タグ： かのこのこ 雲海の白鯨

🌊*･ 　　沖縄のミッションスクール 聖ジョージ学園に通う2年生の女の子。 　　島に流れ着いたところを、ロペス一家に拾われて、一緒に暮らすことになった。 　　今も一緒に住んでいる大事な家族。ジョゼフさんも真里亜さんもエリーも、みんないいひとなの。 　　おっとりぽんやりしてる。悩み事が少ない。 　　今日も一日平和で、お空が綺麗で、ごはんがおいしくて、みんなの笑顔が眩しければ、それでいい。 　　　※ ※ ※ 以下、「雲海の白鯨」ネタバレ有り ※ ※ ※ 　　　　： 　　　　： 　　□ 手持ち(！？) 　　└ カイオーガ　ラプラス　マンタイン　ホエルオー　ミロカロス　アシレーヌ 　　■ 「汐風夏残」の正体は、魔術師・サンジェルマン伯爵である。 　　　 厳密には、記憶をなくし、サンジェルマン伯爵の魂がバラバラになって砕け散った中の１つだ。 　　　 シナリオ作中において、様々な世界にサンジェルマン伯爵の魂が散り、ただの人間となって顕現している。 　　　 魔術師となり、性も寿命も超越したサンジェルマンの魂は、少年か少女の姿をしている。 　　　魔王との戦いの後、弟子と共にこの世界から脱却し、霊力の濃い空間で治癒にあたる、という提案に頷くことはしなかった。 　　　「サンジェルマン伯爵」であることを辞め、記憶を失う覚悟で自身の霊力を使用して治療を行うことを選んだのだ。 　　一番弟子へ。 　　探しに来てくれたというのに、共に歩む道を選べなくてごめんなさい。 　　それでもわたしは、「サンジェルマン伯爵」のやるべきことはもう、これで終わりだと、思ったから。 　　わたしは、ここが、沖縄が、大好き。 　　ぬけるような青い空が。きらめく透き通った海が。深い緑豊かな森が。自然に満ちたこの世界が。 　　エリーも、ジョセフさんも、真里亜さんも。学校のみんなも。この島に住む人たちが、大好き。 　 　　きっと、ここに落ちてきたのは　運命なんだ。もっと、生きていたいよ。……ここで、みんなと。 　　人間として。一から。愛してみたい。感じてみたい。知っていきたい。 　　きみを選ばなかったわたしが、こんなことをいうのは、わがままかもしれないけれど。 　　もしまた、きみと会うことができるのなら。 　　「汐風夏残」という、ひとりの人間として、会って、互いを知れたら。 　　そんな願いが叶う日が来たら、……うれしいな。とっても。 　　： 　　薄れていく記憶、もう現実なのか、夢だったのか、わからないけれど。 　　大切な何かを見つけたことも、大事な選択をしたことも、きっと。本物だ。 *.・

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