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彼はゴリラでありそして森の賢者であった。彼はなぜか教育熱心な飼育委員に日本語を教わり、必要最低限の教養を教えてもらった。 ある日事故でその飼育員がぱったりと自分のオリに来なくなる。心配になったゴリラは飼育員を探すためオリを破って人間に紛れて飼育員を探す旅に出た。彼は自分が人語を話すことのできるゴリラであることを隠している。彼の目的は親しき友人のを探すことだ。 飼育員を探すには長い時間を要した。金が必要だった。 そんな彼はゴリラの姿を隠し、アウトローなボディーガードをやっている。表ざたでSPを雇うことができないような人間が雇う特別な護衛だ。彼は依頼中、長袖のパーカーのフードを深くかぶり牛皮のマスクをつけキャップを深くかぶった後サングラスをかける。その姿から『カオナシ』とよばれている。おもにヤクザの重役の会談などに利用されるがそれ以外にも族の抗争などにも参加しており、聞く噂はすべて暴力的だ。他にも動物を使った情報収集なども得意とし、ゴリラ特有の第6感で自分の秘密を調べようとする人間を割り出しこの世から消している。 本来ならば彼はこんなことは好まない。しかし、背に腹は代えられない。彼はやさしく友好的であり人とのコミュニケーションをとることが好きだ。やむなく人を傷つけるようなことをした夜は一人で泣いている。だが、暴力にも慣れつつある。 彼はどこかで飼育員以外の友人を求めている。もし、飼育員が死んだことを知れば精神的な傷はでかい。森の賢者であり秘密のベールに包まれた謎の用心棒であれ、彼は1匹のゴリラなのだ。 [ダメージボーナス+2ｄ6]［普通の死体に対しての耐性］[カラスへの命令]　[猿への命令]　[体格の小さい生物のSANチェック免除] ※追記 命令は正気度を失わない代わりにMPを1点消費する。

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