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「善意でも悪意でも無く、人の相（性）というものが見てみたいものだナ。」 帝都芸術大学の映像専科を卒業後、都内のテレビ局に就職。 【人の善性とは】を題に映像を残したいと思い下働きを始めた。 TVの現場では、過酷な業務を強いられる事になるも強い想いに後押しされ働き続ける。 プロデューサーをしていた（現在の局長）に企画を気に入られ、ディレクターの道を進む。 ゴールデンタイムの感動物や、お笑い番組等を無難に作り上げるが彼のやりたい事とは正反対の事であった。 「君の作る番組は無難だがお茶の間向けの良い作品だね」 と、大御所のプロデューサーに声をかけられ彼は深く傷ついた。 以降、彼は自分の作りたい番組の為に深夜枠に移行。 放送コードをギリギリ超えるレベル（現在では完全にアウト）番組を作る事となる。 テーマは『極限状態に陥った人間から善性を確かめる』 様々なタレントを極限状態に追い詰め、その行動をノーカットで映すのが好評で、 深夜帯にも関わらず高い視聴率を誇る事になる。 が、撮影中に2名のタレントが精神的に追い詰められ障害沙汰を起こしてしまい TV界隈から身を遠ざける事になる。 「何もお茶の間に見せる必要などあるまいナ。私は私のやりたい作品を創るだけサ。」 それからはインディーズ映画や、Vシネマ等を撮影し好きなモノを創り出す映画監督となった。 作風は一人称視点のモノが多い。 映画監督に転向後は、撮影スタッフを雇う程の予算がないため自分一人で撮影をしていた事もあり、 現在も彼の代表的な手法として取り入れられている。 「スポンサーがつかないと喰っていけないとは不便なモノだナ。」 Vシネマの代表作は『麻雀天下統一～鳳凰と登り竜～』シリーズ、『新宿伍番街～極道大戦~』シリーズ。 インディーズ映画では、『とある殺人者の家族』、『2nd Family』、『Gates Of Heaven』 Vシネマは（一部）大衆が喜ぶような落伍者達の心理戦やアクション等。 分かりやすく楽しめる"血舞い肉弾ける"ような展開のもの。 「やはり人間は素晴らしイ。素敵ダ。そうとは思わんかネ？」 インディーズ映画になると彼の趣味の領域になるため彼のテーマである【人の善性とは】を重視する。 代表作として、『とある殺人者の家族』では、"殺人を犯したある暴力団員の家族"をテーマに。 『2nd Family』では、家族を持つごく普通のサラリーマンの"二重生活"を"第二の家族"目線で追うストーリー。 『Gates Of Heaven』では、阿真の全財産を浮浪者に与え何をするのかを映しつつ、阿真の浮浪生活を映すストーリー。 編集はあるが（ノーカットではない）、ノンフィクションの一人称視点の映画になっており、小川の様に静に流れながらも突然激流になるような作品が多い。 特に『Gates Of Heaven』はインディーズ映画ながら話題になり国際映画祭で入賞した。 そんなこともあり、小さな枠ながらもTV界隈にもこっそり復帰しつつ、 今は撮りたいモノを好き勝手に撮影する人生を謳歌している。 【性格・特徴】 ・基本的に否定はしない。肯定し、実際に試してから違うなら違うと言うタイプ。愉悦系おじさん。 ・人の器を測る。精神的・肉体的な人間強度を測る。人間大好き人間万歳。やっぱり愉悦系おじさん。 ・趣味（仕事）に命をかけているため、金や人生に執着がない。撮りたいモノの為なら（自分と他人の）命さえも執着しない。 ・ユーモラスな言い回しをする。決して煽っているわけではない。（が、これで人間力を測っているのかもしれない） ・左目に傷。左目の傷は『2nd Family』の愛人の女性が、男性を刺そうとした時に止め入って負ったケガ。映画でそのまま使用した。 ・ステッキを使用。左目の視力が低下した時に使っていたら気に入ったらしい。 ・【善性】への執着は、自分の為に"体を売りながらも育ててくれた母"への気持ちを知りたいため。母は痴ほう症の為入院している。 ・好奇心旺盛というわけではなく、自分の気になるものに対しては"好奇心が異常"である。 ・興味を失ったものには見向きもしなくなる。が、そこから興味が再燃した場合"執着"に変わる。おめでとう！宝物だネ！ ・敬称はアマさん。監督とは呼ばせていなく。ベテランも若手もみんなアマさんと呼ぶ事が多い。 ・こう書いてあると"変人"なイメージだが、俳優に無茶とかは極力させない。むしろ自分が無茶するタイプで怪我が多い。 【使用技能】 ◇制作（映画監督・撮影）：75　→写真術として使用 メジャー映画ではないため75止まり。現状限界点。フレーバーとして使用しつつ、実用性としては写真術として採用。 ◇天文学：65 撮影の天候を知る為の必須技能だが、やや衰えを感じる。 ◇目星・聞き耳・図書館：65 オールマイティーではあるが、年齢もあり少し衰えを感じ始めた。 ◇杖：65 お気に入り。イギリス紳士が持ってるイメージのアレ。 ◇回避：60 撮影していると（割と）死にかける事があるので伸びた。生き汚いネ！ ◇説得：60 ドキュメンタリー映画の撮影で、ターゲットや近隣住民を説得するために。 ◇心理学：65 君が何を考えているか知りたいものだナ。 ◇人類学：50 知らぬ事が多い人間性というのハ興味深いネ、本当に魅力的なものだナ。 呪文 -ジレルスの結界石 - 必要なのは、角のない”真球の石”と”呪文”である。 石を猟犬に向けてかざし、任意の人数の探索者が、任意の点数のマジック・ポイントを消費する。 こうして消費されたマジック・ポイントの総計×5%を目標に呪文の使用者のうち１名が代表で判定を行う。成功した場合、石の中に猟犬を封じる事ができる。 【通過シナリオ】 ・台風の目 ・黄昏の扉

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