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◯白射紅葉(しらい・もみじ)/『神はすべてきみに任せたのである。』HO4：ナモナキコ 【紅葉】：「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」 『HO4：やあ！ぼくは特に何もないけどとりあえず元気に生きてます！！！』 ・背を覆うほどに華麗に伸ばされた、日に照らされた刃を思わせる美しい白銀の長髪に、晴れ渡った蒼穹の色を存分に湛えた真っ青な瞳をした、酷く整った容貌をした人物。 ・整った横顔に表情が浮かぶことは少なく、凛とした鋒のような雰囲気と相まって、与える印象は何処か涼しげで冷たげ。一見は近寄り難い高嶺の花。真冬に一輪、豪雪の中に咲く蒼い大華。 ・その容貌に似合いの、凜然とした落ち着いた性格をしている。理知的で冷静、冷たささえもやはり感じさせる姿であり、感情や声を荒らげることは無く、普段は淡々と整然と言葉を紡ぐ。 　けども、全てに於いて凍えている訳ではなく、時にふわりと微笑んだり、或いは機嫌悪げに眉を顰めたりとすることもきちんとある。ただ、強い感情の変化をあまり他者に見せることは良しとせず、常に冷然と在ろうとしている。 　ただ、同時に他者のことをあまり放っておくことが出来ない、元来の世話焼きの気質でもあるため、言葉にすること自体はあまり多くはないが、どうしたって手を貸そうとしてしまう。特に、年下の人間のことは放っておけない。 　然し、あまり自身が関わって余計に事を大きくしてしまっては、という気持ちもある為に、その見極めを何とかしようと、冷静を被る心の片隅で常に考えている。その為、一歩行動が遅れることも多い。 ・自身の美しさを正しく理解しており、且つ使うことに躊躇いのない自信家でもある。 　それを整えるためにもキチンとケアをしており、一種の趣味のようなもの。存外そういったことをするのは楽しく、長く伸ばした髪も美しい容貌も、丁寧に整えている。 　美しければ、有利なことも多いのはよくよく知っている。 　けれども同時に。厄介事を引き起こす種となることも重々理解をしているので、上記の人助けへの咄嗟の躊躇い含めて、出来得る限り状況は静かに見極めようとする。 ・ただ、見極めてはいるが、遠慮をし過ぎる性格でもないため、言いたいことや思ったことが、時折ぽろっと口から零れ出てしまうことも。オブラートを気を付けていない訳ではないが、零れてしまうものは仕方ない。ナチュラルボーン失礼。ただ、一定の礼儀から外れそうなこと、常識外のことは言ってしまわないよう、当然そこは気を付けている。 ・……………………と、言うところが被っている「猫」である。 　性格自体はさして変わらないが、素の性格は、それなりに感情表現豊かで口が悪い。 　一人称はオレ、であるし、敬語で話す口調が崩れ、少々荒っぽくなる。そして、その実若干面倒くさがり、考えるよりも先に行動をしてしまう節がある。大胆、と言えば聞こえはいいが、無鉄砲染みたところがある。 　「猫」の性格を被っていた方が、それらを抑えることが出来る、というのと、また諸々上手く進むことを経験則で今まで学んできた為に、基本的には猫被り。 　自身を抑制する為でもあり、同時に、ある種の蛇足である。 　誰だって、綺麗な容姿のやつに微笑まれれば嬉しいだろ？ 　素の性格だと、若干不遜でさえあるかもしれない。 ・だが、世話焼き気質は変わっておらず、昔からよく知る人間に対しては、少々口調を荒くしながらも心配し、世話を焼いてしまう。 ・体格は小柄なものの、その分身軽さが売りで在り、また運動神経が優れている為に、それらを活かして、現在はスタントマンとして働いている。 　目立つ容姿であるため、俳優や役者の舞台に立つ側に誘われることも多いのだが、そういった演じることは自分が得意だとは思っておらず、猫を被ったモードでやんわりと断っている。既に猫を被っているのだから、これ以上演じるのはね。それに俺、別に、ああいうスポットライトの下とかには興味がないし。裏方の方が向いている。 　身体が小柄であるがゆえに、様々に仕込めば、どんな役柄のスタントでも熟すことが出来、界隈ではそれなりに活躍している。高校時代から知り合いの伝手で幾つかのスタジオでアルバイトじみたことをしており、それをそのまま大学を卒業して、職へとした。