タグ： 櫻木家 花冷えに亡く季節 HO1 11/21生 ロスト

《日記帳》 11月21日生まれ。現在17歳。名前は“綴 出雲”(つづり いずも)。 このサナトリウムにて、現在自分が患っている重い病気を治してもらう為に此処にいる。 基本的に明るい性格で、記憶を保てないと知ってもそこまで悲観しない。 毎日が新しく、毎日が自分にとっての初めて。そうやって胸躍らせる方が自分らしい。…自分らしい？ 自分らしい、とは何か。……ちょっと分からない。 家族も友達も過去も。何もかもを思い出せない、覚えていない自分だけど。でも、悲しくはない。 勿論、思い出せないのは少し嫌だ。きっと、相手にとっては酷く悲しい事だろうから。 でも、だからといってすぐにこの状態が変わるわけでもないし、今は彼女がいる。 黄色い綺麗な花を纏う、綺麗なあの子。忘れない様に名前も書いておこう。 ────────ロア・バンクス。 うん、やっぱり書いても綺麗な名前だ。嗚呼、綺麗だと知っている自分が明日には忘れて初めましてだ。 また綺麗な君を知れると思うと嬉しいなと思うけど、きっと君にとっては苦しい思いをさせてるかも。 …それはちょっと嫌かな。この思いも、思い出と一緒に無くなるんだろうけど。 さて、僕自身の事は此処に書いてあることが全て。正直、生活に支障が無いだけでその他の事は忘れてしまってる。 嗚呼早く、18歳になって治したいな。そうすればきっと、ロアの事だって忘れないで、覚えてあげれるのに。 「私…えっと、私ね、名前が……………そう、“綴 出雲”！そう書いてあるよ」 「すぐ忘れちゃうみたいなんだけど……アタシ全然覚えて無くって。えへへ…、あっでもでも！毎日が新しく思えるのっていいよね！」 「えっとえっと、昨日はね…綺麗な花があったんだって！黄色い花、って書いてあるけど……もしかして、」 「君のその、綺麗な花かな？ね、その花ってなんて言う花なの？」 「ボク、僕の名前は……………………えっと、これに書いてあるっけ。あ、あった。“綴 出雲”…かぁ」 「毎日が新しくて、毎日が1日目！…って、オレは良いけどさ。貴方にとってはどうなのかな？やっぱ嫌？」 「あー…でも、そうだなぁ。折角沢山仲良くなったのに、全部忘れちゃうのは勿体無いなぁ」 「でもさ、18歳になったら治せれるんだ！そしたら、きっとアンタの事もちゃんと覚えてられるかも！」 「…そしたらね、うんと楽しい事を君と一緒にするんだ！今も私は楽しいけど、それは“今の”私だけだから」 「全部の“アタシ”が楽しくて、お前の事を覚えてられる………そうなりたいなぁ」 【口調】 一人称:私、アタシ、僕、ボク、俺、オレ(忘れる度に変動) 二人称:～さん、～くん、～ちゃん(忘れる度に変動) 三人称:貴方、君、アンタ、お前(忘れる度に変動) 【チャパレ用】 CCB<=　【】 CCB<=　【SANC】 CCB<=55　【幸運】 CCB<=80　【アイデア】 CCB<=55　【知識】 CCB<=60　【回避】 CCB<=50　【応急手当】 CCB<=20　【隠れる】 CCB<=80　【聞き耳】 CCB<=20　【忍び歩き】 CCB<=20　【写真術】 CCB<=42　【精神分析】 CCB<=80　【図書館】 CCB<=80　【目星】 CCB<=55　【母国語(日本語)】 CCB<=6　【コンピューター】 CCB<=50　【心理学】 CCB<=50　【博物学】 【特徴表】(花冷えでは使用せず) 《勉強家》:貴方は日々学ぶことに精進している。EDU+1。また、EDUによる年齢の下限は適用されない。 《動物に好かれる》:独特の佇まいのお陰か、大抵の動物が懐いてくる。 【誕生花】 《イチョウ》:「荘厳」「長寿」「鎮魂」 《ベルフラワー》:「感謝」「誠実」「楽しいおしゃべり」 《ハゲイトウ》:「不老不死」 【使用モチーフ】 オリジナル 【カラーコード】 #2A5CAA　瑠璃色 【参加シナリオ】 2022/5/22　「花冷えに亡く季節」　END1　(敬称略)KP:ずんだこ　PL:私、ちーちゃん(HO順)　ロスト ────────────────────────以下、秘匿情報故現未閲覧厳禁──────────────────────── HO1 『 記 』 〜症状〜 想い出と呼称される記憶を蝕まれている 〜記憶喪失〜 君は記憶喪失だ。 生活に支障はないが、想い出と呼べるほとんどの記憶を失っている。家族も友人も、過去も覚えていない。 〜性格〜 記憶を失っていても悲観的ではない。記憶がないからこそ世界がこんなにも輝いている、と幸せな日々。 感受性豊かで、美しいものを美しいと思える太陽のような子供だ。 〜病気〜 重い病らしく、治療を受ける事が出来るのは18歳からであり、君はそれまでの間このサナトリウムで過ごすことになるらしい。 〜 備考〜 君はほとんど失われた想い出のなかでぼんやりと覚えている記憶がある。 フラッシュバックするようにたまに思い出せる程度で、 全貌はわからない。

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