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天築学院高等部の3年生。オカルト部の部長でもある。 何故かこの世の全ての存在は自分のことが好きだと思っており、常に自信満々に他者に「お前は俺のことが好き」と声高に叫ぶ。誰がどう見ても様子がおかしい人である。この学院の生徒はまともな奴がいねえ説を裏付けてしまうかもしれない。 ポジティブで我が強く、行動力の塊。別に目立つ容姿はしていないが、声がデカいせいか存在感が強い。そしてこの属性だけ見ればバカなのに、信じ難いことに成績は上から数えた方が早いという手に負えない人。 両親は学者であるということも無い一般家庭なのだが、二人揃って趣味が読書(ほぼ活字中毒)という家庭に生まれ、活発に外遊びもする一方で、当然のように自宅に作られた書庫にも入り浸って育つ。両親の読む本には特に傾向は無く、絵本から辞書、小説、歴史書、専門書まで幅広いジャンルの蔵書があったため、様々な知識をもりもり蓄えることとなった。 元々頭が良かったようで、絵本を読んでいたと思ったら、別の日には専門書や学術書も平然と読んでおり、内容も大体理解出来ていた。幼少期から特に天文学や物理学に興味を持つようになり、そこから更に派生してオカルト分野にも興味を抱く。無駄に頭のいい奇行少年の誕生である。天体観測及び見えないものを見ようとして、親にねだって買ってもらった望遠鏡を片手に町の裏山に出かけて2日間行方不明になったのを、未だに親戚の間でネタにされる。 極めてポジティブで自己肯定感がバカ高い性格をしているが、これは幼少期より両親に大抵のことを褒められ、可愛がられてきたため、自分に圧倒的な自信を持っているため。小学校に上がり立てで大学レベルの論文を理解していれば「与一は頭がいいのね」と撫でられ、数日山で行方不明になって発見された時も「心配したけど、無事にサバイバルできたのか。凄いぞ」と褒められていればそうなる。両親もちょっと天然かもしれない。この子にしてこの親あり。 「俺は家族に愛されている＝俺は愛される存在＝他の人も勿論俺のことが好き」という図式が成り立っており、相手が何を言って何をしても「まあでもこいつも俺のことが好きだからな……」で気にしない超合金メンタルの持ち主。逆に何かしらの病気ではないのだろうか。 そんな性格なので、誰かに嫌われたり怒られたりすることに微塵も恐怖心が無く(正確には何故か何をしでかしても好かれ続け愛され続ける自信がある)、躊躇いなく何でも行動を起こす。興味の赴くまま、好奇心の疼くまま、周囲を巻き込むことも厭わず事を起こすため、自由な校風の天築学院に進学したのも必然と言えるかもしれない。逆にここ以外に行かせるな。 中学・高校とオカルト部を立ち上げ、部長を務めている。一応年齢を重ねる毎に、自分のあれこれに誰彼構わず巻き込む前に相手の都合を考えられるようになったので、逆に自分の部活に所属する人間は問答無用で付き合わせても良いと判断しており、部員たちにはある意味容赦が無い。そもそも自分のオカルト部に所属しているということは自分のことを飛び抜けて好きなんだと解釈しているため、部活動を「俺のハーレム」とさえ認識している節がある。 学内のそこかしこで見られる忍術やら超常現象やら魔術やらに強い興味を抱いており、仕組みを知りたいし自分でも使ってみたくてソワソワしている。そのため異能力バトル状態の不良たちの抗争によく首を突っ込みたがり、説教をかましに行く顧問にくっついて某番長や某レディースのヘッドに突撃したりしてきた。命知らずか？ 通過シナリオ ・Bye-Bye Summer Days ・31FLOORs(KPレス) 職業ベース：オカルト部部長(シナリオ『Bye-Bye Summer Days』指定オリジナル職業) 職業技能：【物理学】【天文学】【オカルト】【信用】【ナビゲート】【図書館】【目星】【言いくるめ】 特徴表 24【読書家】 あらゆるジャンルの蔵書を持っている。【図書館】に+20%。更に図書館へ出掛けなくても、自宅の書庫で【図書館】ロールが可能になる。 ↓ 間違いなく奇人の類だが、間違いなく才人の類でもあり、幼少期より自宅の書庫で知識を蓄えていた。結果、頭の回るド級の変人が生まれてしまった。 38【信頼の置ける人】 探索者は自分の家族や友人などの仲間を粗末にしたりせず、可能な限り助けようとする人間だ。その評判が今後も続く限り、任意のコミュニケーション系技能3つにそれぞれ+10%。 ↓ 「お前は俺が好き、俺もお前が好き！」のノリで誰彼構わず大抵の人間に手を差し伸べる。身近な人間には特に愛を叫びながら真っ先に駆けつけようとする。

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