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3-4 戦士 近接50% 5-8 大酒飲み C89932 冗談が通じない真面目な22ちゃい。 真面目だけど家では酒も煙草もばかすかキメるし部屋も綺麗じゃない。外面だけクソ真面目なタイプ。 *☼*―――――*☼*――――― VOID HO1 ネタバレ ＊ 最後の記憶は恐怖で彩られている。 いつも見る悪夢は必ず真っ赤に染まっていて、機械の手が自分を殺そうと追いかけてくる。何度振り払ってもそうで、眠ることはあまり好きでは無い。 何かに頼らなければ眠ることができないので、良くないとは分かっていながら家に帰ればアルコールとニコチンに溺れる日々。部屋も汚い。仕事場の羅生を知っている人が見ればあまりの変貌っぷりに度肝を抜かれると思う。見せたことないけど。 酒癖の悪さは唯一兄貴分である赤星透也なら少し知っているかもしれない。 頭が良いのでアンドロイドが全て夢に出てくるような自分を害すものではないと分かっているが、それはそれとして身体に拒否反応が出るので本人も困っている。人間と近しい形をしていて喋り方も人間とまるきり同じで、しかしそこには意志があるわけではない。その無機質な攻撃性がいつ自分に向いてくるか分からない、怖い。 拒否反応を止めるよう努力するよりも遠のいた生活を送った方が効率が良い。……ということで、羅生は全くトラウマを克服せずにズブズブ悪いものへ依存して自分を保ってきてしまった。あーあ。 3年ほど前から警察にはアンドロイドが導入されているらしい。警察になればアンドロイドと行動を共にすることもあるかもしれない……とは思っていたが、自身の目的の為には身を削ることも必要だ。 羅生は、黒田が何を隠しているのか知りたかった。 記憶も無い。家族もいない。そんな空っぽの自分を引き取ってくれた黒田に、半ば崇拝するかのような憧れを抱いていた。それは彼の不器用な優しさだったり、厳しさだったりを羅生なりに感じ取っていたからかもしれない。そんな黒田のようになりたいと思って警察を目指した。そして、自分を大切に扱ってくれている彼がどうしても答えてくれない過去が、一体どんなものなのかをどうしても知りたかった。 過去を知って今の自分がどうなるかは分からない。凄惨な物語が隠されていて、必要以上に傷つくことだつてあるかもしれない。 でも、自身を知りたいと思うよりも、「黒田に近づきたい」という思いが強かった。だから、どんなに自分にとって知らなくて良いことでも彼に近づくことができるのならば知ってみたい。 これは空っぽの自分なりの小さい望みだ。好きな物も無い、趣味も無い、大切な物も人もいない。そんな自分が唯一「黒田に近づきたい」と言う夢を抱いてここまで生きてきた。だから、警察になって彼の道を辿ってみたい。 記憶を取り戻せば、彼のようになれるだろうか。 *☼*―――――*☼*――――― お父さんを尊敬してて彼のようになりたい！と強い憧れを抱いた小さな男の子が、恐怖心の為に周りから価値観をアップデートすることが出来ずにそのまま大人になっちゃった感じ。パパ唯一無二！って感じ、一種の崇拝。黒田さんはそんなこと思ってないだろうけど。 赤星さんに対しては唯一タメ口で話せるしちょこっとだけ弱い部分も見せられるから甘えてるのかもしれない。お酒も煙草もやること、多分知ってるのこの人だけだと思う。 自堕落な部分は自分に必要なので甘んじて受け入れて生活してるけども、本人はもちろん辞めたい。だって全然パパと違うんだもん…… 透也にバレたのも嫌だっただろうなあ、だって完璧じゃないし……でも不可抗力だったのかな…… 呼び方 黒田さん 透也 綺麗キラー/ずっと真夜中でいいのに。 【VOID】(2023-11-12) 僕の家、こんなに広かったっけ。 【治して！！】(2023-11-20) 醜態を晒した気がする 【Call the Name of Your Fate.】(2023-11-21) 世界って案外広いのかもな 【おばけのまち】(2024-5-2) じゃ、僕はキャラメルね。

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