タグ： Adonis専用うちの子達

坊ちゃん専属の執事 元スパイで暗殺をメインに仕事をしていた 名前は沢山あるのだが本名は無い、というか この仕事をする為に捨てたようなものだ。 ある日、有名な資産家の当主から自分の一人息子を 殺すよう暗殺の依頼を受けた 今まで受けてきた仕事は100％こなしてきた彼にとって 子供を殺すなど他愛も無いこと。 そう思いながら彼は執事としてその屋敷に来た 無垢な子だ、一人息子の「上条 翔」を見てそう思った 何も知らない、父親がまさか自分を殺す為に 殺し屋を雇ったなんて、知らないのだろう。 とうに感情なんて捨てた彼にとってはその程度の事 だが彼も鬼ではない。依頼を受けてから殺すまでの期間は 自分の好きなタイミングで良いと言われている。 彼は少年が20になってから殺そうと決めたのだ。 暗殺者である彼の手を包み込み少年は言った 「お前の手は、暖かいな」 真っ赤に血塗られ、薄汚れた手を… 嫉妬、恨み、憎しみに溢れたこの手を… ”今から貴方は私に殺されるというのに” 怖くないのだろうか？泣かないのだろうか？ 何故、逃げないのだろうか？ 今までの人間は、恐怖し、怯え、媚びた、 だと言うのに…。何故…。彼は…。 疑問。彼は思った、そして少年に問いた 「貴方にとって、私はどういう存在なのですか？」 少年は優しく微笑んだ 「俺にとって、…お前は光だよ」 愛を知らず、己が生きる為に、仕事の為に、 何人もの人間を殺した彼にとって それは初めて言われた言葉だった。”光” 闇の世界で過ごした彼を、光だと言うのだ。 ”興味”それは少年に初めて出会って起きた感情 ”愛”それは今の彼に芽生えた初めての感情 ああ、胸の中に溢れるこの温かさはなんだろうか？ じわりじわりと広がるソレは。 彼の胸の中にいつまでも残り続けた 少年から貰った優しさに、彼はナイフを落とした 「 」 「ルーク」少年(上条 翔)から貰った名前 意味は、光を運ぶ者 偽名 クライン、ディラン、ロイド ――――――――――――――――――――――――― ・おまけ・ シナリオ「君にラブソングを」では なんとも悲惨な事に、恐ろしい邪神の子を 体内に宿した事がある(やったね！君がママだ！) 既にその記憶は無いのだが R18(リョナ)が好きなPLからしたら最高でした ありがとうございました！！ ――――――――――――――――――――――――― クリアシナリオ「機械仕掛けの街」では その街での記憶は朧気で無くなっているが 目を覚まし目の前で大切な人である坊ちゃんが 泣きながら自身の心音を聞き、「もう絶対に手放さない」 という言葉に、色々と悟った事だろう。 ちなみに、あの世界で初めて自分の名前を呼んでくれた 事も忘れてしまっている。 今は坊ちゃんが離れないので抱き抱えているか 傍で寝たりしている。 【クリアシナリオ】 ・幽縁地 ・君にラブソングを。 ・機械仕掛けの街

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