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大人しく、見た目は図書館とかが似合いそうな女の子。性格は明るく、仲良くなった人にはよく自分から話しかけたりするが、基本的には人の話を聞いてにこにこしてるタイプ。人の悪口などには参加しない。 幼い頃にいじめ(と言っても男の子にからかわれたり、それを見た目女の子にちょっとだけ「遊ばなーい！」とか言われたくらい。その時はきちんと叱ってくれる先生だったのでその子たちも反省してる）を受けて、人と会話するのが怖くなった過去がある。 人と円滑に関係を組みたいということがきっかけで、中学生の頃から心理学に興味を持った。中高はそのおかげで大きなトラブルも無く卒業。決して目立つ存在ではないが、いじめられたりすることもなく、クラスに一人はいる大人しい子、の立ち位置だった。 心理学に出会ったおかげで救われた部分が沢山あると感じていたため、大学は心理学を専攻。成績は優秀だが、あまり目立とうとしないため周囲からは「あの人頭いいよね〜」くらいのレベル。 日神琥珀とは同棲しており、今は2人と猫1匹で暮らしている。猫の名前はきなこもち。 入学式後に琥珀から声をかけられ、驚いたが自分に純粋な興味(心理学的に読み取った)を持ってくれたことの方が嬉しく仲良くなる。 幼い頃に男の子にいじめられてたので、少し男の子と話すのは苦手だったが、琥珀とは気兼ねなく話すことが出来た。琥珀の話を聞くのがいつしか自分の楽しみになり、好きになっている事に気がつく。琥珀も自分に対して好意的な感情を抱いているのはわかっていたが、自分からは言わずに琥珀から告白されるのを待っていた。(万が一琥珀に振られてこの関係性が崩れるのが嫌だったので) 雪乃の思惑通り琥珀から告白してきたときには、心の中で（知ってたけどね！！）と意気揚々としていた。 付き合ってから同棲するまでは多分そんなに長くない。 基本的に料理担当は琥珀。自身はあまり料理が得意ではなく、基本的な作り方や包丁捌きは綺麗だが、どうにも味付けがいまいち。なにか物足りなかったり、不味くはないが美味しくもないといった出来上がりになる。お弁当も琥珀が作ってくれることがあるため、基本的に食の財布は琥珀が握っている。 普段喧嘩はあまりしないし、ちょっとしたことなら折衷案を出したり自分が折れる。喧嘩をして長い時間ギクシャクするほうが嫌。だが、決して譲れない部分に関してだけは、頑なに譲らない頑固者。 2人が飼っているきなこもち(猫)は、ある日自宅アパートの付近に捨てられていた猫。元々動物を飼いたいという気持ちがあり、ペット可のアパートに住んでいた。そんな中、アパート前に捨てられている猫と今晩は大雨と言っていた朝の天気予報。いても立ってもいられず、琥珀に何も聞かずに自身達の部屋に連れ帰って保護した。 「…なにこれ？」 「ねこ」 「いや、猫はわかるんだけど…なんで？」 「捨てられてた。」 「捨てられてた、って…アパートの前に？」 「うん。…ねえ、一先ず1日だけ…！これから雨が降るって言ってるし…」 「…うん、そうだね。ただまだ飼うって大家さんに言ってないし、準備も整ってないから、今日だけだよ。」 「うん！！」 そして、猫沼にはまり、翌日には大家に説明しに行き正式に許可を得て、大慌てで準備を整えてきなこもちを迎えた。 人がいる時は「琥珀くん」、2人っきりの時は「こーくん」と呼んでいる。 誕生日は8/15(誕生花が蓮)、好きな物は猫。好きな食べ物は琥珀が作るカルボナーラ。 以下秘匿に関わる内容につき注意 ある日を境に、感覚が消えた。 音が消えた。匂いが消えた。温度が消えた。味が消えた。 世界が真っ暗になった。 昨日まで聴いていた音楽も、お気に入りのクッションも、飾っていた花も、いつも食べてたチョコレートも、 全部わからなくなった。 1人でいるのは苦手じゃない、けど。 いざ全部奪われると少し寂しい。 大学で、もしかしたら友達が出来るって思ってたけど、それを神様は許してくれなかったみたい。 また1人で、今度は4年間過ごしていくんだ。いつものことだから大丈夫。慣れてる。 そんな時、君の声が聞こえたんだ。 私を、真っ暗な闇から引き上げてくれた。 手を掴んで、引っ張ってくれた。 太陽みたいに明るく笑う君の顔が、気づいたら大好きになった。 君の手を、自分から掴みたくなった。 いつしか君が、私にとっての光になった。 だから、どうか神様。お願いです。 もう少しだけ、この時間を過ごさせて。

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