タグ： かめじん

「職業ベース」 ・闇医者：個人的な関心の技能1つに〈ライフル〉を設定。 ・職業P EDU(16)×20=320P ・特記：不十分な器具や設備でも、有り合わせの道具で十分な応急手当ができる。 「特徴表」 ・鋭い洞察力(2,5)…優れた感覚の持ち主であるため、〈目星〉に+30%。 ・ド根性(5,9)…根性がある。あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功する範囲に+5%。 「略歴、性格」 日岸村出身であり、その村にある診療所を営む村医者。飄々とした立ち振る舞いで真意は何を考えているかわからないとよく言われる。だが、人当たりはとても良くちょっとやそっとじゃ怒らない温和な人物と評価されることが多い。 衛湖原家は代々この村の医者の家系であり、亜弾自身もその道に進むことになんら抵抗はなかった。大学まで通い、医師免許を取得しこの村に帰り町医者として暮らす。幼い頃からそんな将来を送るのだと理解していた。 だが、「人生そんなに上手くいかない」と知ったのは割と早い段階だった。 自身が10歳になる時、村で行われる非人道的な儀式を知った。幼い頃より親しくしてきた海ノ明が贄となる運命から逃れられないと知った時、「何故」と理解が追いつかなかった。 そして起きたダムの沈没事故。大学進学のため村を出ていた亜弾と、彼の元を訪れていた「現」海ノ明は運良く巻き込まれなかった。先代が儀式から逃亡したのが理由か、はたまた別の理由があるのか。考えを巡らせても、あの村に縛られ続けた自分が愚かしく思えてくるだけだった。 彼を再び立ち上がらせた原動力がなんなのか。挙げるとするならそれは、「日岸村に対する怒り」だったのかもしれない。海外留学でアメリカに渡った際銃器についての知識を一通り覚え、帰国後は村に戻ることを口実に猟銃所持免許を取得。大学病院でのインターンを終え、医師免許だけはちゃっかりと取得し村へ戻ってきた。 戻ったからといって自分一人で行動を起こせば自滅するのは目に見えている。医者という立場を利用し村の外とコネクションを結び、申請が面倒な猟銃の実弾の仕入れなどを行う。いつ何時でも、行動が起こせるように「準備」は念入りに行なっているつもりである。 後は、その時を待つだけだった。

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