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ななからげ こうじ / 午前零時の扉の向こう：PC ◆コンピューター技術者ベース 「俺」「おまえ」「〜さん / (苗字呼び捨て)」 とある中小企業でプログラマーとして働く青年。 社交的で仕事の腕も悪くなく、気の回る人物であり、他者からの第一印象は良い。 しかしパーソナルスペースが広く、踏み込んだ仲になれたことがない。本当に仲のいい友人と呼べる人物はいない。 休みの日に誰かと過ごすこともほとんど無く、一人で過ごす方が気楽だと感じている。 弟がおり、その弟は自分とはちがい優秀で、自分は常に比較されて生きてきた。 人に頼らなくともそつなくこなす弟と、それを称賛する人たち。自分がひどく惨めでみすぼらしいと思った。 弟のことなんて知らない友人もいるのに、常に比較されている気がして、"兄"らしくしっかりしていなければいけないという焦燥感がまとわりついて消えない。 だから昔から、人に頼ることも、弱音を吐くのも苦手だ。抱え込んで自分で自分を責め立てられてている自分の状態が普通ではないとわかるのに、医者にかかる勇気もない。 弟のことは嫌いじゃない。嫌いになってはいけない。優秀で人から愛されている弟を嫌うような人はきっといないからだ。 いい兄でありたいから、仲のいい兄弟でいる。弟はそんな自分を見透かしたような目で見つめてきて、何よりも苦痛だった。 彼といると強い劣等感を感じる。両親はきっと自分のことなんて、弟の比較対象としか思っていないだろう。 叶うなら顔を合わせずに過ごしたいくらいだ。仕事中も、何をしていても、弟と比較されて育ったこれまでの記憶が脳裏にこびりついて離れないのだから、距離を置くことに結局意味などないのだが。 【特徴表】 ◆4-6 寄せ餌 　人間以外に好かれやすい。 　D特徴による追加興味P→20P ◆2-2 影が薄い 　〈忍び歩き〉〈隠れる〉+20 【公開HO】 あなたには優秀ないしみんなから愛されている弟がいる。 あなたは兄であり、兄という存在はいつだって弟よりも優れていなければならない。だから、兄よりも優秀な弟がいてはならないのだ。それなのに弟はいつだってその透き通るような碧い眼であなたを見つめてくる。全てを見透かしているようなその眼で。それは何故か責められているようでいつだってあなたを苛立たせた。 あなたは劣等感からか、はたまた他の理由からか遂には弟を殺した。誰にもバレないように。彼はどんな表情をしていたのだろうか。何かを伝えようとしていたのかもしれない。だが今となってはそれを確かめるすべもない。彼は今、どこかの鬱蒼とした森の奥、土の下で眠っているのだから。 【通過シナリオ】 午前零時の扉の向こう　(七搦 蒼路) 【不定の狂気】 激しい恐怖症⇒青い瞳　2カ月(～2024.1.17) ＃＃＃AF・呪文等＃＃＃ 【アーティファクト】 ◆弟の瞳（ブルーフローライト） あなたを悪意の神格から守ってくれるAF。いちどだけであればどんなSANcでも回避することができる。ただし使った後はただのフローライト（宝石）になる。どんな手段を使っても割れることはない。宝石が割れる時はきっとあなたが死ぬときなのだろう。

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