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「初めまして。わたくし、彼らの主治医の時任悠と申します。」 「普段と口調にギャップがありすぎる？……人間誰しもそんな感じじゃないか？」 ☆職業：精神科医 【医学】【化学】【心理学】【精神分析】【生物学】【説得】【薬学】【ほかの言語（英語）】 ※pt不足のため上記技能全てに振り分けていない。 ○概要 時任病院の精神科医であり次期医院長。院名から察せられる通り、代々医療に携わる家系であり、現院長は父である。 患者に寄り添い口調を変えるのは特筆することではないが、それ以外でも、勤務中とそうでない時、対知人と対そうでない人間で明確に口調が変化する。これは、彼が日頃相手にしている患者が患者であり、引きずられないよう区切りをつけ自身をコントロールするため。彼なりの処世術である。 なお、久遠律とは大学時代の同級生。今でも交流がある。 ○性格 一人称は「わたくし」または「俺」。二人称は可変。 義務感で医師を志したきらいはあるが、基本的には人を助けたいと思っている。治療のためなら使えるものはなんでも使う『柔軟』なタイプ（なんでも『やる』のではなく、なんでも『使う』である）。 人を癒す能力は友人の方が優れていると考えており、努力でどうにかなる部分ではないため、素直に羨ましいと思っている。 「俺なんかより、律の方が精神科医に向いてるよ。…本当、アイツが精神科医になれば良かったのにな。」 こんなことを言ってはいるものの、特に悲観しているわけではない。人間は万能ではないという考えのもと、自身に足りない部分は他人で補えば良いと思っている節がある。 「人の手を借りるというのは思っているよりも難しい。相手を信用する必要があるからな。人の手が素直に借りられる人間でありたいと思ってるよ。」 なお、治療に左程差し支えない事であれば「面白い」「興味深い」と傍観に徹し他人任せにする悪癖がある。 ○時任病院 各種内科、外科、精神科等が揃う古くから続く特定機能病院。 昨今は心身ともに弱った患者、珍しい症例の患者が多い。（訳：神話事象被害者が多い。） 時々友人に相談を持ち掛けたりする。 「プライバシー？はて、患者の回復に必要な『治療』の一環なんだが…患者に治ってほしくないのか？」 ※こんな疑わしい表現をしていますが、助力を仰ぐ際はきちんと協力要請しています。 ○容姿 ぱっと見ただの物腰柔らかな精神科医。だが、口調のギャップのせいか、それとも見る人によっては何か含みがありそうに見える（その実大体特に何も含んでいない）せいか、「仕事モードが胡散臭い」「何か裏があるのでは…」と評されることもあったりなかったり。 ポーカーフェイスなイメージを持たれがちだが、常に温和に微笑む律とは違い、意外と感情が表に出る表情豊かなタイプ。裏表がありそうでない。結局ただの物腰柔らかな精神科医。 ○趣味・特技 「写経。精神統一の一環だよ。…字を綺麗に書きたいっていうのが始めたきっかけだが。」 「…結局字は綺麗になったのか？お蔭様でな。」 始める前よりはマシな字を書けるようになったものの、一般的なレベルで見ると……。 ○嫌いなもの 「うーん……強いてあげるなら、治療の邪魔をするもの、だな。」 ○神話事象について 症状の原因を究明し治療に役立てるため、患者が話すような不可思議な事案には積極的に首を突っ込むと思われる。 「ほう、それは興味深い……良いですね。わたくしも同行しましょう。」 ○能力・技能補足 なんでも卒なくこなせるが極端に秀でたものはないタイプ。 【医学】【化学】【心理学】【精神分析】【説得】【薬学】【応急手当】 医者、もとい精神科医として必要な能力。 【目星】 患者の異変にいち早く気づく。 【図書館】 治療の参考になりそうな文献を見つけ読み解く。 【写経】 趣味・特技の通り。 ○同PLの他PCからの所感（知人等のみ） 律 「ゆうさんは、患者思いで知的好奇心旺盛な良いお医者さんだと思うよ……彼の神さまは、どうやら刺激的な日々を求めているようだけれど……」 「…え？…うん。確かに、知人は多くても、僕に友人と呼べる人は少ないからね……。ゆうさん、これからも友人としてよろしくね」 冷泉 「思わせぶりだけどその実大体何もない。……え、その態度無自覚なの？マ？？？？そんなわけないよね？？」 「深読みするタイプだと苦労するだろうな……相手が。」 ○Memo ・神楽、冷泉の主治医。律に相談した人。 ・ロストではないが低SANとなってしまったり、不定の狂気を抱えてしまったPCの押し付け、もとい療養先。今まで律に間接的に押し付けていたが、律自身は別に精神科医じゃないので人数が多くなる前に明確化しておこうかなと。ついでに表には診せられなそうな人もこっそり診てくれる。要するにPL的便利スポット&キャラ。 ○幕間 依頼相手との電話を切り、息を吐きながら笑顔を剥がす。 相手が疲弊していると理解しながら、やめなさいと制止しないのは中々褒められた行為じゃないのでは。律辺りが聞いたらそう言……うタイプじゃないか、アイツは。人を否定するようなタマじゃないな。はは。 何も悪戯に患者を増やそうだなんて思っていない。ただ単純に、この奇病の症状が興味深かった。具体的には、今後の治療に役立つ情報があるかもしれないから調べてもらいたいだけ。自身に不足があれば頼れるものは頼るし、使えるものは遠慮なく使う。 相手だって自立した大人だ。拒否権があることくらい理解した上で調査続行の判断をした。 最終的にどうするかは当人が決めること。 貴方はこういう状態だからこうあるべき、こうでないとおかしいなんて考えこそがおかしい。 人間が相手の全てを理解できるだなんてあり得ない。 精神科医だから。人の心に詳しいから。 そんな驕りで自身の目を曇らせる気はさらさらない。 「…まあ、こういうところが向いてないんだろうな。俺は。」 所謂『思いやり』が足りてない自覚はあるが、これも俺の性分でな。 まあ良いじゃないか、一人くらいこんな精神科医がいても。この性分を治す気は残念ながら微塵もない。 万能な人間なんていないのさ。だからこそ、補い合う知性があるのだろう？ 「休憩終了だな。…さて。」 治療を再開いたしましょうか。 俺で…わたくしで、補って差し上げたい方々が、この場所には大勢いらっしゃるのですから。

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