それなりの数の映画にスタントとして出演しており、最近ではかなり大きな映画のスタントを引き受けるようにもなっていった。 　そのため、俳優は勿論のこと、上手く体系を誤魔化して、女優のスタントを引き受けることもかなりの数ある。寧ろ、その点で稀有なスタントマンとして、かなり重宝される立ち位置を築きつつある。この辺りは勿論、計算の結果である。 　当人としては裏方を希望しスタントマンとして生業をたててはいるが、その実、主演の影となって宙を翔ける白銀の髪に、見惚れる関係者たちは後をたたない。 ・また、元より目立つ容貌をしている為に、その容姿に目をつけた連中から絡まれることも多く、美しさを誇ってはいるものの、それなりに苦労してきた過去を持つ。自分から容姿を誇った言葉を出すのは構わないが、実は他者からそういった言葉を掛けられるのが、あまり好きではない。ただ、ずっと昔から付き合っているその子のお陰で、その苦手意識もだいぶ薄れてきている。 　それゆえに、自衛を強いられることに度々遭遇してもおり、その為に足技を鍛えている。実力はかなりのものである。だが、足癖が悪い訳ではなく、いざ、というときの本当の自衛手段。自分の力がかなり強いことも把握している為に、その点は下手に手を出さないようにしている。 ・また、スタントマンとして受けた、いちばん最初の仕事のとき。無名の映画監督が、然し、力をいれていたとあるアクション作品で、その主演が、三節棍という些か特殊な武器を使うという設定だった。だから、監督の台本以上に、そして、三節棍を持つ主演俳優のように、理想通り、いや、それ以上に、美しく勇ましく三節棍が完璧に使いこなせるようにする為に、中国拳法の道場へと実際に入門し、そこで教えを乞い、習得した経緯を持っている。 　その技術は今でも非常に優れており、道場にも時間を見つけては引き続き通っている。 ・そんな風に、仕事への付き合い方はなんやかんや非常に真摯であり、周囲からの信頼も非常に厚い。 　舞い散る雪のような美しさから一転、役へと入り込むと青い烈火の勢いでアクションを熟す姿に、実はさり気なく見惚れている関係者は多い。 　ただ、それが猫の皮だと知っている関係者は殆どいないために、その姿が実はどちらかといえば真の姿であると、知るものも少ない。 　唯一、仲のいい俳優だけが、「君のカッコイイところ、もっと色んなひとに知ってもらえばいいのに」と苦笑をしているが、その彼の言葉は、右から左に聞き流している。 　別に、誰かに知ってもらいたくて、この仕事をしてる訳じゃないんだ、俺は。 ・そんな件の友人俳優は、めちゃくちゃに顔がいい(APP19)。且つ自身の顔も相当整っている為、合わさった結果、実はかなり目が肥えてしまっており、さり気ない面食い。 　ただ、そんな彼が最近、俳優として頑張っていることが実はさり気なく嬉しくて、密やかに応援してるし、彼の出演するドラマや映画は原作までちゃんと網羅している。それを踏まえて、スタントを依頼されるときには、態度には出さないものの、心から喜んで彼の影を担っている。 　彼が、そして、自身をスタントに、と依頼をしてくれた、俳優や女優ら。彼ら彼女らの代わりに、その場面に最良の勇ましさを、最高の美しさを。添える為に、ただ、影として、白い髪を靡かせている。 ・カラーコード：白藍 #c1e4e9 ・好きな食べ物は、あまりカロリーが高くないもの。甘いものはちょっと苦手。 　でも、クリームのたっぷり乗ったプリンは好物。あと、和菓子が好き。 ・イメージソング「orion」 【特徴表】 36：俊敏 【花言葉】 5：エリカ 「孤独」「謙遜」「心地よい言葉」「博愛」 静かなことをなによりも愛し、安定している。だからといって貴方はなにも拒絶しない。貴方のそばは、誰にとっても居心地の良い静寂に満ちている。 72：夜顔（よるがお） 「妖艶」「夜」 時間が貴方の顔を変えるだろう。計算高く、全てを手繰ろうとし、きっとそれは成功する。皆の心を抱く笑み。誰も貴方の夜の顔に気づかない。また今日も夜がやってくる。貴方の夜が。 83：ホップ 「天真爛漫」「軽快」「不公平」「不正」「不法」 笑いながら人を騙す。それは全て未来のために。自分の勝ちが未来を照らすと信じているからこそ、貴方は勝ちのために策を積む。皆のために、皆から嫌われても構わない。大丈夫。最後は皆で笑えるだろう。きっと、大丈夫。 