タグ： 黒桧 くろゆみ 鰯と柊 HO鰯

【技能】 クトゥルフ2015　宗教家より 特徴表： 【秘匿】 ◆HO 鰯 あなたは拝掌教の教祖だ。 【推奨技能】目星・聞き耳・図書館・信用 秘匿：あなたには神が憑いている。 あなたはネグレクト家庭で育った。ろくでもない親の元で、あなたは幾度となく死にかけることがあっただろう。その度あなたは、いるかどうかもわからない神に祈った。この境遇から助けてくれと。ある日、あなたの両親は通り魔に 刺されて死んだ。それには動機も何もなく、まったくもって不運な事件だった。そうしてあなたは孤児院へ預けられることとなり、幸いなことに最悪の家庭環境から脱することが出来たのだった。 それからだ、あなたにはどうも神が憑いているらしい。 孤児院で出会ったＨＯ2は同じような境遇で、一時的な保 護が明けてしまえば彼/彼女は家に帰らねばならなかった。 幼いあなたに救う方法があるはずもなく、あなたは自分と同じように「自分を救ってくれた神様に祈ろう」と彼に提案した。 その翌日、ＨＯ 2の両親は行方不明になった。 それが噂を呼び、あなたの元へは次々に人が訪れるようになった。 最初は孤児院の子供たちが救いを求めてやってきた。あなたが育つにつれて、それは外部へと広がっていく。 あなたの祈りは、人を救った。と同時に、見知らぬ誰かを消した。 原理などわからない。神がいるのかどうかもわからない。最初こそ偶然かと思っていた現象だって、十も続けば必然と判断するには充分だった。そして、あなたが引き起こし続けた奇跡は周囲に信者を集めるにも充分だった。そのころにはすっかり、後戻りができなくなっていた。 あなたはいつしか「神の子」と呼ばれ、集まった信者たちによって作られた宗教団体「拝掌教」の教祖として担ぎ上げられることになる。 あなたにはもう、後戻りが出来ない。 あなたに救いを求める人間は日々増えてゆく。あなたに救われた信者たちは、いつの日かあなたが地上に楽園を齎すと信じてやまない。何よりあなたの周りに築かれたコミュニティは、家族の居なかったあなたにとっては最早家族同 然となってしまった。 あなたは何より、現状の崩壊を恐れている。 それは存在すら確かでない神によってもたらされるかもしれないし、信者の増えた新興宗教団体を怪しんだ一般市民や警察によるものかもしれない。 ・祈りについて 相談者の額に向けて掌を掲げながら「他者に虐げられた相談者が救われるように」と神に祈るだけ。それで加害者は行方不明になる。現在まで行方不明になった人間は見つかっていない。 現在では週に2～3日、一日につき4～5人の相談者が教団まで訪れる「相談会」が行われている。ここに訪れる相談者は、教団幹部の「鬼灯」という男が事前に選定している。 あなたは神に祈りを捧げる度＜1d3＞点の正気度を喪失する。尚まとめて行った場合でもこの正気度喪失では一時発狂を発症しない。 ・神の加護 あなたが持つ祈りの力を、信者たちは「神の加護」と呼ぶ。 敬虔な信者には同等の力が与えられると(いつの間にか)されていて、集まった信者たちは毎朝熱心に祈りを捧げている。 最近、ＨＯ2があなたと同等の力を得たことにより、相談者 の数が半分になった。あなたは増え続ける相談者のせいで最近まで随分疲弊していたが(正気度喪失によるもの)これによって幾分か楽になっている。 【プロフィール】 誕生日: 11月9日　血液型:O型　色：オリオン・ブルー #50c2dc 特技・趣味:一と話す、散歩 一人称:俺、わたし（一般信者の前）　二人称：きみ、あなた Like:HO柊、みんな、おにぎり（シャケ）、コーンポタージュ Dislike:みんなを脅かすもの、わかめ、ローズヒップティー、パクチー 【性格】 少しおっとり気味のいたって普通の男。 なんとなく『教祖』という自分の中のイメージでそのまま振舞っているため、 一般信者の前に立っているときとそうでないときで全然違う。 『教祖』をやっているときは穏やかで優しく清廉潔白というような振る舞いをしているが、正直ガラではないのでめちゃくちゃ疲れる。 飯も大口開けてめっちゃ食うしパンイチで寝るのに。 まいどなんでこんなキャラ作ってやっちゃったんだろう…と後悔しつつ、みんなの求める『教祖』を壊してはならないと頑張っている。 HO柊と家族と思っている周囲のみんなのためなら何でもする気概と覚悟はある。 若干鈍感だが本人は無自覚。 【仕事】 [拝掌教教祖] 最初こそ孤児院のみんなの相談を聞く感覚でしていたことだが、いつの間にか色んな人から持ち上げられるようになってから何となくそれっぽく振舞うようになっていった。 気が付いたら大事になっていて本人は少し焦っているが、今更できた家族を手放すこともできず、守ろうと覚悟を決めた。 力に頼るだけでなく自分も鍛えなければ！