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名前　颯水 凪(はやみなぎ) 一人称　俺　二人称　アンタ 「海を、自然を舐めないほうがいい。いつ牙がこちらに向くかわからないんですから。」 ・性格 真面目。敬語口調。淡々と話す。クールに見えて熱い男。本当は冷静でいたい。 凪のように冷静であれば対処もしやすい。熱くならず感情を抑えるべきだ、と自制している節がある。 他人に優しく自分に厳しい。不器用。ツンデレではない(はず) 身長に恵まれなかったことを少し気にしている。 海のことは好きでも嫌いでもない。 ・好きなもの 牛乳、ミルク飴。 ・家族構成 母は警察官、父は海上保安官。 兄はちゃらんぽらんでどこかに蒸発した。 噂によると臆を当てただの不倫をしているだのあまり良い噂を聞かない。 ・海上保安官を目指した理由 昔、海の見える町で暮らしていた。幼少期から海とともに過ごした。 小さい頃から泳ぐのは苦手でいつも居残りで練習をしていたほどだ。そんなだから海はあまり好きじゃなかった。 そんな日々を暮らしていたある日、いつもより波が高い海でサーフボードで遊ぶ若者達が数名遭難した。水難事故だった。この広い海に遭難してしまったら生存確率は10％にも満たない。けれど両親は諦めなかった。国も動き海上保安官、救急隊がこぞって救助にあたる姿を目の当たりにした。自分も出来るだけの事を手伝った。 5名のうち3名死亡、2名重症で命を拾い事故は幕を閉じた。 救えた命と救えなかった命、海の厳しさの重みを幼少期ながらも肌で感じ、自分も戦いたいと思った。 手につけてるリストバンドは、当時の救助隊達がつけていたもの。 ろくに何も出来なかった、小さかった自分も仲間だといって貰ったもの。 ・トラウマに対して/火災現場の遭遇 自分に対し情けないと感じている。潜水の出来ない自分が海で戦える事が出来るわけがない。 嫌でも小さい頃泳げなくて泣いていた頃に戻ったようで腹立たしかった。 一年間の療養と訓練中、自分の恐怖との闘いだった。 未だに足がすくんでしまう時、癖ですがるようにリストバンドを触るようになった。 自分の恐怖心のせいで誰かを死なせてしまうことが今後ないとは言い切れない。 仕事を辞めてしまうか本気で悩んでいた頃、あの火災現場に出くわした。 取り残された十人を救助する後ろ姿が過去の両親や救助隊と重なる。目が離せなかった。 炎と煙と時間と戦う彼らの姿が目に焼き付いた。 ・沖田 汐(おきたうしお)/上司 とても信頼しているし、自分の恐怖心についても相談をしている。 ・難波彗志(なんば けいし)/同僚 適当な発言が多いようにも感じるが実力があるので特になにも言わない。 周囲からよく思われていないらしいが、凪はあまり気にしていない。 彼と出会ったタイミングは大学の時。たまたま隣の席に彗志が居た。隣でよく話しかけられるので相手をしていたらいつの間にかつるむようになっていたという経緯。凪が静で彗志が動だったため波長はよかった。たまに言動に呆れたりめんどくさくなる時があるがいい友人だと思ってる。潜水の恐怖心についてはあまり話してはいない。(心配をかけるだろうと思って) かれこれ数年の付き合いになる。 ▶職業技能 〈機械修理〉〈重機械操作〉〈信用〉〈操縦（船舶）〉 〈登攀〉〈ナビゲート〉〈法律〉〈サバイバル（海）〉 重機械操作→回避に変更 ［公開HO］ あなたは海上保安官だ。 どんな状況であろうと、海上の治安を守るのがあなたの仕事だ。 だが、あなたは××××× 【作成について】 下記の職業サンプルを使用し作成しても構わない。またPCの設定により職業技能を変更して自由にとっても構わない。だが、職業技能は最大8つまでとすること。 ◇職業技能:海上保安官 年齢：30～35歳 ※クトゥルフ2015［海上保安官］を参考※ 〈機械修理〉〈重機械操作〉〈信用〉〈操縦（船舶）〉〈登攀〉〈ナビゲート〉〈法律〉〈サバイバル（海）〉 また、あなたは海上保安官（潜水士）であることから、以下の技能補正が入る。 ・CON +2 ・〈操縦（船舶）〉〈水泳〉に+20% ※当シナリオでは〈サバイバル（海）〉を〈水泳〉として代替して構わないものとする。 また、〈重機械操作〉or〈操縦（船舶）〉を消火活動では使用する。 --- [HO2秘匿] だが、あなたは潜水にトラウマがある。 --- あなたは海上保安官を目指し、潜水士の職務を全うしていた。 時には危険な場面も遭ったかもしれないが、それでもこの仕事に誇りを持っており、水や海に然して恐怖心も無かった。 だが、1年前に業務中に水難事故に遭ったのをきっかけに、あなたは潜水することが怖くなってしまったのだ。 当時、「塩凪小型船舶沈没事故」を担当していたあなたは沈没船の確認のため、潜水作業を行なっていた。 しかし、その時に"何か"に足を掴まれたあなたは、そのままズルズルと深海に引き摺られていった。水圧に呼吸がままならず、次第に光を見失った時に意識が途絶えた。 そして、次に気がついたのは塩凪湾の沿岸部であったのだ。 上司の沖田 汐（おきた　うしお）が倒れていたあなたを見つけ、救出してくれたのだと病院で伝えられた。 それ以外であの時のことで覚えていることはない。 以来、潜水をするとあの時の恐怖を思い出し、体が動かなくなってしまっている。 今回、1年間の療養と訓練を終え、ようやく現場復帰することとなった。 少なくとも、あなたは人を救うこの仕事に誇りを持っており、誰かの危機を救える潜水士で在りたいと願っている。 あなたの目的は、トラウマを克服し、海上保安官としての職務を全うすることである。 --- ◆【情報】 ◎塩凪小型船舶沈没事故 1年前の8月26日に塩凪湾で発生した沈没事故。隣県の湾岸から出航したらしき小型船舶が塩凪湾に着岸する直前に突如爆発を起こした後、姿を消失。搭乗者数不明であり、出航理由も不明。 状況確認を行なうため、当初HO2が担当するも船舶の状況を把握することは出来なかった。 その後も捜査は難航しており、詳細は未だ不明のままである。 ◎海上保安官としての仕事 あなたは潜水士としての職務を全うしてきた。この職を選んだからには、人を救おうという気持ちを強く持ち続けていたのだ。 だが、あの水難事故に遭ってから、自身はこの仕事を続けることが出来るのか、と不安に苛まれることが増えてしまった。 それこそ仕事を辞めてしまおうとも。 そんな折、あなたは仕事帰りに火災現場に遭遇したことがある。 一軒家が荒々しく燃え上がる中、そこで懸命に救助活動を行う消防士たちの姿を見たのだ。 自身の身の危険も省みず、取り残された住人を救出しに向かうその後ろ姿に、強く胸を動かされたのだ。 その時の自分は、無我夢中になって彼らの救助活動を見つめていた。もしかすれば、何か叫んでいたかもしれない。 あの姿を見ていなければ、自身は今、海上保安官でなかったのかもしれない。 ◆【NPC情報】 ・沖田 汐（おきた　うしお） 49歳／179cm --- HO2の上司 穏やかで理知的な人柄。 凛とした佇まいと常に冷静な状況把握と判断を行うため、部下たちから信頼されている。 誰にでも優しいが、締める時は締める。普段の穏やかさも相まり、怒らせると怖いタイプ。 ◇ ・難波彗志（なんば　けいし） 30～35歳／181cm --- HO2の同僚 どこか軽薄な態度の飄々とした男。 適当な言動とおちゃらけた様子が鼻につくも何事も標準以上に器用にこなすため怒られない天才肌。 そのため、やや真面目な気質の人物が多い職場では浮いており、難波をよく思っていない輩もちらほら見かける。 彼との出会いは海上保安大学校以降なら好きなタイミングで構わない。

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