【通過シナリオ】 ・『神はすべてきみに任せたのである。』：生還 ＜以下、『神はすべてきみに任せたのである。』HO4秘匿情報有り＞ 「…………え、なに？ 綺麗な薔薇には棘があるって聞いた事ないの？ 平和な暮らししてんね」 ・なっちゃん。幼い頃から、物心ついた頃から、ずっと一緒に居る彼女。自分にしか見えない、あの子。 　彼女のことは、一切の過言無く、「魂の片割れ」のような存在だと認識している。 　誰よりも大切で、誰よりも大事にしたくて、仕事も何もかも偽って影にいる自分ではあるけれど、なっちゃんの為だったら、彼女が望んでくれるんだったら、王子様にだってなっていい。そう思うほどに、大切な子。 ・幼いころからずっと一緒に居過ぎてしまって、彼女は自身の妹のような、姉のような。そして、自身は彼女の兄のような弟のような、然し双子のような友達のような、全てを内在した関係性。なっちゃんのためだったら、姉にだって、妹だって、兄にだって弟だって、なんだって慣れる。 　なっちゃんの為だったらなんだって出来るけれど、彼女のワガママに時折喧嘩をしたり、逆に自身も彼女へと我儘をいったり、時に泣かせてしまったこともあったりと、関係性は本当に兄妹か、姉妹か、姉弟かに近い。 ・今の猫被りも、美しい容貌で必要以上に下手に巻き込まれない為の、幼少期からの処世術のひとつであることも確かだけれども、最もたるところは、あまり強い感情を抱きすぎてしまって、それをなっちゃんへと伝えたくないから、という気持ちが強い。 　なっちゃんと五感が繋がっていることは、物心ついた頃から、ずっとずっと当たり前だったから。 　彼女にあまり強いものを下手に伝えてしまいたくなくて、幼心にはじめた、それこそ自衛手段のひとつでもあった。 ・そして、この自身の容貌。それに起因して様々なトラブルに巻き込まれて、幼心に大きな傷を負うことも少なくはなかったけれど、それでもこうやって褒めてくれるのは、どんなに辛いときでもなっちゃんがずっと傍にいてくれて、たくさんたくさん励ましてくれたから。一緒に泣いてくれたから。代わりに怒ってくれたから。ずっと隣に、いてくれたから。 　なっちゃんが褒めてくれるならば、喜んでくれるならば、それが自分だって嬉しくて、ちゃんと自身の美しい姿を大切にして、それでいて、誇れるようになれた。 　髪を伸ばしているのも、美しい青色の髪をしたなっちゃんとお揃いにするためで、そうすれば、なっちゃんが少しでも寂しくなくなるだろうと考えたから。女性らしい容貌も、なっちゃんと並んだときにお揃いに出来るから。 　彼女を想う気持ちで、自身の姿は出来ている。 ・そして、スタントマンとしての仕事も。 　なっちゃんと共に居る日常が当たり前で、いつの間にか二十歳へと近づき、人生の岐路を考えたとき。 　パソコンの前に座って、ただただキーボードを叩くだけの事務仕事を自分がしていたら、傍にいるなっちゃんは、どう思うだろうか、って考えた。 　同時に、なっちゃんに、退屈じゃなくて刺激的で、待っている間だって飽きない、それでいて、今まで見たことも無い景色を見せてあげたい、って思った。 　同じくして自分も、今まで見たことのない景色や業界を見て見たいと思った。 　そんなときに、何気なく話を持ってきてくれたのが、俳優としての道を歩み始めようとしていた友人であり、彼のお陰でスタントマンという仕事と巡りあえた。 ・スタントマンとして、俳優や女優の代わりに、身体全てを使ってアクションを演じ、光の影となって動いている間は、実は、とても楽しくて。そして、きらきらとした輝かんばかりの瞳で、それをいつも見ててくれるなっちゃんの姿が見えることが、本当に本当に嬉しかった。 　それが幸せだった。 　なっちゃんが幸せだったら、自分も嬉しくて幸せで。きっと、その自分の嬉しさや幸せが、なっちゃんへと伝わっていればいい、と、ずっと思っている。 ・何故、彼女の為に、そこまでするかって。 　だって、彼女は、自分にしか見えていない。どんなに彼女が笑顔で、無垢で、優しく誰かに声を掛けたって、それに気付けるのは自分しかいない。 　こんなにも優しくて、可愛くて、温かくて、我儘だけれど、それだって可愛い彼女。 　赤ちゃんの時から、ずっとずっと一緒に居てくれた、誰よりも長い時間を一緒にする子。 　彼女の手を自分しか掴めないなら。 　彼女の声を、自分しか聞けないのなら。 　