タグ： 十二星座館殺人事件 HO蟹座

――――――――――――――――― □公開CS ▽台詞 「ニール・K・キャンサー！ ヒーローであり探偵の男だっ！」 「かにぱん要るか？ お腹すいたら大変だからな！」 ▽設定 超一流の名探偵である男性。 自らを「ヒーロー」と称しており、メディアに載る際はそう書くように頼んでいる。 フィクションにしかいない存在を名乗れる程度には、優秀で才能のある人物。 難事件に自ら突っ込んでいき、煙たがられつつも何だかんだ解決しているうちに有名になった。 また普通の依頼も受けており、どんな仕事であれ力を尽くしてくれる。猫探しも全力でやる。 ただし、彼は飛び抜けた天才という訳ではなく、その功績は努力によるところが大きい。 必死に証拠を集め、聞き込みをして回り、泥臭く調査をするからこそ、事件解決にまで漕ぎつけられるのだ。 そのため、他の「超一流の名探偵」のことは尊敬している。 性格としては明るく快活な好青年。 誰にでも好意的に接するタイプで、老若男女問わず人気がある。 他者に施しをするのが好きらしく、困っている人がいたら、依頼でなくとも必ず助ける。もちろん見返りは求めず、助けることそのものに喜びを感じている。 また、日本から輸入した「かにぱん」を大量に持っており、行く先々で分け与えている。 食料不足の地域で事件解決をした時は、子供たちに大層慕われたのだとか。 これは彼にとって大切な思い出になっているようで、最近は好きこのんで紛争地帯などに足を運んでいる。 その影響で、元から高かった身体能力がめきめきと上がり、一通りの戦闘がこなせるようになってしまった。 とはいえ人を傷つける気は微塵もなく、本人としてはあくまで平和主義。 他の探偵とは友誼を築きたいと思っているし、かにぱんを沢山渡す予定である。 ――――――――――――――――― ‪■秘匿CS ▼秘匿台詞 「それこそ自分の血肉をみんな食べてもらってさ、誰かの糧になって死ねたら良いのにな」 ▼秘匿設定 「付き従う」才能を持ち、他者の為に動く瞬間に最も才能が光輝く。 逆に言えば、他者が居なければ生きる意味はなく、自分のために何かをすることが不可能である。 幼い頃の彼は、家族のために生きていた。 いや、使い潰されていたと言った方が正しいかもしれない。 両親は仕事で忙しく、ただ一人の弟はとても体が弱かった。ニールは、そんな家庭の事情をすべて押し付けられていた。 毎日のように夕飯を作り、掃除や洗濯をし、弟が体調を崩せば付きっきりで面倒を見る。 もちろん自分のために使える時間はない。 それが彼にとって当たり前の生き方だった。 不満を覚えていた訳ではない。 勉強をする時間がなくても、地頭が良かったので成績には困らなかった。友達と遊べなくても、明るく優しい性格だったので嫌われることはなかった。 家族のことは愛していたし、弟に感謝されるたびに暖かい気持ちになっていた。 ただ、それでも気の迷いというものはある。 ニールは一度だけ、どうしても友達と遊びに行きたい日があった。 学校帰りに、ほんの少し寄り道をするだけのこと。 毎日毎日頑張っているのだ。一度くらい、自分のために生きてみてもいいだろう――その考えが間違いだった。 家に帰ると、弟が倒れていた。 予期せぬ発作が起こってしまい、誰にも助けてもらえないまま放置されていたようだった。 急いで病院に運んだが、既に手遅れだった。その日のうちに弟は死んでしまった。 どうして助けるべき時に居なかったのか。家族はそう言ってニールを酷く責めた。だが、それはニール自身からしても、最大の疑問だった。 どうして自分なんかのために生きようとしてしまったのか？ 全ての間違いはそこからだ。 ニールは他者のために身を捧げ続けるべきだった。それが出来ないのなら、生きる意味はない。 耳に届く両親の罵声が、何よりもの証明だった。 それからは針のむしろのような家庭で過ごした。 やがて家を出てからは、探偵として身を立てるようになった。 特別憧れがあった訳ではないが、他者の役に立つ仕事を追い求めていたら、いつの間にかそうなっていたのだ。 誰に強制されることもなく、広い世界を見れる今の生活を、ニールはとても気に入っている。 ……とはいえ、過去の傷は癒えていないようだ。彼は時折、死んだ弟の声を聞くことがある。 「お兄ちゃんはいつも僕を助けてくれるね」 「ヒーローみたいで格好良い！」 赤い戦隊服のフィギュアで遊びながら、屈託のない笑顔を向ける姿。 何度も見ていたはずの光景、何度も言われていたはずのその言葉を、自分は裏切ってしまった。 幻聴に苛まれるたび、ニールは罪悪感で死んでしまいたくなる。けれど、 同時に、罪を償う方法はそれしかないとも知っている。 だからこそ、彼は今日も「ヒーロー」と名乗り、事件解決に奔走するのだ。 他者に尽力するために、或いは自分を犠牲にするために。 ――――――――――――――――― □その他 ▽備考 ・職業技能 職業ベース 探偵 +応急手当・隠れる・精神分析：才能が使えるため ・趣味技能 回避・キック・MA：紛争地帯で鍛えられたため ・カラーコード#d3381c ・名前の由来 ニール・Kを逆にすると蟹いる？！になるので ニール→勇者の意味 カイン→旧約聖書に登場する人物 兄弟を殺している ・なんでかにぱん持ってるの？ 弟の好物だったんじゃないかな〜 ▽RP指針 一人称：オレ 二人称：オマエ、キミ(小さい子とか) ・男性口調 ▼優先事項 ①他人を助けること ②他人に施すこと ③他人を笑わせること ――――――――――――――――― ■秘匿HO HO蟹座　ラストネーム「Cancer」 「付き従う」才能を持つ。 あなたは他者の為に動く瞬間に最も才能が光輝く。 他PCに対して行う応急手当、精神分析。敵NPCに対して行う隠れる、戦闘技能、回避。 上記の限定的な状況の技能の補正が+30される。 ただし、他人がいない状況ではあなたは何も動けない。上記の5つの技能に-30の補正が入る。 （例：一人の時の自分への応急手当は10％　他人がいる時の自分への応急手当は30％ 　他人がいる時の他人への応急手当は70％　に変更される。 　これは応急手当初期値の例だ。） ――――――――――――――――― ■後遺症 4-09：暗黒の祖先(D) 邪悪な一族、カルティスト、人肉嗜食者、もしくは超自然のクリーチャーの子孫である。 D100をロールし、結果が大きいほど、より邪悪な存在となる。 73くらいミスターシャイニー 60の興味ポイント 《蜘蛛の糸》 今後PCは右目を介してKPCに繋がる白い糸がうっすらと 見える KPCに対してのみ〈追跡〉技能に+50% 《記憶欠乏》※SANが1以上に戻らなかった場合のみ PCは本編中の記憶を全て欠落する 技能成長やSAN回復はなし、シナリオ開始時点のステー タスに戻す

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