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「効率よくいこっかぁ、面倒臭いのは君も嫌でしょ？」 「もっと肩の力抜いてもい〜んじゃない。気合い入れてもそう変わらないって」 「人殺しに捕まえられるって、どんな気分？ねえ、ボクに教えてよ」 ・ふんわりとした黒色のボブカットは毛先に向かって灰色のグラデーションがかかっており、前髪は綺麗に長さが整えられている。 意思の強そうな赤い瞳はじとりとした形に縁どられており、どこか幼さを感じさせる。 基本的にぼんやりとした表情を浮かべており、開いた口からは八重歯が顔を覗かせている。 普段は見えないが、鎖骨にホクロがある。（PLの趣味です） 愛想は良い方ではなく、相手を挑発するようにわざとらしく表情をコロコロと変える場合もある。 ・刑事らしからぬ服装をしている。めちゃくちゃ自由人。 思いきり腹部が露出したインナーに、オーバーサイズのジャンパージャケット。 動きやすさを重視したショートパンツからはニーハイ（ガーターベルト付き）に包まれた足が見える。 幼さとはアンバランスに、意外と胸が大きめ。 刑事にしては過激なファッションをしている理由は、刑事らしからぬ恰好をしているような女に無様に逮捕される犯罪者を見ることに愉悦を感じるため。 犯人を逮捕さえできれば、刑事らしさとかいらないんだよ。 ・性格が悪い。効率廚で、面倒くさいことが嫌い。 飄々としており、口も良い方ではないが身内には甘いところもある。 よく口が回るが、口論に発展すると途中で面倒臭さが勝って放棄してしまう。あ～はいはい、じゃあもうそれでいいよ。 マイペースで人を振り回すことが多く、しかし不思議と人の上に立つ気質のため、なんだかんだ班長という役割は向いているのかもしれない。 ・好物は肉。というか普段は肉しか食べない。野菜や魚は嫌いというわけではないが、自ら進んで食べることはない。偏食。 仕事中は何かしらのお菓子が常備されており、どんなタイミングであろうと好きに食べる。会議中なども関係なし。 お菓子をよく食べるため甘党と思われがちだが、コーヒーはブラック派。 ・愛煙家。重めの銘柄が好き。 吸い始めたきっかけはもう覚えちゃいないが、煙草という嗜好品が普通に好きなのだと思う。 あと、寿命は短くなればなるほどいい。ボクは可愛いうちに死にたいからね。 ・現在恋人はいない。面倒くさがりだが実は結構仕事が好きなので、意外にも仕事が恋人タイプ。 元々恋愛ごとにそこまで興味がある方ではなく、来るもの拒まず去るもの追わずの繰り返し。 身内には甘いタイプのため、交際が始まれば火煉なりにちゃんと大切にはするが、大抵は相手との熱量の差が大きく長続きはしない。 また、職場内で恋人を作ることは絶対にしないと決めている。同じ職場というだけで恋愛対象外。 上記のように仕事が好きなため、余計ないざこざなどで面倒なことになるのが本当に嫌。 これは自分にとっての話で、他人が職場内恋愛をしていてもさして興味はない。よくやるね～、というくらいの感想。 ・家族仲は普通。兄がひとり、弟がひとりいる。 火煉の一人称が「ボク」なのは、兄に影響を受けた上に、弟に一人称を教えるために口にしていたら自分にも定着したため。しかも弟の一人称は結局「俺」。 父は何を考えているかわからないと言われがちな人だが、結婚適齢期に突入している娘を内心心配しており、母は好きに生きたらいいというスタンス。 弟を溺愛している。実家に帰って弟がいるときはべったり。弟も口では嫌がるが案外まんざらでもない。 兄は兄で、火煉を猫かわいがりしており、可愛い可愛いと言い続けてきた。火煉の自己肯定感が高いのはこの兄のせいもある。 ごめんね。家族が人殺しになんかなっちゃって。 ・酒は言わずもがな好き。というより依存症。元々酒好き（酒カスとも言う）だったが、1年前からペースが飲む頻度がおかしくなった。 酒に逃げるなんて案外ボクも人間らしいじゃん、と思いながら酒に溺れる日々を過ごしていた。 が、二日酔いが酷いときには仕事にも支障が出る場合があり、現在は一応病院へ通院中だが未だ症状に改善は見られない。 ・刑事を志したのは、不思議と昔から「犯罪者」というものに嫌悪感があったから。 罪を犯した者というのは罰せられるべき存在で、罪から逃げることを許されない存在。 自分は正義の味方になりたいわけではなく、ただひたすらに罪を犯した者を捕らえたいだけ。 ・殉職した部下の名前は「朝香 楽（あさか らく）」。 HO2とは何もかもが正反対のタイプだった。真面目で自分に厳しく、けれどどこかお人よしな子だった。 HO2が隣にいるとき必要以上に殉職した部下を思い出すことがないことに、内心ではほっとしている節がある。 己の力を驕ったボクのことを、あの子は恨んでいるだろうか。いや、そうだといい。 