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大財閥、東郷寺グループの次男。 帝王学を叩き込まれつつも、直接グループを継承することが無かったため、レネゲイド武器の実験体として覚醒を促される。 家族が査察する中、武器実験中にジャーム暴走事故が発生。家族に恐怖が迫る中、レネゲイドの能力を用いて撃退。 その光景に気持ち悪がった親父に勘当同前で放り捨てられるも、聡明な妹のおかげで実験武器を流用しながら家族とのつながりを保ちつつ、UGNの支部長を続けている。 そんな彼が唯一父親に褒められたのは、料理人に無理を言ってこっそり料理を作らせてもらったとき。 食卓で何気なく褒めたその言葉が今になっても彼の輝かしい記憶の一端であり、初めて自分の｢実験｣を褒められた栄誉である。 それ以来、彼の作るものは何等かの調理器具をモチーフにすることが多くなり、 性格は、生真面目でどこか世間ずれしたような存在。料理を作るにも真面目、作戦指揮を執るにも真面目。 真顔で、キッチン道具を利用した武器を作って、その魅力を語るも、分かってもらえなくて悲しい顔をする。 ただ、支部長としての自覚を持とうとは努力しており、相談事や困りごとには積極的に関与しようとする。邪険にされると悲しい顔をする。構ってもらえるとちょっと嬉しい顔をする。 支部の上の階はちょっとｵｼｬﾝﾃｨｰな軽食喫茶になっており、支部はカフェの地下深くに張り巡らされている。 ｢あれ、こうするのが、いわゆる秘密の支部、というものではないのですか？｣とは、設計に関わった彼の談

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