学や知識方面においては遅れを取る。 とある事件から京都の議員と医学生であるその息子にコネがあり、紛争解決や負傷したメンバーの治療などの介助を頼む代わりに彼らを他の組から保護している。 ただし表向きは「組について他人に口外せず、息子は将来的に組の専属医療要員にする」という強制的な契約であり、内容は組の存続や拡大を是とする組長にも把握されているため、いつ本人たちに保護している事実を打ち明けたり解放したりするかという話題をなかなか切り出せず胃を痛める毎日。 一般人を極力巻き込まないという信念がつくづく揺さぶられる苦労人である。 職業ベース：暴力団組員（CoC2015準拠） 職業特記：EDUに-1、STRに+1 特徴表：「鋼の筋力」（ダメージボーナスが1段階上昇する）、「実は生きていた」（死からの生還チャンスが通常の次ラウンド以内ではなく5ラウンド以内に延びる） 経験シナリオ：「騒音禁止都市」

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