そんなことを考えては、我ながらくだらないと首を振る。 死人に口無しとはよく言ったもので、生者が想像することなど、結局は当人にとって都合の良い解釈の塊なのだから。 ・一年前に追っていた殺人事件は、強盗殺人によるもの。 留守中の家へ盗みに入り、そこへ帰宅した母親とその子どもを殺害。 近隣住民の通報により事件が発覚し、逃走した犯人を追っていたのが火煉たちだった。 射撃の腕前には自信があった。現行犯なら、確実に捕らえられる自信があった。 が、隙をつかれた朝香が人質にとられ、犯人は錯乱中。上から発砲許可はおり、動きを止めるため発砲。 錯乱しながらもそれに感づいた犯人が咄嗟に朝香を肉壁にした。 血の気が全て引いた感覚がして、けれど気が付けば自分は迷わず再度犯人の足元へ発砲し、動きを止めた瞬間に他の仲間が犯人を確保。 確保を確認して自分は朝香のもとへ駆け寄り、もてる技術すべてを使って止血を施した。 あの子は最期に柔らかく笑っていた。何を思って笑っていたのかは、今となっては分からない。 対して自分は、こんな場面でも犯人確保を確認してからじゃないと部下のもとに駆け寄ることもできない人間なのだと痛感させられた。 「刑事」という生き物なのだ、自分は。 ・一年前に起きた事故により、自分のことを人殺しだと思っている。 開き直っているわけではなく、罪として背負っている。 部下を犠牲にしてでも犯人確保を優先させた自分が、刑事という仕事をやめていいはずがない。それに、もうこの生き方以外知らない。 どんな立場でどんな状況だったか、なんて関係ないよね。人を殺したことに、変わりはないわけだし。うん、ボクが一番よく知ってる。 周囲からの評判に関しても、気にしていない。周りがどう考えようとそれは個々人の自由である。 ただし、自分の耳に入るタイプの陰口に関しては別。煽り返さないと気が済まない性質のため、大抵の場合言い返す。 陰口じゃなくって正々堂々言ったら？あ、もしかして自分も殺されちゃうかもって怖い？そうかもね。 ◆特徴表 【3-5】銃火器の達人 【3-7】俊敏 ◆基本設定 一人称：ボク 二人称：君・苗字＋クン カラーコード：b11d2c 誕生日：11/1（蠍座） ◆名前の由来 【小熊】モズの天敵であるクマネズミから。 【火煉】「プルガトリウム」から。火による苦しみを受けて罪を浄化する場所。 ◆フレーバー 【3】ベラドンナ・リリー「ありのままの私を見て」「沈黙」 物静かでよく出来た人物。しかしその影では「私を見て」と叫ぶ魂が見え隠れする。とても妖しく、激しい炎は、周りを静かに侵食していく 【45】鬼灯（ほおずき）「私を誘って下さい」「頼りない」「半信半疑」「いつわり」「欺瞞」 導の光は、しかし持ち手がいないと照らせない。貴方は一人じゃ生きられない。他人を頼る卑しい人。 そして光は頼りなく、貴方はなにかを隠しているだろう。他人の目が怖くてしかたない。だから貴方は光るのだ。見られないように光るしかない。 【51】マリーゴールド「悲しみ」「嫉妬」「悪を挫く」「勇者」「可憐な愛情」 貴方の勇気は悪を討つ。貴方の力は光りを集める。 だけど忘れないで、勇敢と無謀、生と死が隣り合わせなように、貴方の希望は容易く絶望にまみれるかもしれない。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- HO1-正義の代行者 ▼公開情報 　　 あなたは警視庁刑事部捜査第一課に所属する刑事だ。 　　 班を仕切る班長であり連続殺人犯モズを追い続けている。 ▼秘匿情報 　　[1 年前に起きた事故 ] 　拳銃の腕前には自信があった。 　だが、 その傲りが１年前に起きた事件の引き金になってしまった。 当時、 殺人事件の捜査中、犯人確保を優先した HO1 は人質にされた部下を誤って射殺。 　犯人は逮捕できたが、部下は殉職。 彼の拳銃も紛失してしまった。 以降、 その出来事を忘れようと酒に溺れ時々意識を失ってしまう。 　　[ 交友関係 ] 　HO2 の配属前は桃下冬香と 1 年間バディを組んでいた。彼女は頼れる元相棒であり同じ正義を志すよき理解者だ。 　同じく 1 年前から仕事を共にする監察医の佐々羅透李とは、共に様々な事件を解決まで導き互いの仕事を認め合っている。 ▼推奨技能 　〈射撃 ( 拳銃 )〉 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 2023/11/05【プルガトリウムの夜】エンドC：両生還 2024/01/15【Call the Name of Your Fate】エンドA「Call the Name of Your Fate」両生還

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