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【名前】月乃音奏多（つきのね かなた） 【職業】高校生 【年齢】15歳 【特徴表】2-5 鋭い洞察力 優れた感覚の持ち主であるため目星に＋30% ※学生探索者の創造で作っていないため、学生っぽい技能を職業技能で振りました。 ■職業 勉学…目星、図書館、心理学、 習い事…こぶし、回避 ■興味 応急手当て、芸術（家事）、説得 【性格】静かで大人しい性格（になってしまった） 兄の前ではもう少し明るいかもしれない。 【経歴】 父親が奏多の生まれた時くらいに亡くなってしまったため母親と兄との3人で暮らしていた。 家族の仲がとても良く2人のことが大好きだったし、決して裕福な家庭とは言えなかったが3人で支え合って生活していた。 しかし、1年前に大好きだった母親が交通事故で亡くなってしまう。家族として母親のことを本当に愛していた奏多はとてつもないショックを受けることとなる。 そして奏多は兄と2人で生活していくこととなったのだが、奏多は母親を失ったショックから唯一の肉親である兄に様々な感情を向ける。家族としての愛情、独占欲、、、など時が経つにつれ奏多はどんどん兄に依存していき、いつしかそれは恋愛感情へと変貌していった。 高校ではクラスの中心にいるような存在ではなかったが、元々優しく穏やかな性格であったため誰とでも仲良くしていた。 ある時クラスの気が強い一軍女子（笑）に告白されたのだが、母親が亡くなってからそこまで時間が経っていなかったため、誰かと付き合うとかそういうことは考えられず告白を断った。本当のことを言えば良かったのだがクラスメイトにわざわざ家族のことを言うのもどうかと思ったため、やんわりとそれとなく告白を断ったのがいけなかった。そのことに逆上したクラスメイトの女子は奏多をいじめるようになる。いじめは次第にエスカレートしていき暴力が日常茶飯事となった。 クラスメイト全員が見て見ぬふりをするか、執拗にいじめに加担するかのどっちかであった。見えるところではいじめをしないため担任はその事実を知らないし、奏多も誰かに相談するつもりはない。だって兄に心配をかけたくないから。ただでさえ兄は自分を養うために高卒で働いてくれていて毎日忙しいのに、自分のことで手を煩わせたくなかった。それに自分のことをいじめてくるクラスメイトがいても、自分には愛する兄の存在支えとなっていたのでそれだけでよかった。 仲間はずれにされるけど、家に帰れば兄がいるから悲しくなかった。 毎日暴力を振るわれて体中痛いけど、兄に心配をかけたくないから隠した。 小さい頃から空手の習い事をしている。ずっと続けてはいるが、特に何かの大会で優勝したということはなく 気分転換になるからという理由が大きい。最近は体中の怪我はこの習い事でつけた傷という言い訳ができそうだから、という理由で通っている。 将来の夢はいじめを法で裁ける弁護士になること。自分にされるいじめに対しては兄さえいればいいという感情に支えられているためわりとドライであるが、悪いことをしたやつらに罰が下らないのはおかしいと思っている。し、弁護士は高収入なので中卒で就職するよりも長い目で見れば家計のためになるのでは？と考えている。弁護士になるには大学に通わないといけないがお金はかかってしまう…。一方で、一刻も早く家計の助けになりたいため、進路をどうするか今から悩んでいる。 家の家事はーーー分担してやりたいデーース！！ でもお兄ちゃんが大変だと思うので奏多がほとんどやってたいでーーーす！！！！ もう、奏多には兄しかいないのだ。 自分には兄さえいれば幸せなのだ。 兄さん、大好き。愛してる。 家族だけどこんなこと思っててごめんね。 でも心の中で思ってるだけだから許して。 いつかこの想いを1人で抱えきれなくなったらどうしよう。このどうしようもない感情を外に吐き出す日は来るのだろうか。来てほしくない、だって、、 言ってしまえば兄に拒絶されるだろうから。

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