タグ： 母の愛

銃使いのドールたち。かつて双子だった少女たちは左右に切断され、接続された。 彼女たちは二人で一人であり、左右非対称且つ表裏一体である。 彼女たちの接続面は雑に大型のホチキスでつながっており、頭頂から股下まで続いている。 二人は今にも剥がれ落ちそうで、危うさすら感じられるがなんとかつながっている。腕のいいネクロマンサーだったのだろう。 彼女たちの名前はFF.その由来は、「fifty-fifty」 彼女たちの銃は特別製である。ドールとして使われなかった彼女たちのもう半分の肉体が使用された銃だ。 その見た目はあまりに普通の銃とはかけ離れており、骨や肉、臓器で製造されたその銃はまさに人間銃という呼び名がふさわしい。 この銃には名前がある。「オリヴィア＆エミリー」という名である。 これは彼女たちの生前のファーストネームである。彼女たちはこの名前が自分たちの本名であることは覚えていないが、この銃の名前は知っている。 彼女たちが目覚めた時から手に持っているのだ。だが、その素材が自分たちであるということは知らないだろう。 銃弾は13㎜炸裂劣化ウラン弾を使用。（嘘）

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