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おぼろづき-れん　イメージカラー：真朱#ec6d71 私/あなた/めぐむくん 2015【芸術家】より ＜言いくるめ＞、＜製作(ガラス工芸)＞、＜心理学＞、＜目星＞、＜博物学＞ ＋＜写真術＞、＜天文学＞、＜芸術(吹きガラス)＞ ❚不定 ー ❚特徴表 『3-8』信頼のおける人：探索者は自分の家族や友人などの仲間を見捨てたり粗末にしたりせず、可能な限り助けようとする人間だ。その評判が今後も続く限り、任意のコミュニケーション系技能３つにそれぞれ+10%。 →＜言いくるめ＞、＜説得＞、＜信用＞選択 ❚概要 ガラス工芸家。 ────以下探索記録▼ 00_2022/01/10.15：ぎこちない同居(NPC/6陣)　生還【不定持ち帰り】 01_2023/12/12｜2024/01/18：母なる海の鯨の部屋(KPC)　トゥルーエンド/生還 ────以下ネタバレ▼ ❚　ぎこちない同居　… 6陣NPC。猫はサビ猫。 ── (2022/01/06追記) 猫の名前は「とんぼ」。とんぼ玉から。 人見知りが激しくおど…おど…としている。ひぇ、など奇声を上げることもしばしば。 駆け出しのガラス工芸家。祖父母が元々そういう職人で憧れていたため頑張って修行していたし、今もずっと修行中。 ちゃんと目指そうと決意したきっかけとしては、修学旅行の際に作った琉球ガラス。 息を吹くのは辛かったが、工房の人も優しく楽しくできたため、余計に深みに。 今は吹きガラスを主としてコップを作ることが多いが、ガラス細工とかそういうのもできたらいいなあと思っている。 ── (2022/01/17追記) トゥルーエンド　…　両生還 椅子を使って虫を殺した、つよ。 あとSTR8でお姫様抱っこ対抗目標値40だったのに32で成功させた、対あり。 料理が多分上手い。 めぐむくんに「大切な人」と言われてめちゃめちゃ恥ずかしいしどういう意味か聞きたい(聞いた)が、それ以上にとてもとても嬉しい。 別に今じゃなくてもまた後でも、何年先だって構わない。いつまでだって待てるから。 ずっとおどおどしている。どもることも多い。「え、と……」「うぅん……」「そ、ですね……」など。 これからもそばにいられればそれで充分です。おかえり、めぐむくん。 最終SAN46。 　ごめんなさい　ごめんなさい 　ちがうの 　ゆるしてください 　震えた筆跡、何かに縋るような文字。それは私がどれだけ彼に恐怖を抱いたかの物差しであって、とても情けなくなった。 　それは彼に対してそれだけの感情を寄せていたという、証明だった。 　ごうごうと、炎が燃える。冬であっても室内はあたたかく、油断をしていると体調を崩して倒れてしまいそうだった。ふぅ……と息を吹き込む作業は酸素を使い、思っているより大変。水分補給や休憩はこまめに取ることを意識して、丁寧に作業を進める。大変だけれど、この時間が好きだった。 　炎に、魅入られてしまう人がいるという。職人である祖父母が時折そういった話をしていたのを覚えている。炎に目を、心を奪われて、ふらふらと踏み入ってしまうような人がいると。分からなくはない、ゆらゆらとごうごうと燃える赤を眺めていると不思議な心地になることがあったから。前後不覚のような、夢を見ているような。なんにせよ、惹かれるということには何かしらの意味があって、事象や物それ自体にはそれだけの力があるのだと思う。私にとってそれは炎ではなくガラスで、海で、月。月の光は穏やかだけど、その光で包み込むようにして攫って行ってしまいそうな不気味さがある。波も、そう。夜の海は怖い。 　一息をついて外に出る。明るく暑いくらいの室内に慣れてしまった体は闇をかき分けることが出来ず、風の冷たさに怯えた。昼間、少し高い位置にあるこの家からはどこまでも広がる海がよく見える。両手いっぱい広げても足りないほどの。けれど今は夜。暗闇に慣れていない目では、黒を捉えることで精いっぱいだった。遠くで波の音がする。

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