タグ： 鰯と柊

俺の愛でみんなを救うお仕事をしている。 無表情でいると怖い顔をしているが、名前を呼ばれると笑顔になる。 信者たちのことは"愛"と呼び親しむ。名前を覚えるのが苦手だからというのは内緒。 普段本当になにも考えておらず、自分と自分の好きな人達が幸せならそれでよいと思っている。 外に出るのが好きで、晴れの日は特に機嫌がよい。頭のレースは天候に関わらずすぐ失くす。 SNSを広く活用していて、色々と拝掌教について情報発信をしている。多分大学のサークルかなんかと勘違いしている。 毎朝おはよう動画を作っては、信者一人ひとりに送り付けている。 特技は速読。いつの間にか身に着けていた。文庫本程度なら数秒で読み終える。 過去のことは振り返らない。今が楽しければそれでいいんだよ。でも急に現実的なこと言う。 ●拝掌教の人たちについて 「真菰」 経理担当として順調に育ってくれて嬉しい。 なんだかんだ自分の頭の足りない部分を支えてもらってるのでありがたい存在。 口調だけはどうにかならないかと思っている。とても信頼されてる感じがするので嬉しい。 「鬼灯」 最近出会ったばかりなので全然名前を憶えていない。なんかすごくがんばってるひと。 いつも名前を教えてくれるけど意味無いからやめて欲しい。 「きみさん」 なんだかお母さんみたいな人。面倒見がいいのでありがたい。 だいたいこの人が頭のレースを見つけてくれる。 子供たちがいる限りそろそろ自分は不要かなと感じてきている。 「怒々峰」 会話ができないのでなかなか距離感を掴むのが難しい。 まだ愛としては足りないようなのでどうしてやろうかと迷っている。 今は自分が読んだ本周りよりも一等多く分け与えている。 「紫」 元気がいいので一緒に外へ出かけたいと思っている。この子もまだ名前を憶えていない。 真菰とよく喧嘩をしているようだが微笑ましいので特に止めたりしない。 早く幸せになってほしい。 「あこちゃん」 手がかからないとてもいい子。あこちゃんは今日も可愛いなぁ。 真面目なので色々と助かっている。

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