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「でもあの人にはぼくしかいないから」系の子。よくDVされてる。でもそれは恋でも愛でもなく「必要とされている」ことに執着しているだけ。自分を必要としてくれる相手が欲しい。 言われたことは大抵断らないので、髪色も服装も恋人の趣味でがらりと変わる。 仕事でもつい色々なことを引き受けてしまいがちで、周囲からは都合のいい人間だと思われている。こちらについては無自覚である。 幼馴染みの同居人のことは友達として好き。というか大好き。でも相手に自分は必要ないことを理解しているので、あんまり踏み込み過ぎないようにしている。 優先順位は同居人>>>>>>>>>恋人>>他人＞自分。彼に何かあったら恋人なんてほっぽりだす。だけど忠告とか、助言はあんまり聞き入れてない。どうしようもないやつだって、嫌ってくれればいいのにって思ってる。早く自分みたいなどうしようもない人間なんか見捨てて欲しい。幼馴染みは優しいから、心配してくれているのはわかっている。 けど、僕がいないと生きられないような、そんな人が欲しかった。 趣味は家事全般。手持ち無沙汰になるとすぐ掃除をする。 部屋には大きなテディベアと本棚がある。 本棚には絵本と介護関連の書籍しかない。 誕生日は9/1。 血液型はO。利き手は右。 桔梗色：5654a2 シナリオ 「キルキルイキル」 「きみがいない」 以下シナリオのネタバレあり 「キルキルイキル」 エンドA生還。退院と共に二人の部屋で自殺をはかろうとしたがテディベアのあーくん、もといイマジナリーフレンド周くんに止められた。喋るはずもない、動くはずもないテディベアと今日も一緒に生きてる。セルフ発狂中。 元々子どもっぽかったが輪をかけて幼児返りしてしまっている。テディベアと離れると極度に不安定になる。一緒にいてもにこにこ不安定。 蛍石のペアのイヤリングを、テディベアの右耳と自分の左耳につけてる。 本当に必要とされたかったのは、周くんからだけだったよ。周くんは、僕が生み出したんだね。だったら僕の言うこと聞いて欲しかったな。僕がいないと生きられない周くん。本当に欲しかったものは、すぐ隣にあったのに。それに気づかないなんて、僕はやっぱり愚図だ。 ……でも、優しい周くんは、帰ってきてくれた。やっと気づけたんだ。僕は、周くんがいればもう、それだけでいいって。他の何もいらないって。 えへへ……これで、いつまでもいっしょだね。周くん。 あーくんのなかは窮屈じゃない？ぼくがそっちでもよかったのに。……う、確かに。うん。ごめんね？ うん。わかった。気を付けるって！　え？　……うんうん。 ……えへへ。うん。そうだね。一緒に探しにいこうね。 え？　ああ、きめてなかったね。……わぁ、いいと思うよ！ イヤリングかぁ。楽しみだなぁ！ 「きみがいない」 エンド3。僕が帰るのは、周くんの隣だよ？ 別れた恋人から逆恨みされ、手酷い暴行を受けた。それにより生死の境目に迷い混み、"本物の"周くんと再開。 でも、ずっと一緒にいたテディベアの周くんとおんなじだと思い込んでいる。ずっとずっといっしょにいたもん。 暴行の時にされたことについてはほとんど覚えていない。周くんがいないとまともに人と喋ることができないレベルのトラウマが心に刻まれているけれど、そんな機会は訪れないので気づくこともない。 もうおいていかれたくないし、おいていかないよ。 僕ね、周くんがいるだけで幸せなんだ。やっと、やっと気づけたんだ。 大好きだよ、周くん。

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