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陸上バカ。肝心の陸上の成績が良くないのは内緒だ。 そのため特待生にはなれず、きちんと成績を出して学生の本分は全うしている。 中学の時、唐突に両親が失踪する。 結局の所（石と遭遇するまでは）その理由はわからなかった。 ＧＭが面倒ならたぶんずっと明かされないだろう。 転校後妙に事情通な親友ができた。 関係ないが無駄に色っぽい姉貴がいる。 なんか脳裏にずうずうしい妹系の声が響く。 そんなジャンプなノリの主人公。 ＝＝＝ 昨日と同じ今日、今日と同じ明日。 変わらぬはずの日常は、しかし確かに変貌していた。 騒がしくも穏やかな街に差し込む巨人の影。 一つの石と二人の少女を巡り、非日常は廻り始めた。 成り損ないの煌めきは、果たして何処への導なのか。 ダブルクロス The 3rd Edition 『The Inner Light』 ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。 ＝＝＝ PC1：Dロイス指定「愚者の黄金」　カヴァー指定「高校生」 シナリオロイス：石の少女　推奨感情：P任意/N厭気 「不束者ですがお世話になります」 開口一番にそんなことを告げてきたのは、 あろうことか君の手の内で鈍く輝く『出来損ない』だった。 たまたま見つけた、確実に厄介を運んでくるであろうシロモノ。 持っていても面倒ばかりで仕方がないのだが、手放すことは出来そうにない。 ──何しろソレは、君の手に張り付いているのだから。 何かの実験の成果物だったのか、石を奪わんとＦＨの刺客が迫る。 事態を掴むためにも、動かねばなるまい。

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