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呼び名「伽藍堂(がらんどう)」都市伝説課HO2 23歳/男 一人称「オレ」/二人称「アンタ」※HO1に対しては「〜サン」 好きなもの(こと)：甘い飴(いちごみるくとかチェルシーとかすぐ虫歯になりそうな飴。を、バリボリ噛むのが好き)/静かで何もない場所(お寺など) 嫌いなもの(こと)：うるさい音(心臓がバクバクするから)/性別関係なく威圧的な人間 【基本的設定】 ・武器は日本刀(打刀/脇差)。2010参照。脇差は打刀が何らかで無くなった際の護身用。都市伝説課に入ってから武器は何でも良いと言われ困った末に、一番練習してしっくりきた刀にした。 ・観察する力に長けている。彼は静かな場所で過ごすのを好むが、そこで何をするのかというと寝るか読書かスケッチだ。没頭していくうちに物の捉え方が発達した。模写は上手いが、想像上のものは考えたこともないし描いたこともない。 ・空気や場を読むというのが非常に長けている。本人曰く、少しでも会話の流れや相手の表情が変わると肌で感じるのだとか。これは普段の日本におけるコミュニケーションだけでなく、戦闘でもきっと役に立つだろう。本人はまだ思い付いていないが。 ・口調「え…なんスか…オレ新人ですよ…あっちにいるヒトの方が詳しいんで、あっちに聞いて下さい…。……はァ、そんなにオレの顔、老けてるかな…」 ・ちなみに、喋る際のテンポとりや、自然なイントネーションというものがやや下手。 〜以下CoCシナリオ「都市伝説課HO2」のネタバレ含む設定です！！！〜 本名「没倫 慈生(もつりん いつき)」 ▲本名について 名前に入っている「慈」は、親から子供へ自然にあるような、無償の愛のイメージも持つ。なんとも皮肉なことだろうか。 彼は全く親から愛されていなかったとも取れる扱いを受けてきた。両親は自分たちで名付けておきながら、名前も彼の人格も台無しにしたのだ。 まさに「倫理観」を「没」にしたような家族だ。 ※実際に「没倫」という名前は昔の僧の名前であるらしいです。絶対こんな最悪な意味じゃないですがお借りしてます、すみません没倫殿。 ▲都市伝説課での呼び名 生い立ちが生い立ちながら、自分は生まれながらにして無価値だと思っている。 無価値の無は０、０は無を表す数字。０は何かに足しても引いても、かけても０。自分がいてもいなくても、なんら影響も及ぼさない。 何もない。うつろで、空白だ。だから都市伝説課では「伽藍堂(がらんどう)」と名乗っている。 しかし彼はまだ知らない。0は確かに無の象徴でもあるが、終わりのないものとして表すこともできる。逆に０が無いと表せないことがこの世にはごまんとある。 彼はまだその人生が終わっていないだけで、0の中にある無限大の可能性にまだ気付けていないだけなのだ。 ▲人間性について 自身のことを無価値だと思いつつも、今日この日まで生きてこれたことが奇跡のようで、この世のものでないものを目にするようになってから、ますます神的な存在もいるのではないかと半ば信じるようになった。何かの宗教に入るつもりはないが、自分が死にかけながら生きてきたのは、あの世の存在が「自分の為の宿命」を準備しているのだろうと、適当に自分で理由づけた。たとえ未来で起こることが幼少期の頃より最悪なことだとしても構わない。 なぜなら「自分は無価値なのだから、不幸な出来事には自分をぶつけるのが最適」だからだ。 そうすると自然と自分の境遇に対する怒りも沸き起こらなくなった。 ニュースの幸せそうな家族の不幸な事故などを見たとき、「要らなくなってしまったのかな」と、完全に価値観も不幸な人間に育った始末である。 ▲HO1に対して(通過前) あの、短くとも自分に安全で安心できる時間を与えてくれた恩人に対して、感謝の言葉だけはいつか言いたいと思っている。 不思議と、もっと早く気づいて報告して欲しかったという恨みなどは持っていなかった。子供ながら、いや子供ゆえに、ほぼ諦めていたからかもしれない。 感謝の限りは尽くしたいものの、自分にできることも、あげられるものも何一つ無い自分が、HO1を手助けできることは一体なんなんだろうと悩んでもいる。 ▲その他補足 彼は苦労しているせいか、やや顔が実年齢より老けている。その上幼少期に暴力を受けすぎたせいで顔の骨格がやや人より歪んでおり、 そのせいで新人っぽく見えないことに困っている。境遇はもとより、巻き込まれ体質。 なのでほぼ誰もいなくて何もないお寺や、誰も来なさそうな町外れの峠や夜の公園を好む。峠でたまに自殺願望者を見かけるが、放っておいている。 身体中にある消えない傷を隠すため、彼は夏場でも長袖を着ている。 コンプレックスは顔もだが、謎に馬鹿伸びた身長も嫌っている。

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