タグ： ひながた おとは

ミニシアターで上演される映画に出演する女優。 短い一生の内に様々な人生を演じられる役者に憧れて高校卒業後に養成所に入り芸能の世界に飛び込んだ。 しかしヒールを履けば殆どの男性俳優の身長を追い抜かす体躯は相手役を選んでしまうからと、新人の頃は中々役を貰えず燻っていた。 その時期に知り合いのツテで新進気鋭の映画監督の作品に出ないかと誘われ、芝居が出来るならと引き受けたらパニック、ホラー、スプラッタ、ゴア……と大型劇場では先ず上映されないであろうマニアックな作品に多数出演することになる。 出演当時は劇場公開のみのコアな作品群で中々名が売れず、鳴かず飛ばずの期間が続いたが演じれるならと我武者羅に食らいついている間にサブスクが解禁。 SNSの映画レビュワー達の手によって出演作品の知名度が上がり相乗効果で音羽自身の名も広まっていった。 今ではサスペンスやスリラー、ヒューマンドラマなどの作品の幅が広がり出演作も増えていっている。 新人時代のB級……否、Z級作品の出演を黒歴史にする俳優も多い中、音羽は演技が出来たことを誇りに思っているので「アタシが出てんだから観なさいよ！！」と寧ろ知人友人に薦める。そして観た者はあまりの怪作っぷりとゴアさに視聴後疲労困憊死屍累々となる。 ■性格：ゆうかん/いじっぱり/がんばりや 勝ち気で売れない新人時代も自分に才能が無いのではなく、採用しなかった映画製作陣に見る目がなかったと思い「アタシをキャスティングしなかったこと後悔させてやるわ！」とハングリー精神で乗り切った。 基本高飛車な物言いがデフォルトなので、見た目も相俟って勘違いされやすい性格をしている。 そのせいか『君が必要なんだ』『君の手を借りたい』等、音羽自身を求める声には「アンタ見る目があるじゃない」と簡単に靡きやすい。言ってしまえばチョロい。 ■一人称：アタシ ■二人称：アンタ、アナタ ■好きなもの：芝居 観るのもやるのも好き。演技の為ならと常に最善の状態でいようと自分の醜美に気を遣っている。 そのせいで好物のラーメンが中々食べられず、血の涙を流している。 自分を着飾る楽しさでウィンドショッピングも好き。 ■苦手なもの：ラブシーンの演技 演じると「お願い！もっとお淑やかに！！」とダメ出しをもらってしまうくらい何故か漢前になる。 多分音羽の性格にビビって男が寄り付かず恋愛経験の少なかった事が起因している。 ■家族構成：父、母、 父も母もでかい、でかいのは遺伝。 (父：190cm、母：173cm) 顔の凛々しさやパーツは父譲り。母はおっとりとした儚げな雰囲気の女性だか、母に似たらもっと女の子らしかったのになと音羽に言うのは禁句、もれなく血を見る。 ■幻との関係：親友の灯の兄、小学校からの腐れ縁。 灯と共にやれ遊びに付き合え、やれ勉強を教えろと事ある事に連れ回していた。 成人した今でもその傍若無人っぷりは健在で、此度もオペラ座の怪人の出演の為にクリスチーヌ役として引っ張り出す。 ───────── 探索者ベース：2015俳優 言いくるめ、運転(自動車)、芸術(演劇)、心理学、説得、変装 ＋個人的な関心の技能2つ(目星、図書館選択) 必須技能：芸術（演技） ただし初期値でも良い。技能値は問わない。 推奨技能：目星、図書館 PC条件 役者であること。職業が役者でなくとも、自身が役者である心構えがあればそれで良い。 また導入で知り合いの劇団員にオペラ座の怪人の稽古を頼まれるため、それを引き受けられる人物であること。 ────────── 下記シナリオバレに関わるAF、後遺症説明 ・PC獲得AF（アーティファクト）『オペラ座の怪人』 PCの荷物にいつの間にか紛れていた、ひびのはいった怪人の仮面。 これを身につけた場合、PCは【芸術（演技）】を90で判定することが出来る。 ただしこの仮面を使って芸術（演技）の判定に失敗するとPCは即座にSAN値を5失い、アイデアロール無しで短期発狂に陥る。 発狂内容は『オペラ座の怪人（自分の顔が非常に醜く感じ、人に見せるのを恐れる。KPCがいる場合はKPCに対して強い執着を抱く）』で固定される。 これはAFなので自由に破棄しても良い。 ・PC後遺症『怪物』　3卓分 あなたは自身が非常に醜いという妄想にとらわれる。PCは顔を見られることを恐れるようになるだろう。 PCは誰かに顔を見られる度にSAN値チェック0/1d3が発生する。 また、PCは同時にKPCを非常に美しく感じるようになる。 ────────── 下記シナリオ「はずむ海底」ネタバレ ・習得呪文 「海の子との会話」（基本.269p） 使用コスト＜3MP＞＜1d3SAN＞ 呪文の使用者は海あるいは海辺で呪文を詠唱する必要がある。場所を守れば詠唱は自動的に成功し、海の子と会話を行うことが出来る。 「神よりの夢」（基本.260p） 使用コスト＜1POW＞＜1d6SAN＞ この呪文の成功率は、使用者のSAN値判定の半分の値である。2回目以降の使用の際は、判定の際にSAN値判定を半分にする必要はない。神が呪文に応えるのは、使用者の夢の中だけである。

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