と謎の奮起をして体を鍛えている。 だが基本的にずっとこもっているので体力はつかなかった。 信者には優しく、だがそれと同じくらい慎重に接することを心掛けている。 【その他】 [HO柊]　呼び方：はじめ 幼いころから共にいたかけがえのない存在。 自分と似たような境遇で府座ぎこんできたHO柊を放っておけず、甲斐甲斐しく面倒を見ていたらすごくなついてくれた。 それからずっと一番の家族として可愛がっていたが、いつの間にか自分より大きくなり、 ことあるごとに甘やかしてこようとするのに抗っている。 自分としてはもっと頼られたいし甘えられたい…。 [真菰幽々(まこもゆゆ)]　呼び方：ゆゆ 金銭感覚が他人とずれているのでとても助かっている。 HO柊と同様頼りにする存在ではあるが、いい歳して子供と喧嘩するのはどうかと思う。 でも力はよわよわなのでいざとなったら抑えれば何とかなるか…（力）となっている。 あまりにも口が悪すぎると小言を言うかもしれない。 [鬼灯弥也( ほおずきやや)]　呼び方：ほおずきさん 落ち着いた大人のイメージ。でも寝不足心配。 ちゃんと寝てほしいが代わりがいないのでどうにもならない現状。 でも体壊す前に力づくでも休ませねばと思っている。 いつかそういう事務的な仕事を習いたい。 [公喜波芭(きみよしはは)]　呼び方：きみよしさん 良き母親役をしてくれている素敵な人。 こどもたちと楽しそうにしているのを平和だな～と眺めている。 きみよしさんや子供たちに辛いことがないように自分がしっかりせねばと意気込むことも。 出会って間もない頃間違って「おかあさん」と呼びかけて死ぬほど恥ずかしい思いした。 [怒々峰笹(どどみねささ)]　呼び方：どどみねくん 寡黙で働き者のせいねん。 声が出るようになったらいいなと思っている。 最初は何考えているの変わらず怖い人なのか…？と思っていたが、いまでは優しい人だとわかっている。 どうやったらそこまで筋肉つくのか聞きたい。うらやましい。 [紫寿々(ゆかりすず)]　呼び方：ゆかりちゃん 元気でかわいいこ。 でも年上にタメ語はどうなんだ！？注意すべきなのかもんもんとしているが、今のところは見守っている。 自分と同じくネグレクトされた子供ということもあり同情的。 幸せになってほしい。 【癖】 【経歴】 6歳：孤児院にくる 7歳：HO柊に出会う 【サンプルボイス】 【過去】 共働きの両親のもとに産まれ、お互いに子育てを押し付けあった結果ネグレクトという形になった。 子供ながらに親の気をひこうと必死になればなるほどそれを両親は冷たくあしらった。 お腹がすいて泣いていた時はうるさいからと寒空の下に追い出され、飢え死にしかけたこともあれば、 怪我をしたのを放っておかれ、感染症になり死にかけたこともある。 幸い外で泣き叫んでいたのを警察に通報されたり、死にかけの状態で病院にやっと連れていかれて事なきを得たりでギリギリを生き抜いてきた。 迷惑をかけるなと顔が腫れがるまで殴られたある日、痛みで動けないまま神様に祈った。 幸せになりたい。助けてくれ。 果たしてその願いが叶い、青は孤児院で生活することとなった。 一と出会ったとき、どうしても放っておけなかった。 自分と同じ境遇。このままではこの子はもっとひどい目に遭ってしまうかもしれない、 また地獄の日々を過ごさなければならないかもしれない。 そう思うといてもたってもいられなかった。 自分がこの子を助けなければ。 引っ込み思案な一に優しく、しかし積極的に話しかけ、一緒に神様に祈ろうと声をかけた。 自分を救ってくれた神様ならあるいは、と思ったのだ。 どうかこの子も助けてほしい。幸せにしてあげてほしい。救ってあげたい。 そしてまた願いはかなった。 最初はただ一を守ってあげたかっただけだった。苦しみから救ってあげたかった。 痛みを分かち合えるふたりなら幸せになれると思ったから。 だが、いつの間にか自分と一二人だけの問題ではなくなっていた。 自分の力には疑問がある。 自分が祈っている神様がなんなのか、消えた人はどこへ行ったのか。 消えた人は本当に悪人なのだろうか、消えた人にも大切な人がいるのに。 誰にも漏らしはしなかったが心底恐ろしかった。 もしかしたら自分がしていることは両親と同じ、いやそれよりもっと恐ろしいことなのではないか、と。 だが、隣に一がいる、教団のみんながいる。この場所を、みんなを失いたくない。 そのためにはなんだってしよう。力に頼らずとも皆を守れるようになりたい。 どちらにせよもう後戻りなどできないのだから。 青はそう心に誓った。 神ではなく自分自身と一に。 【補足】 【通過済みシナリオ】

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