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[概要] 遺書屋の殺人。元々は殺し屋をしていたこともあり、本人は仕事として殺しているつもりでそこまで好きで人を殺しているとは思っていない。基本的にはマイペースで機械いじりが好き。殺す時はできるだけ静かに苦しまないように殺す。戦闘時に急所を狙いやすく、必要とあれば遺体の処理ができるように多少医学を勉強している。 [経歴] 孤児であったところを闇医者であった男に拾われて育つ。場所を転々としつつ、ある程度銃の扱いや戦闘技能、医学の心得、仕事の取り方などが身についた頃に男は消えた。義理とはいえ親子の情はあったが、互いにそれぞれが弱みになると思っていたからなんとか自分を納得させた。心理的な奥底ではまた自分は置いて行かれたのだと思っている。それからは一人で細々とあちこちで仕事を取りながら生活してきた。 HO1とはHO1が孤児院を抜け出してきたところで出会い、半ば巻き込まれるようにして匿っているうちにすっかり居着いてしまった。子供っぽいところがあるので振り回されているが、嫌だとは思わない。自分を慕ってくれるHO1が自分の中で大きい存在になることを恐ろしい一方で、手放しがたいとも思っている。 [心理] 人を殺すことに対してはシビアな自然の世界からすれば特に変なことだとは思っていない。しかし、人から恨まれたり狙われたりすることに対しては少し疲弊している。人との関わりは育ての親とその時々に住んでいた場所の人びと程度で、人付き合いがそこまで得意ではない。 [名前] ヘブライ語で、不動な、強い、堅い、そして安全なという意味 [通過シナリオ] ドロップアウト・ディスパイア ---------------------------- テオへ お前がこれを読むことがどうか遠い日でお前の前で俺が死んでいないことを祈っている。 俺は文字も文も書くことが上手じゃないから、簡潔に書くぞ。 家に少しだが貯金を置いてある。必要な分もってすぐに逃げるように。いつまでも同じ場所に留まっていられる仕事じゃないことは分かっているだろう。 僕と違ってお前は元々孤児院で育ったのもあってきっと俺より上手く普通に生きていける。遺書にこだわる仕事はこんな形じゃなくたってお前なら叶えられる。 人並みに明るいところで生きて行ってほしい。俺のわがままみたいなもんだが。 お前は騒がしくて、世話が焼けるわがままなやつだったけど、賑やかな生活も存外悪くなかった。俺の欠けたものを埋めてくれたのが、あの時あの場所で出会ったのが、相棒がお前で良かった。 これからのお前の道行にどうか光がありますように。 今まで有難う、テオ エタンより ------------------------------

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