彼女の存在を知っているのが、自分だけならば。 　だったら、その唯一たる自分が、そんなこの子のことを、せめても幸せにしてあげたいんだ。 　――――誰にも、その存在を認知されないこと。それが、どれほど、この子にとって寂しいことか。 　こんなにも素敵な子が、そんな寂しい思いをすることが嫌だった。 　だから、せめてもそれを、自分が払拭したかった。 ・なっちゃんのためだったら、なんにだってなれる、なんだって出来る。 　兄にも、姉にも、弟にも、妹にも、友達にも、喧嘩相手にも、双子にだって、魂の片割れだって、 　そして、なっちゃんが望むなら。スポットライトの下に立つのはどうしたって、何一つとしたって柄じゃないけれど、でも、君が望んでくれるなら、王子様にだって、なるよ。 ・君の姿が変わらなくなって、君が何者かわからなくたって。 　なっちゃん。なっちゃんはなっちゃんだから。 　俺の大事で、大切で、大好きで、――――愛してる、俺の片割れ。 　どうか、君に、たくさんの幸せを。思い出を。 　君が決して、寂しくなんか、ないように。 　 貴方は幼い頃から自称「なっちゃん」という女の子と一緒に居る。 だが「なっちゃん」は貴方にしか見えない。貴方の記憶が正しければ赤ん坊のころから一緒だった。 意思疎通も出来る、会話もできる、触れることもできる。そして貴方の五感は全て「なっちゃん」にも伝わる。 二人で一人といっても過言ではない存在であることは確かだ。 ただし貴方が成長しても「なっちゃん」は姿は変わらない。 「なっちゃん」が何者なのか貴方はわからない。 貴方の“■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■” 目標は「■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■」 ■なっちゃん 独特な和服を着た16歳くらいの少女。 弱虫な性格だがいつも笑顔で優しく、そしてすごくちょろい。そしてちょろい。 ただ感情的になりやすく、なにがあってもすぐに泣くのが難点だ。 片時もあなたから離れることはない。壁もドアも窓もすり抜けてくる。喧嘩してない限りは。 そして「なっちゃん」が泣くと必ず雨が降る。 昔、あなたと「なっちゃん」がちょっとしたことが原因で喧嘩をしてしまったとき、「なっちゃん」が大泣きした際大雨が降ってきて町が大洪水になった記憶がある。 だが「なっちゃん」は最近ぼーっとしてることが多く、どこかうわな空の事が多い。 大好物はクリームの乗ったプリン、なっちゃんジュース。嫌いな物はたまねぎ。 【通過シナリオ】 ・『神はすべてきみに任せたのである。』：SAN+3,三節棍+3,ナイフ+9,応急手当+4,聞き耳+2,追跡+7,登攀+7,図書館+6,芸術(殺陣)+4,生物学+5,博物学+3,歴史+5 ・『神はすべてきみに任せたのである。爾』：SAN値+2,回避+5,三節棍+4,投擲+11,跳躍+9,聞き耳+2,クトゥルフ神話+1 【後遺症】 ・神の寵愛を受けたことにより、全ステータス+１ 【AF】 ・『黒い羽』 空へと飛べる。他のシナリオでの使用は不可。こっそりこれで外に行こうね。 ・『ケガレ特攻ナイフ』 少年曰く、通称「ケガレ特攻ナイフ」 ・使用上限　5回（相手にあたった回数とする）/残り2回 ・ケガレに対して、4d10でダメージ算出 ・小刀　初期値60（貴方の手になじんでいるため） ・使用する際には、以下の文言を唱える（こちらはRPに反映せずとも、唱えるという宣言のみで使用可能とします） 「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を 建速須佐之男命（たけはやすさのおのみこと）の力を、この刃に」 【習得呪文】 ・クトゥルフの鷲掴み(オリジナル版) - 2024/10/26 必要ターン：5R 対価：MP2d6、SAN1d6 効果：一時的に対象から1d10のSTRを奪うことができる。 奪ったSTRと自身の任意のSTR数値分を即時に他者に対して与えることができる。 与えられた人物はdbも上昇する。(戦闘終了時に解消) 例：八岐大蛇から1d10で5を貰い、HO4のSTRから5を追加してHO1に合計10のSTRを譲渡する。

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