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クトゥルフ PC作成ツール
Lyot=שָׁחַר(リヨ=シャハル)
ID:3972591
MD:3410df715d61b3f4169b44a4a61ffb8d
Lyot=שָׁחַר(リヨ=シャハル)
タグ:
えのえのマウンテン
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
POW
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APP
SIZ
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EDU
HP
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初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
■経歴・性格 自然発生的に誕生した原初の吸血鬼。 人と似た精神構造だが人並みよりも自己愛が強く快楽主義な面がある。他人思いのフリをすることはあるが根底はエゴイスト。悲しみ、寂しさといったマイナス感情を人よりも感じづらい。嫌いなものよりも好きな物の方が多い。人間を愛玩動物のように好ましく思っていて、人間が栄えていく様子を見るのが趣味。 紀元後元年、ヨルダン川に反射する満月から生まれた。生まれて初めて見たのは夜空に浮かぶ満点の星空と民家の明かりによる地上の星空。次に見たのは自分を見て驚く自分によく似た、しかし決定的に異なる生命体…つまり人間である。当時ユダヤ教が台頭していたイスラエルにおいて、黒々とした羽と尾は悪魔の象徴であった。加えて月明かりを受けて濡れた髪を梳く吸血鬼の異常な美貌に、多くの人間が彼を畏れた。 後世に渡りイエスが生まれてから西暦に変わったという扱いが長く続いていたのは、吸血鬼の誕生とイエスとを混同したためである。実際、現在はイエスの誕生年は紀元後4年〜7年であるとされている。 人々の目に触れないよう、吸血鬼は川沿いの森の奥に住居を構えた。そこでまず彼がしたのは知識の吸収だ。姿を変えて人里に向かっては陰に隠れて言語を習得し、また司祭の説教で聖書を学び、夜中に忍び込んで聖書を含めた粘土板をいくつも読み漁った。そうして人々の信仰やヘロデ王とローマによる圧政について知る。そのローマとやらはどのような国なのかと、今度はそちらへ向かう。ローマの政権は策謀に満ちたいやらしいもので、あったが、その建築や美術は美しく心を惹かれた。結果的に数ヶ月滞在し、ローマの財政やギリシア文化などを学ぶ。中でも興味深いのはオリュンポス十二神にまつわる話で、神自体への興味は無かったが死後星になるという思想はいかにも人間らしく好ましかった。 紀元後4年、再度イスラエルに戻るとヨルダン川に人影があった。これがイエスである。イエスは洗礼者ヨハネにより洗礼を受け、新たな信仰を広め人々の救世主となっていく。吸血鬼は信仰が生まれていく様子を面白いと感じ、人々がこれから自由に栄えていく様を見届けられることを喜んだ。夜空の星と同じくして、地上の星も好きだった。 それから眠っているイエスの血を少し飲んで、イスラエルを出た。人々の救世主も血は赤かった。悪魔が現れたと使徒に騒がれ、半ば追い出される形での飛行だったが気持ちが良かった。この時夜への誓約を結び、高速で駆ける術を手に入れた。夜を追い、知識を追い、快楽を追い、吸血鬼としての本当の人生は奇しくもイエスと同じく紀元後4年から始まった。 イスラエルを出てからはインダス川流域に向かいインドで数学や天文学を学ぶ。人に化け、関わる際には「シャハル」と名乗った。これはヘブライ語で明星を表す。そして東、中国。未開のアフリカ。極寒の北極。あらゆる土地を巡ってはその場その場で様々な知識を吸収して行った。特に中国では美しい仙人として丁重に扱われ、国中の美女と寝たり毎晩上質な酒を献上されたりした。 しかしあまりの美貌に女たちが皇帝よりもシャハルを愛したため国を追い出され303年頃にローマへ戻ると、イエスの流行らせた宗教の信者が大迫害されるという驚愕の事態が起きていた。何でも迫害はこれが最初ではないらしい。シャハルは宗教自体に興味は無いが、この争いは人々の何も救わない無益で不愉快なものだと感じ、「イエスの血を飲んだ自分が彼らを救おう」と思い至る。 これが悪魔崇拝の原点である。新約聖書、ヨハネの黙示録に記された「落ちた明星(シャハル)」すなわちルチフェロ及びサタンこそがこのシャハルであると信じた人々により、彼は徹底的に崇められた。シャハルは自身が300年で培ってきた哲学と人への愛を説き、彼らの心を救う。神も救いも信じてはいない。それでも憐れな人達が自分の一言で勇気をつけ、道を見つけていく様子が好きだった。対価に血を分けて貰い、そして望まれれば男女問わず抱いた。自分をモデルにして絵を描きたいと頼み込んできた画家が有名になった。貧しい家族のために盗みを働かなければならないという男に知識を与え、彼は生活に困らぬ官僚になった。シャハルは成功をもたらす神のように扱われ、多くの信者たちの子どもを名付け可愛がった。 この奇妙な悪魔崇拝はキリスト教が国教会された後もひっそりと続く。信仰者は体につけられた牙の跡を誇りに思い、次第に周りが見えなくなっていった。熱狂的な信者の女がシャハルに多くの血を献上するために、娘を贄に差し出した。ここへ来てシャハルは自分がとんでもないことをしてしまったことに気づき己の行いを悔やむ。 そして無責任にも、彼らの終わりを見届けずこの国を出た。救うだけ救い、導く術を持たなかった自分はやはり悪魔なのだろう。人は好きだ。だが自分は人とは違う。孤独だった。誰一人この世には自分と同じ生命体が居ないのだから。それでも、この血を人に分けようと思ったことは1度も無い。誰もが数百年と生き続けられるほど強くは無いと分かっていたからだ。 それからシャハルは現在に至るまで約1600年以上もあらゆる国、あらゆる土地を点々とした。近すぎず遠すぎず、人間の隣人として、血を飲んでは気まぐれに文化と芸術と女を楽しんだ。シャハルと名乗ることは無くなり、その土地によって名を変えた。中世頃になるとどういう訳か様々な場所に吸血鬼が生まれ、彼らとも友好的な関係を築き世について語り合った。そして彼らが眷属を増やし、この地球に新たな生命のコミュニティが誕生していく。 2021年日本。稲と土の匂いに満たされていたかつての面影はすっかり無く、見事に栄えた小さな島国にシャハルは居る。オリンピックがあると言うからここ最近は日本に滞在していたのに、やるのかやらないのか微妙な感じでちょっと萎える。気づけば自分は界隈ですっかり有名になっていたが誰かと深く関わる気は無い。宵を作る気も無い。誰かの人生に関わるというのはとても責任重大で、自分がそれを果たしきれるかと言われれば難しいからだ。星に近いところで地上を見守り、自分は気ままに過ごす、それが自身が確立した吸血鬼としての人生のスタンスである。
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