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以下、ソープスクール、のシナリオネタバレあり。現行未通過は閲覧禁止。 【特徴表】 ・3-6 格闘センスの持ち主　キック、組み付き、頭突き50% ・3-4 戦士　近接戦闘武器+40 【ベース】 2015大学教師ベース ・生物学→目星に変更（見たくないけど見てしまう） 若槻陽向（ソプスクHO2）の同い年の従兄弟。 彼が彼の親から虐待を受けているのを知っていたのに、何もできずに目をそらし続けてきた。 アルコール中毒の父親にボコボコにされる彼、体裁だけ整え隠す母。 陽向の家で彼に会うときはいつもぞっとするような無表情で。 でもなぜか目が離せなかった。 その闇を孕んだ目に一度だけ彼を突き飛ばしたことがある。 彼はその時初めて自分に笑った。何かを見透かすように。 中学生になってから明るく別人のように笑顔を身につけた彼は、人気者になりあっという間にクラスに馴染んだ。 自分はといえば怯えているだけで、逃げるようにして避け続けた。 彼がいじめを始めたと遠くの噂で聞いた時も、自分には関係のない世界だと耳に入れないようにした。 そうして自分は勤勉に勉強して、真人間になろうとした。 今度こそ誰かを見捨てない。 自分は彼と違って、正しい人間として生きていく。 教師になった。 あの時今の自分のように力があったら彼を守れたのだろうかと思う時がある。 今は彼も体育教師になったらしい。自分も教師になったのは因果だったのだろうか。 少女の思いに応えることはできないけれど、 どこか彼女の思いは眩しくて、自分だけを求められてるこの感覚は少し居心地が良かった。 夏の暑さ通過後 ネタバレあり 彼女は苦しんでいた。 自身の生い立ち。境遇。あいつとは違って、この子は傷ついていた。 だから聞いた。 いきたいか。死にたいか。 彼女の息の根を止めるにはこの両手で十分だった。 そのか細い白い首を締め上げると徐々に抵抗が増し、足がピンと張りわななき、逆にその彼女の生を感じさせた。 彼女を殺すことこそが、彼女を救うことだ。 俺は誰も見放さない。 そう決めたから。何も後悔の念など浮かんでは来なかった。 遺体となった彼女を剥製にし家に持ちかえる。 これは抜け殻ではあるけれど、彼女が開放された証だから。 おめでとう、橘。 彼女は今日も変わらぬ笑顔でそこにいる。 俺はそれを見て、たしかに誰かを救う事が出来た実感に頬を緩ませるのだ。

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