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・鋭い観察力…＜目星＞＋30 警視庁特殊犯罪捜査零課「鹿瀬班」に所属する刑事。 刑事を志す前に医療の道を目指していた頃があり、その時期に得た医学の知識と手先の器用さを用いて事件の解決や仲間のサポートのために尽力している。世話焼きですぐに色々と口を出すため鹿瀬班ではいつの間にかチーフの補佐係のようなポジションになった。 代々医療に携わってきた家系に生まれたため強い理由もなく医学の道を進む予定だったが、刑事に方向転換したきっかけは、学生時代一目惚れした交番勤務のイケメン巡査が刑事になるため会えなくなるという事を知り、ショックを受けていたところ「キミも刑事になったらいいじゃないか。俺の事を振り向かせてごらんよ（ｼｬﾗﾝﾗ」という言葉を受けて少女漫画のヒロイン感全開になったこと。面食いで惚れっぽいが男を見る目がない。 真面目で堅物そうな見た目通りわりと頭でっかちだが、年齢による体力の低下に悩まされる普通の３０代女性である。 元交番勤務のイケメン刑事とは普通に再会したが相手は結婚していた。しかしその頃には自分にも彼氏がいたので綺麗（？）な思い出で終わった。 そして４年前、当時的場元をチーフに発足した零課に配属される直前、二十歳の頃から付き合っていた彼氏と別れた。 そろそろ結婚したいな、するんだろうな、と思っていたら若い女を作って逃げられるという最低な別れ方をして１０年ほどの期間を棒に振り、「私は仕事に生きる！こんにちは新しい私！！」と零課の扉を開いたところ元カレに激似の同僚が居たため未だに忘れることが出来ない。 本人から何をされたわけでもないが元カレに激似の同僚こと馬下に対しては、顔が嫌いという理由でファンブルほど好感度が低い。 手先の器用さを活かせる料理や家事などが好き（花嫁修業の賜物）（忘れたい過去）（元カレぶっ飛ばす） その他の面でも堅物の顔を一皮剥くと基本は女性的で、綺麗なものやかわいいものが好き。 特に花などを愛でるのが好きだったのだが、庭師事件以降は花に対して嫌悪感を覚えるようになってしまい、趣味で行っていた研究も止めてしまった。 同僚で年下カワイイ鯨波は顔がどちゃくそ綺麗なのもあり他の人間よりも世話を焼きがち。眼福。 ダメンズに振り回され続けた人生の中で出会った相模原とのやり取りや、４年間を共にした鹿瀬班のメンバーとの毎日は 色々と荒んだ心を癒してくれたかけがえのないもの。だから庭師が許せない。 しかし自分の覚えていない、花に対する何かしらの記憶や南玲子のことがずっと引っかかっている。相模原の事を大切だと思いながら、何か恐ろしいことを忘れているのではないかと怯え、それを話すことが出来ない意気地のない自分が嫌い。 忙しく自分を振り回すからだと言い訳をしているが、鹿瀬に素っ気なくするのはそんな自分が後ろめたいからだ。

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