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【通過シナリオ】 ・アイにかえる無彩花へ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 反抗期真っ盛り高校2年生。 それはそれはもう喧嘩三昧。ただし自分から喧嘩を売ったことはない。目付きや態度が気に食わないと目をつけられ、喧嘩を一度買ってからねずみ算式の様に喧嘩を売るやつが増え続け全部相手にしているために喧嘩ばかりしている。 元々愚直で単細胞なので『ユイを守る＝強くなる』で体を鍛えており、余裕で喧嘩に勝ってしまった。 近頃はユイに怒られるのでむやみに喧嘩はしないが口で否定するのも面倒臭いのでやっぱり売られた喧嘩は買う。(こぶし、回避、目星、心理学) 昔から聴力が異常にいい。それゆえ聞きたくないこと(主に陰口)も聞こえるので面倒だと思っている。 (聞き耳) 学校には一応在籍しているがほぼ行っていない。小、中はユイに行けと言われて言っていた。(自分の態度のせいだが)誰ともウマが合わないので行っても大体1人。一匹狼。 昔ユイの影響で読み始めてから本が好きに。本は余計なことをしゃべらないし喧嘩も売ってこないし楽、だそう。学校をサボっている時も孤児院でずっと本を読んだりしている。本当に何でも読むので普通の小説や参考書、最近だと化学薬品やスポーツ医学系、ユイが好きなので植物図鑑等までとりあえず手当り次第読んでいる。(応急手当、薬学、博物学) が、学校に行かない＆大学に行く気もない で知識が発揮される場は無さそう。 ユイとは、4歳の頃捨てられた孤児院(前の孤児院)で知り合った。そこに居た時から誰にも全く心を開かない少年だったが、同じ名前の漢字、似たような境遇、天邪鬼な自分の面倒を見て構ってくれるユイの事が気になり、いつしか本当の姉のように慕い始める。 右目を前髪で隠しているのは小さい時虐待されて受けた火傷のあとがある為。皮膚が焼け爛れただけで視力はある。 はたから見たらシスコンの類に見えるが、少し違う。ユラにとっては本当にユイが自分の世界の全てだった。 生まれてすぐ虐待され見捨てられ、まだ前髪も短かったため孤児院でも周りの子からは顔の火傷のせいでよそよそしくされていた。そんな自分に一切変わらぬ態度で話しかけてくれたのはユイだけだった。ただ、ユイに心を開くようになっただけで相変わらず誰に対してもつっけんどんで口が悪く生意気。 同じ孤児院の仲間に対してもそれは変わらない。 全く話さない訳では無いが必要以上に仲良くしない、突き放して踏み込ませないようにしている。 ただ、悪口も「死ね」「殺す」とかは一切言わない。「クソ」とかは言うけど 本当に口が…悪……と言った感じなだけ。 小さい頃のトラウマか癖か、まず言葉から突き放して誰ともコミュニケーションを取らない、という印象。 前髪も伸びきった頃に今の孤児院に来たためユイ以外に火傷のあとを見せたことは無い。 ユイのことは皆の前では「ユイ」 ユイと2人だけだと「ユイ姉ちゃん」と呼ぶ。 一人称：俺 二人称：お前、オイ 「あ…？ お前に関係無いだろ」 「知るかよ。俺に聞いてくんな」 「オイ。……オイ お前だよそこの金髪」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 【平井 結心(ひらい ゆい)】 23歳。 ・一人称…私 ・二人称…君、貴方 ・ユラの呼び方…結心(ゆら) ・簡単な性格…冷静沈着。面倒見が良い。 ・ユラとの関係性…姉弟のような関係(血の繋がりは無い) ・口調 「この眼帯が気になるの？別に大した理由じゃないわよ。よくある、虐待、って奴ね」 「結心はもう少し私以外の人と話しなさい」 「離れていても、結心はずっと私の大切な弟よ」 眼帯の下も虐待による火傷の痕があり、眼球に熱湯が直撃した為失明している。 別段口数が多いわけでは無いが普通に話しかけるし普通に喋る。いつでも冷静といった感じ。 誰にでも平等に、言いたいことは言う、という性格ではあるが、前の孤児院でユラを真っ先に気にかけて面倒を見ていたのは孤児院に来る前、過度の虐待、育児放棄で死んでしまった自分の弟に似ていたから。親は弟と自分に対する虐待、合わせて過失致死で拘留されたため、ユイは孤児院に預けられた。 ユイなりに、守れなかった本当の弟のためにも今度こそ、と、ユラを守りたかったのかもしれない。

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