タグ： ぺよ アポカリプスの天秤

▽以下通過シナリオネタバレ有 ─────────── ◢通過シナリオ 　アポカリプスの天秤/HO4 ─────────── 漆原 烏十（うるしばら うと）/26歳/195cm/6月30日（誕生花：マツムシソウ 花言葉：私はすべてを失った） 職業ベース/刑事 カラーコード:#F5F5F5 イメージソング：東京テディベア/Neru 　　　　　　　　フィクサー/ぬゆり 一人称/おれ　二人称/おまえ、あんた 好き：食べ物全部 苦手：汚い場所 嫌い：警察、犯罪者 「ハイハイド～モ！警察チャンっスよ～大人しく逮捕されてくださいっス～」 「おれお腹すいちゃったっス～なんでもいいんで食いに行きましょうよ～」 「国のためとか人のためとか言ってるやつが一番うさんくせ～ンだよねえ」 「おれ、警察なんてだ～いっきらい！クソの掃き溜めだろこんなトコ」 「コトが起きなきゃ動けねえンだよね。全部なくなってからじゃおせえのにサ」 【技能ポイント】 回避、キック、拳銃 聞き耳、目星、図書館、追跡 言いくるめ、信用、心理学 ─────────── 　　　　「あなたは許してはいけない」 　ああ、許さないさ。 　殺したあいつも逃がしたそいつも、こんなことが見逃されている世界も、全て。 　壊れてなくなればいいさ。 ─────────── へらへらと笑ってはいるが、心からの笑顔ではないため不気味。 言動もゆるそうに聞こえるがよく聞くと過激で物騒。 隙あらば暴力を振るおうとするし、チャカを取り出す。 警察になれたのは猫かぶりが上手かったから。上層部にはへこへこしている。上辺だけだが。 ─────────── 一度目は漆原が10歳の時だった。 両親がひき逃げ事故に遭い他界した。 犯人は捕まえられなかった。 警察への不信感を持った。 12年前、漆原は当時14歳だった。 両親を亡くし、7歳離れた姉は自分の世話をしながら素敵な家庭を築こうとしていた。 二度目だった。二度目だ。 なぜ、どうして。なにをしていた。 誰が、誰だ、誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ誰だ。 犯罪者が悪いのは当然だ。ガキでもわかる当たり前のことだ。 だがその悪を止めるものはこの世界にいないのだ。 警察は事件が起こらなければ動きやしない。 法律なんて守る気のない者には意味がない。 この世界は悪を未然に防ぐ気なんてさらさらないのだ。 犯罪者を裁いて、自らが正しいと愉悦に浸りたいだけなのだろう。 でなければこんな杜撰な正義があるものか。 内側からぶっ壊してやる。 犯人を、刑事を、こんなクソみたいな組織を、おれは絶対に「許さない」 ─────────── 12年前の事件の被害者は当時21歳だった姉。 姉夫婦の関係は良好で、高校を卒業するまでは一緒に暮らしてくれると話していた。 姉が殺された状況を聞いた彼女の旦那は発狂し、病院送りとなる。 その後漆原は施設に預けられることとなる。 二度も家族を奪われ、警察の失態を身をもって体験した漆原は警察を嫌悪するようになる。 もちろん犯人も憎いが、犯罪を犯す人間がまともな思考回路であるはずがないと考えているため、それを取り締まる立場にいる、いわゆる「まともな人間共」が揃いも揃って失態を犯していることに一番怒り憎しみを感じている。 自らが刑事になることでこの組織がより杜撰で間抜けなものだと感じた。 なにせこの組織をこの世界で一番恨んでいる自分を自ら懐に取り入れたのだから！ 内側から崩壊させてこの間抜けな組織をつるし上げて崩壊させてやる、というのが漆原の最終的な目的である。 破壊と創造は紙一重だ！ 修正は追いつかないので一回ぶっ壊して作り直そう！という考え。 けして善性の人間ではないし、どちらかというと犯罪者側の思考をしている。 自分自身のためだけに生きているため、周りがどうなろうとどうでもいい。 自分の行いで誰かが救われたなら「ラッキーだったね」だし不幸になったら「ああそう、ご愁傷様」である。 「あなたたちは刑事である。どんな目的があろうと、何を知っていようと、刑事である以上常に多数を取る責務がある。」 ──────だそうだがこいつにそんな思考があるだろうか… 上司の前でだけはそれなりの振る舞いは見せるだろうがそのたびに警察への嫌悪感でゲロ吐いてそう。 HO1に関しては真偽不明なので今のところは周りと変わらない対応をしている。

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